ブログ読者の皆さんこんにちは。まいどん先生です。
ようやく、長いようで短かった1年が終わりましたね
家庭教育支援コースを4月から支援を受講された親御さんたちは、お子さんの成長に感動されておりました。
私としては、子ども達の成長と、なにより親御さん方が子育てに自信を持たれて元気になられたことが嬉しいです
さてさて、今回もゲストをお呼びしております
関西ペアレンツキャンプ親の会にご参加頂いた親御さんからは「インターンの方の記事が勉強になりました!」という嬉しいお声もたくさんいただきました
瀬川さんは、素直ですぐに感動してしまうので、このことを本人に伝えたら小躍りしそうな勢いで喜んでいました(笑)
そんな瀬川さんのブログ記事です。どうぞ、お楽しみください
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こんにちは!インターン生の瀬川佑奈です
ブログを書かせて頂けるのは、もう3回目にもなるということで、嬉しい限りです
また、先日は、家庭力アップセミナーと関西ペアレンツキャンプ親の会にも参加させていただきました
セミナーでは、他の先生方の講演を見て、すごく勉強になったのと同時に「かっこいいなぁ」と感動していました
午後に開催された親の会では、緊張しつつも(笑)たくさんの親御さんのお話を聴かせて頂き、とても楽しかったです ありがとうございました
では、今回も、大学での私の専門分野である、心理学についてお話させていただきたいと思います
今回は怒りの心理学についてお話させていただこうと思います
そもそも、人はなぜイライラしてしまうのでしょうか?
それは、防衛機制が働いているからです。
防衛機制とは、精神的安定を保つための無意識的な自我の働きのことです
自分を守る為に、心の中の不安や恐怖、欲望、衝動などを抑え、しずめる働きをしています
これは、19世紀末に精神分析の創始者である、フロイトによって提唱されました
防衛機制には9種類あります
その中でも、怒りと密接に関連する2つを抜粋して説明させていただきます
1つめは、置き換えです
不安や恐怖を、元々の原因となる人ではなく、代理となる人にぶつけることを指します。
八つ当たりが典型的な例と言えます
このような態度を示す多くの人は、心の底に不安感を抱えていることが多いとされています。
つまり、無意識的に、自分の不安感を認めたくない、あるいは紛らわせるために、怒りや嫌味などの攻撃的な感情に置き換えていると言われています
2つめは、合理化です
自分の正当性を確保するために、自分に起きた良くない結果に対して、何かと理由をつけたり、他のことに責任転嫁をすることを指します。
例えば、仕事を失敗してしまった際に、「こんな難しい課題をやらせる上司が悪い!」「無能な部下が悪い!」というように脳内変換して自分の失敗を認めない、などです。
この合理化については、疲れているときや精神的に余裕のないときには、誰にでも見られるものだとされています。
もしかしたら、「こんな考え方してしまうときあるなぁ…」 という読者様もいらっしゃるのではないでしょうか?
また、不登校や行き渋りのあるお子さんに、どうしてもイライラしてしまうときがあるという親御さんも多いのではないでしょうか?
「学校に行かずに家でずっとゲームして…」「いつまでも小さい子みたいに甘えてばっかり!」などなど…
こういった怒りの感情も、先ほどの防衛機制の観点から考えると、その奥底には「この子はいつ学校に行けるようになるのだろう…」「いつまでこんな状況が続くのだろう…」というような、親御さんの不安な気持ちが隠されていると言えるでしょう。
このように、一度落ち着いて、「自らの怒りの根源は何だろう?」と考えてみることを、怒りの客観視といいます。
この怒りの客観視は、マインドフルネス認知療法という、心理療法で使われている手法です。
「イライラするなぁ」と感じたときに、怒りから一歩引き、距離を置いて眺めるということを心がけてみてください
たったこれだけで、不思議と気持ちが落ち着き、自然と冷静な行動がとれると言われています
また、他のことに集中するというのも、怒りをしずめるのに効果的とされています
お子さんの姿を見ていて、どうしてもイライラしてしまうときは、一度お子さんから離れてみて、家事や趣味などの別のことに目を向けてみましょう
これは、お子さんに対してだけではなく、普段からどんな人に対しても使える対処法だと思います
逆に、自分に対して理不尽なことで怒ってくる人がいたら、「どうして私が怒られなきゃいけないの」ではなく、「もしかしたらこの人には今何か不安なことがあるのかな?」と、心の中で少し余裕を持って接すれば、こちらとしても気持ちがラクになるかもしれません
「怒り」という感情を正しく理解し、イライラと上手く付き合っていけるようになりたいですね
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
如何でしたでしょうか?
