前回の続きです

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10月に入った頃にいよいよダイレクトアプローチを行いました。

このケースでは中学生という年齢と彼の性格を分析したときに訪問カウンセラーを先に導入する形はとらず、登校刺激によりまず登校の意思を確認してから訪問カウンセラーを導入して具体的なサポートをしていく形をとりました。

訪問カウンセリングに入る前の分析では、親御さんや学校の先生相手にも反発することもある子ということと、支援前から見られる問題行動があったということも踏まえ、パニックになり私たちカウンセラーにも反発をみせるか、あるいは脱走してしまうことが懸念されました。
ですので、最大の警戒心を持ってお家に入ることとなりました。

私たちが入った時、彼はリビングのソファーでくつろいでいました。
私たちをみると彼は私たちの予想通りその場から立ち去ろうとしました。
ですがそこは親御さんとわたしとで連係をとり、なんとかその場で話ができる状態まで持っていきました。

話し始めると態度がいいとは言えませんが今の彼の状況について私が質問をしていくと少しずつ話をし始めてくれました。

彼は私にこう語ってくれました。

「学校に行っても楽しくない。
でも、学校は行かなくちゃならないことはわかっている。
だから、行こうとはしているけど朝になると起きれなくて遅刻で行こうとまでは思えないから休んでしまう。
かといって学校を休んでいても楽しくなかった。」

ということを口調はたどたどしかったですが話してくれました。


この内容だけ聞けば、ただ単に学校が楽しくなくて学校をサボっているように見えてしまうかも知れませんね。

彼の場合は不登校になる前と、不登校になった後に起こしていた問題行動の部分を踏まえてこの発言をしています。
不登校の前後の様子を振り返りながら見たときに、彼なりに自分で何とかしようとしてもうまくいかず、学校に行っていても行かなくても楽しくない、そんな状況に陥ってしまい、苦悩を抱えていたということを私は感じました。

これを踏まえて私からは…

「そうか。どっちににしても楽しくなかったのか。
それは辛かったと思う。
でも、このまま休み続けていても楽しくない生活が続くよね。
おそらくなんの変化もなく、日々が過ぎ、自分の進路や将来のことを前向きに考え始めたころには選択肢が狭まってしまっている可能性が高い。
学校に行けばもしかしたらその選択肢は増えるかもしれない。
そう考えたら同じ楽しくない生活でも選択肢が多くなるようにしておくほうが良くないか?
君は学校に行かなくちゃならないことはわかっている子なわけだしね。」


ということを伝えていきました。

すると、彼は泣いて言葉に詰まりながらこう答えてくれました。

「それはわかっているけど、どうしたらいいかわからない


ここまで話を聴き、彼が本当は学校に行きたいと思っていることを確認できました。


ですので、訪問カウンセラーを導入していくことに決めました。
訪問カウンセラーを導入した後は訪問カウンセラーと彼はしっかり話し合いができました。

彼は学校にいけない理由として具体的に何が不安というよりもただ漠然とした不安があるようでした。

その部分を訪問カウンセラーが、彼に次の日から学校に行くとしたら何が気になるかということを朝起きるところから学校が終わるまでを時系列に沿って考えさせ、一つ一つどういう準備が必要になってくるのかを提示していきながら一緒に考えていきました。

そうすることで、彼の中で学校に行くということを現実的に捉えることができたようでした。

一つ一つ彼の中で考えさせることで漠然としていた不安が時系列に沿って考えさせることで具体的にこういうところが不安になっていたのかという気付きになったようです。
その具体的な不安を一つ一つ取り除いてあげるために準備の期間を約一か月ほど取ることになりました。

学校の話は上記のように訪問カウンセラーと二人三脚で準備をしていくことを決めることができましたが、彼の場合は前回の記事に書きましたように家庭内で起こしてしまった問題行動のところを彼と話し合う必要がありました。


…続きはまた次回!

どんきー(佐藤博)

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