親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校(登校拒否)や母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 2008年にブログを開設をし、発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけし、支援を受けた多くの子どもたちが学校へと戻っていきました。   子どもの問題行動予防のための家族療法(家庭教育支援法)についても随時情報公開中!一般社団法人 家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。

2016年11月09日

90点の不登校を目指しますか?

ぶにんです

支援初期の皆さんのご相談を受けていますと・・・

「昼夜逆転をなんとかしたい」

「勉強をまったくしないのでさせたい」

というご不安を耳にします。

確かに学校に行かない・行けない我が子を毎日見ていると、学校に行かないならせめて家の中では規則正しい生活をしてほしい、せめて時間を決めて勉強をしてほしいと願う親心は理解できます。

しかし、私たちの復学支援においては、昼夜逆転を戻したり、勉強の遅れを取り戻すサポートは不登校段階では基本的にしません。基本的にですよ。不登校の対応はケースバイケースですのでそこはご理解ください。


というのも、昼夜逆転も勉強対応も不登校を乗り越えて毎日学校へ行けるようになれば自然とする必要がなくなるからです。ですので、そこの対応に注力するのではなく、この子はどのようにしてあげれば学校へ戻れるのか、どのように対応をしていけば登校の意志を明確に持てるのかを一番に考えるのです。

実際にペアレンツキャンプの支援を受けて不登校を乗り越えた子どもたちはたくさんいます。中学生であれば、そのほとんどが学校に戻る1週間くらい前までは昼夜逆転してますし、勉強の遅れもあります。
しかし、復学の意志を明確に持ち、適切な準備をしてきた子どもたちはちゃんと勇気を出して学校へ戻ります。そして毎日、継続していく意志があるので次の日も朝にはちゃんと起きますし、テスト前には主体的に勉強に取り組みます。このように継続登校の中でリズムを整えて昼夜逆転の是正や、勉強の遅れを取り戻すのです

ここを見誤ると、本末転倒な結果になることが見受けられます。

つまり、「昼夜逆転をしているから学校へ行けない。勉強の遅れがあるから学校へ行けない。だからまずそこを直さないと学校へは行けない」という理屈を第一にしてしまうと、

朝は規則正しく起きてくる。
勉強もそれなりにする。
夜も適切な時間には入眠する。
でも学校は行かない。


という、いわゆる90点の不登校にしてしまうだけということになりかねません

私たちの支援の受けられている親御さんの全てが「10点でも20点でもいいから毎日ちゃんと学校社会で経験を積んでこれる子に」という思いを持たれています。

ですので私の支援では90点の不登校の果てに復学があるのではなく、学校に戻ること自体を第一に考え、そして子どもの心に寄り添いながら支援をしているのです。つまり不登校になってしまってから抱えた課題に目を向けすぎずに、意志の力を育むことに注力することが大事だと私は信じています

昼夜逆転をし、勉強もせずに毎日ゲームばかり。親にも反抗的な30点の不登校を、規則正しい生活をして勉強もする90点の不登校にしたいと考える親御さんを否定するつもりはありません。

しかし、まずは学校に通えることを考えたいという方に関しては、このようにな考えを知っていただいて「不登校の今だからこそする対応をしなくてはならない課題」と「不登校を乗り越えたら自然と解決する課題」をしっかり分けて不登校の子どもたちを支えてやる、時には考えさせてやってほしいと思います。

今日はそんな不登校相談初期の親御さんに向けたお話でした。


ぶにん先生

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