ブログ読者のみなさんこんにちは
今回はまいどん先生がブログ記事を書かせて頂きますのでよろしくお願い致します


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家庭教育支援コースにて様々なご家庭の相談をお伺いしている時に、幼稚園や小学校低学年のお子さんが居るご家庭では以下のご相談をよく頂きます。

それは…

「子どもが癇癪を起こします。その時にどう対処すればいいのでしょうか」

という内容です。


まず、癇癪はなぜ起こるのかという点ですが、一般的には以下のような点が挙げられます。

癇癪とは、子どもが環境や成長に伴っておこす表現法の1つ
少しのことでとても怒る事や起こりやすい事を指す
自分の人間性を表現する際に起こる状態が癇癪という形で発生する

癇癪を起こすお子さんの性格傾向や背景としては、一般的には以下のようなケースが挙げられます。

子どもの感受性が強すぎる
子どもあるいは親の気が短すぎる
子どもが行動的過ぎる(口よりも暴れるなどの行動に移りやすい)
両親で子どもの扱いが一致していない(夫婦間で対応が違うと子どもは混乱します)

癇癪は、2〜4歳くらいのお子さんに多く見られ、5歳を過ぎたあたりから減っていきます。
しかし、小学校低学年のお子さんのケースでも、「うちの子、癇癪を起してしまうんです」といったご相談も頂きます。
ですが、お子さんの状況や性格傾向などを紐解いていくと、「わがまま」からきていることが小学生のケースでは多く見受けられます。

わがままは周囲が迷惑したり困ることを、ある程度承知の上で言ったり行うものであり、多くのケースでは、お子さんが「こうやって荒れたらお母さんは怯む」ということを理解していることが多く見られます
それにあえて乗らないようにしたり、しっかりとしつけの意味を持ってお父さんが叱るなどの対応をすれば、癇癪に似た荒れ方や、わがままは少なくなっていきがちです。
(もちろん、個々のケースにより求められる対応はそれぞれですので、ケースバイケースです)

また、癇癪を起してしまうお子さんをもつ親御さんは、「癇癪=病気?」「子育てを間違った?」とパニックになることもあります。
しかし、ご安心ください。

癇癪は、実は自立の第一歩なのです。

癇癪を起こした際に、叩く、物をなげるといった行動を取ってしまうお子さんは少なくありません。
しかし…

叩く=お母さんの注目を求める時
物をなげる=上手に気持ちを表現できない時

…というのが殆んどであったりもします。

つまり、まだ言語表現が上手に出来ない時に、自分の思いを親に伝えたいからこそ癇癪という形で表現をしてしまうということです。

そういった自立的な反抗を、まずは喜んであげましょう
その上で大切なことは、いきなり怒らないということです。
そして、可能なのであれば「なぜ癇癪を起してしまったのか」「どうしたら上手くやれるのか」等を一緒に考えてやったり、判断させたり、納得させていきましょう。

欲望への抑制力は、小さいときから日常生活の中での我慢を通して身に付けていくものです。
しつけとは罰を与えるということではなく自分の感情や衝動を上手にコントロールする仕方を教えることです

「なぜ、まだ出来ないの」と、思い通りにならない子どもを見て頭を抱え悩むより、「まあ、いずれ出来るようになるでしょう」くらいの大らかな気持ちを持ってあげることが大切です。

また、責めるのではなく、共感がポイントです。
「くやしかったんだね」などと、しっかりと子どもの気持ちを理解することを意識してみましょう。
自分の気持ちが伝わった、わかってもらえたと実感できるかどうかというのも、癇癪が早くにおさまるポイントでもあります

今回のブログのまとめとポイントです

癇癪とわがままの違いを理解すること
癇癪は自立の第一歩と捉えること
日常生活の中で我慢や自分の感情や衝動を上手にコントロールする仕方を教えること


このブログの内容が、皆さんのお役に立てれば幸いです

まいどん先生(山下真理子)

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