ブログ読者のみなさんこんにちは
まいどん先生です。

暖かくなってきたので、ビールが美味しいです(いつもやろというツッコミは受け付けません)
大阪から奈良に引っ越してからは主人と待ち合わせをして帰宅することが増えました
帰宅後は、たまにビールを飲みながら主人と料理をすることもあり、これが何よりのストレス発散になっています(あ!きちんと休肝日を設けたり、飲む量はセーブしていますよ!)

そして、私がペアレンツキャンプに入社して、5年目に突入しました
本当にあっという間です。
いつまでもフレッシュな新人気分でいたのですが、気が付けば後輩も沢山できました
引っ張っていく立場を自覚しながらも、大阪事務所で会う度、某S先生にいじり倒されて悔しい思いを過ごしています…

さて、今回は久しぶりに家族療法の手法解説をさせて頂きます

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今回の手法解説は、PCM11の項目から…
『悲しいときは悲しい顔でうれしいときはうれしい顔で』について書かせて頂きます。
前編後編に分けてアップしていきますね。

まず、これは何のことかと言いますと、親御さんがお子さんと家庭内で接する際に感情豊かに接しようというものです。
親御さんが感情表現が豊かなご家庭で育ったお子さんは、感情形成の段階において様々な感情を学ぶことが出来ると言われます。
また、相手の表情から、正しく相手の感情を読みとる力も身につきやすいです。

例えば、いつも遊ぶお友達がなんだか元気がなくちょっとそっけなかった時。
(この日はたまたま体調が悪かったとします)

あるお子さんは…
「どうしたんだろう?具合でも悪いのかな?それとも悲しいことがあったのかな?」と相手の気持ちや背景を汲もうとします。

あるお子さんは…
「何なの!せっかく遊んでいるのに感じ悪い!私のことなんてどうせ、嫌いなんでしょ!」と相手の気持ちや背景を汲もうとせずに自分の感情が優先されます。

ここには、親御さんが感情豊かに接しているかどうかで大きく影響されていく部分です。
(もちろん、お子さんの生まれ持っての性格や個性もありますので一概には言えませんが…)

家庭教育支援のご相談では以下のようなご相談を多く頂きます。

「子どもが空気を読めないんです」
「子どもが私が叱ったのに平気な顔をしているんです」
「子どもが感情を出さないんです」…などなど。

これらのご相談を頂いた時に注目する点としては、「親御さんが感情表現をする際にきっちりと嬉しいときには笑顔で、悲しいときには悲しむようにしているか」をポイントとしてみていきます。
親御さんがそれぞれの場面で上記のような感情表現をきっちりと出来ていると、お子さんは親の気持ちを汲むようになります。
また、思いやりのこころを育んだり、しつけの面で良い効果が期待されると言われます。

これは、心理学で言う「強化の原理」「弱化の原理」に基づく考え方です。
強化の原理とは行動することで、何か良いことが起こったり悪いことがなくなったりすると、その行動は繰り返されるという考え方です。
一方、弱化の原理は行動することで、何か悪いことが起こったり良いことがなくなったりすると、その行動は繰り返されなくなるというものです。

つまり、「うれしい顔で」親御さんがお子さんに接した時は強化の原理が働き、「悲しい顔で」親御さんがお子さんに接した時は弱化の原理が働いてお子さんに影響を与えるということです。

文字にすると簡単なんですが、意外とこれって奥が深く難しいものです。

ここのバランスが取れておらず、偏ってしまうと、以下のような発言がお子さんが出てくることもあります。
それは…
「お母さん、私のこと…好き?」

ちょっとドキッとする一言ですよね。
何故このように、子どもはお母さんの気持ちを確かめようとしてくるのでしょうか

次回はこの点についてもう少し深くご説明いたしますね

まいどん先生(山下真理子)

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