皆さんおはようございます。先日に引き続きのぶにん先生です。
しかし、今日の大阪は春のような気温でした。日向にある温度計を見るとなんと15度。こんな暖かいバレンタインデー直前というのはあまり記憶にありません。
さてさて、先日ご紹介した朝日新聞の記事をご紹介しました。支援を受けられた皆さんであればご理解いただけると思いますが、行間にはいろいろな思いがあるわけです。実際は90分ほどのインタビューでしたので、なかなかあの文字数には私の思いや知見は入りきらないのが現状です。
今日は、記事に反映されなかった点の一つの項目を取り上げてお話をしたいと思います。
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私は不登校の小中学生の不登校支援をしておりますが、その中で親御さんや教育有識者の方からこんな質問を頂くことがあります。
「不登校は病気なの?」
不登校は四半世紀前では「怠学」と「家庭の事情」。つまり怠けによるものか親の仕事の都合や愛情の不足という認識が一般的でした。
しかし近年では、不登校の解釈には「いじめなどの環境要因」や「発達障がい」、「起立性の病気」という判断も主流となっています。時代が変われば子どもを取り巻く外的要因と内的要因は変わります。
さて、そのようなご質問を頂いた際には私はこのようにお答えします。
学校へ行けないレベルの病気のケースもあれば、頑張って不安を乗り越えて学校に通わないと回復していかないケースがある。
発達障がいのケースはその子の特性に合わせた環境作りが大切。しかし、発達障がいの判定自体があいまいで近年はグレーゾーンの幅が大きくなりすぎているので、グレーゾーンのケースでは学校へ通い続けることで状況が回復していくケースもある。
いじめのケースは不登校で緊急避難をさせながら心の回復とクラス環境の改善が必要
ここが大事なところなのですが、不登校という状態には様々な要因があり、ひとくくりにはできないということです。
ですので不登校の支援機関に求められるのは「不登校はこう解決する!」というひな形的な対応をするのではなく、個々のケースによって「子どもにとってどのような方向性で対応を組み立てるのが良いのか」という観点で支援をすることが大切だと私は感じています。
積極的に働きかけて復学を目指すことが大局的に見た時、子どもにとって幸せなのか、フリースクール等でその子に適した環境を拵えてやることがいいのか、病気と判断されたが、病気のために学校から離れるのか、それとも、だからこそ学校へ戻してやらないと回復していかないのかを慎重に判断することが大切なのです。
実際に発達障がいのグレーゾーンだと言われた子が、当センターの私たちの家庭教育支援や訪問カウンセリングを通じて復学をしている事実もあります。
そのような事実からも不登校は投薬などで治療するものではないケースもあります。
というか、不登校の初期症状では投薬などの医療行為はほとんど不要なように感じるくらいです。(一概には言えないですよ)
家庭の中でわがまま放題だった子に対して「親の愛情不足だから見守ってやりましょう」と言われたケースでも、私たちの支援を受け、愛情不足ではなく、社会規範を家庭で実践していく中で自立の課題を親子で乗り越えて子どもがニコニコと学校へ通うケースもあります。
過保護や過干渉のケースの時にさらに家で親が甘えさせたらそれこそ学校(社会)とのギャップが大きくなりすぎて学校どころではなくなってしまうケースもたくさん見てまいりました。
特に小学生の不登校のケースでは病気や愛情不足などの判断を公的機関などでされた場合、親が納得がいかなければいろいろな専門機関でセカンドオピニオンを受けてみることをお勧めします。
日々、私のもとに全国から不登校や五月雨登校、保健室登校や母子登校でお悩みの親御さんからご相談のメールやお電話があります
子どもの人生にとって学校はすべてではありません。
しかし、子どもたちからすれば「学校」が自分の人生で占めるウエイトは大きく、今後の人生にも大きな影響を与えることもあります。不登校は病気なんだ!と言い切ってしまうことには私は疑問を感じます。本当に不登校のケースはいろいろなケースがあってそのケースに合わせた解決法があると思うのです。
私は不登校復学支援と家庭教育支援の専門家として、個々のケースを分析しながら、子どもたちにとって何がベターか、そして親御さんの思いを受け止めながら支援をしています。
ぶにん先生(水野達朗)
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しかし、今日の大阪は春のような気温でした。日向にある温度計を見るとなんと15度。こんな暖かいバレンタインデー直前というのはあまり記憶にありません。
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私は不登校の小中学生の不登校支援をしておりますが、その中で親御さんや教育有識者の方からこんな質問を頂くことがあります。
「不登校は病気なの?」
不登校は四半世紀前では「怠学」と「家庭の事情」。つまり怠けによるものか親の仕事の都合や愛情の不足という認識が一般的でした。
しかし近年では、不登校の解釈には「いじめなどの環境要因」や「発達障がい」、「起立性の病気」という判断も主流となっています。時代が変われば子どもを取り巻く外的要因と内的要因は変わります。
さて、そのようなご質問を頂いた際には私はこのようにお答えします。



ここが大事なところなのですが、不登校という状態には様々な要因があり、ひとくくりにはできないということです。
ですので不登校の支援機関に求められるのは「不登校はこう解決する!」というひな形的な対応をするのではなく、個々のケースによって「子どもにとってどのような方向性で対応を組み立てるのが良いのか」という観点で支援をすることが大切だと私は感じています。
積極的に働きかけて復学を目指すことが大局的に見た時、子どもにとって幸せなのか、フリースクール等でその子に適した環境を拵えてやることがいいのか、病気と判断されたが、病気のために学校から離れるのか、それとも、だからこそ学校へ戻してやらないと回復していかないのかを慎重に判断することが大切なのです。
実際に発達障がいのグレーゾーンだと言われた子が、当センターの私たちの家庭教育支援や訪問カウンセリングを通じて復学をしている事実もあります。
そのような事実からも不登校は投薬などで治療するものではないケースもあります。
というか、不登校の初期症状では投薬などの医療行為はほとんど不要なように感じるくらいです。(一概には言えないですよ)
家庭の中でわがまま放題だった子に対して「親の愛情不足だから見守ってやりましょう」と言われたケースでも、私たちの支援を受け、愛情不足ではなく、社会規範を家庭で実践していく中で自立の課題を親子で乗り越えて子どもがニコニコと学校へ通うケースもあります。
過保護や過干渉のケースの時にさらに家で親が甘えさせたらそれこそ学校(社会)とのギャップが大きくなりすぎて学校どころではなくなってしまうケースもたくさん見てまいりました。
特に小学生の不登校のケースでは病気や愛情不足などの判断を公的機関などでされた場合、親が納得がいかなければいろいろな専門機関でセカンドオピニオンを受けてみることをお勧めします。
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子どもの人生にとって学校はすべてではありません。
しかし、子どもたちからすれば「学校」が自分の人生で占めるウエイトは大きく、今後の人生にも大きな影響を与えることもあります。不登校は病気なんだ!と言い切ってしまうことには私は疑問を感じます。本当に不登校のケースはいろいろなケースがあってそのケースに合わせた解決法があると思うのです。
私は不登校復学支援と家庭教育支援の専門家として、個々のケースを分析しながら、子どもたちにとって何がベターか、そして親御さんの思いを受け止めながら支援をしています。


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