スージー先生です前回の続きです。

確かに、幼いお子さんを育てている親御さんにとってご自身の時間を作るのはなかなか難しいことだと思います。

ですが、小学生以上のお子さんをお持ちの親御さんはどうでしょう？
お子さんが学校に行っている間の時間帯をどのようにお使いでしょうか？

お子さんがいない時間の方が家事が捗るからなどという理由で、家事を頑張ってしてはいないでしょうか？

上記のような親御さんは、お子さんが学校から帰ってくる時間になると一通りの家事は終わっていますので、その後の時間の大半をお子さんの為にと考えておられる親御さんが多いのです。
そのような親御さんは、学校から帰ってきた我が子の行動をじっくり見る事ができますので、いい意味でも悪い意味でも様々な事が目についてしまいます。
そうなれば、親の過干渉・過保護対応のオンパレードになってしまう可能性が高くなります

前回サムライ先生が朝に親から過保護過干渉な声かけをしてしまうと「学校に行かない！」に繋がりやすいという記事をアップしていただきました。
朝特に子どもの行動を見すぎてしまいイライラしてしまう親御さんは、わざと朝に家事をこなしてしまうという方も多いです。

もちろん、お仕事をされている方は全く当てはまらないのか？
といった疑問が生まれてくるかと思いますが、これは一般的に多いとされているご家庭のケースということで読んでいただければと思います。


当センターにご相談を頂く多くの親御さんも、この状態に当てはまると思われるケースが多く見受けられます。

子どもに対して過干渉・過保護対応にある親御さんの多くは、子ども中心に生活され、いつでもどこでも子どものことを優先してしまいます。
これは、親として当たり前の考えでもあると思いますが、子どもも成長しています。
小学生にもなれば、社会との繋がりができ、そろそろ親から自立していくことを考えなければいけません。

そんな時に、いつまでも親が子ども優先・中心の生活を送っていれば、子どもは自立することができません


ですので、私はそういった親御さんに対して
「どうかご自身の時間を作って、リフレッシュしてください」
「ご自身にご褒美の時間をあげてください」
などと伝えます。

読書をするのも良し、恋愛ドラマでイケメン俳優に胸キュンするのも良し、美味しいケーキを買って優雅なティータイムを過ごすのも良し・・・

挙げればきりがありませんが、せっかくの1人でお家にいる時間を少しぐらい自分の為に使ってもバチは当たらないと思いますよ

こういったリフレッシュできる時間があるというのは、子育てをする上でもとても重要な時間になります。

親御さんがいつもイライラしていれば子どもにもそのイライラが伝わってしまい、何も良いことがありません。

ご自身の気持ちの安定のためにも、小学校以上のお子さんを育てておられる親御さんはご自身の時間というのを今一度考えてみても良いのかもしれませんよ


それでは皆さん、ご自身の時間も大切にして、子育て生活を楽しいものに変えていきましょう


スージー先生（鈴木博美）

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