子育て中にイライラする…というのは、あるあるですよね
今回の記事を参考に、ぜひイライラしない子育てを目指しつつも家庭教育を楽しんで実践していただけると幸いです
瀬川佑奈
まいどん先生(山下真理子)
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ようやく、長いようで短かった1年が終わりましたね
家庭教育支援コースを4月から支援を受講された親御さんたちは、お子さんの成長に感動されておりました。
私としては、子ども達の成長と、なにより親御さん方が子育てに自信を持たれて元気になられたことが嬉しいです
さてさて、今回もゲストをお呼びしております
関西ペアレンツキャンプ親の会にご参加頂いた親御さんからは「インターンの方の記事が勉強になりました!」という嬉しいお声もたくさんいただきました
瀬川さんは、素直ですぐに感動してしまうので、このことを本人に伝えたら小躍りしそうな勢いで喜んでいました(笑)
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また、先日は、家庭力アップセミナーと関西ペアレンツキャンプ親の会にも参加させていただきました
セミナーでは、他の先生方の講演を見て、すごく勉強になったのと同時に「かっこいいなぁ」と感動していました
午後に開催された親の会では、緊張しつつも(笑)たくさんの親御さんのお話を聴かせて頂き、とても楽しかったです ありがとうございました
では、今回も、大学での私の専門分野である、心理学についてお話させていただきたいと思います
今回は怒りの心理学についてお話させていただこうと思います
そもそも、人はなぜイライラしてしまうのでしょうか?
それは、防衛機制が働いているからです。
防衛機制とは、精神的安定を保つための無意識的な自我の働きのことです
自分を守る為に、心の中の不安や恐怖、欲望、衝動などを抑え、しずめる働きをしています
これは、19世紀末に精神分析の創始者である、フロイトによって提唱されました
防衛機制には9種類あります
その中でも、怒りと密接に関連する2つを抜粋して説明させていただきます
1つめは、置き換えです
不安や恐怖を、元々の原因となる人ではなく、代理となる人にぶつけることを指します。
八つ当たりが典型的な例と言えます
このような態度を示す多くの人は、心の底に不安感を抱えていることが多いとされています。
つまり、無意識的に、自分の不安感を認めたくない、あるいは紛らわせるために、怒りや嫌味などの攻撃的な感情に置き換えていると言われています
2つめは、合理化です
自分の正当性を確保するために、自分に起きた良くない結果に対して、何かと理由をつけたり、他のことに責任転嫁をすることを指します。
例えば、仕事を失敗してしまった際に、「こんな難しい課題をやらせる上司が悪い!」「無能な部下が悪い!」というように脳内変換して自分の失敗を認めない、などです。
この合理化については、疲れているときや精神的に余裕のないときには、誰にでも見られるものだとされています。
もしかしたら、「こんな考え方してしまうときあるなぁ…」 という読者様もいらっしゃるのではないでしょうか?
また、不登校や行き渋りのあるお子さんに、どうしてもイライラしてしまうときがあるという親御さんも多いのではないでしょうか?
「学校に行かずに家でずっとゲームして…」「いつまでも小さい子みたいに甘えてばっかり!」などなど…
こういった怒りの感情も、先ほどの防衛機制の観点から考えると、その奥底には「この子はいつ学校に行けるようになるのだろう…」「いつまでこんな状況が続くのだろう…」というような、親御さんの不安な気持ちが隠されていると言えるでしょう。
このように、一度落ち着いて、「自らの怒りの根源は何だろう?」と考えてみることを、怒りの客観視といいます。
この怒りの客観視は、マインドフルネス認知療法という、心理療法で使われている手法です。
「イライラするなぁ」と感じたときに、怒りから一歩引き、距離を置いて眺めるということを心がけてみてください
たったこれだけで、不思議と気持ちが落ち着き、自然と冷静な行動がとれると言われています
また、他のことに集中するというのも、怒りをしずめるのに効果的とされています
お子さんの姿を見ていて、どうしてもイライラしてしまうときは、一度お子さんから離れてみて、家事や趣味などの別のことに目を向けてみましょう
これは、お子さんに対してだけではなく、普段からどんな人に対しても使える対処法だと思います
逆に、自分に対して理不尽なことで怒ってくる人がいたら、「どうして私が怒られなきゃいけないの」ではなく、「もしかしたらこの人には今何か不安なことがあるのかな?」と、心の中で少し余裕を持って接すれば、こちらとしても気持ちがラクになるかもしれません
「怒り」という感情を正しく理解し、イライラと上手く付き合っていけるようになりたいですね
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如何でしたでしょうか?
子育て中にイライラする…というのは、あるあるですよね
今回の記事を参考に、ぜひイライラしない子育てを目指しつつも家庭教育を楽しんで実践していただけると幸いです
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