ぶにん先生です。

先日は大阪で私の出版記念講演会をさせていただきまして、多くの親御さんたちにお集まりいただきました。皆さんのお顔を見ながらとても楽しくお話をさせていただきました。ご参加いただいた皆さんありがとうございました

出版記念講演会は名古屋と東京でも予定しております。
名古屋は年内に。東京は年明けに開催予定です。
なかでも東京開催は講演会と言うよりかは「出版記念パーティ」のカタチで大阪と名古屋の「出版記念講演会」とは色の違う形で企画しております。著名な方もゲストで呼ぶかも。立食スタイルでね。

また支援中の親御さん、親の会の皆さん、そしてブログ読者の皆さんにも決まり次第、発信させていただこうかと思っています


話は変わりますが・・・

ウチの子どもたちも5歳と2歳になりなかなか家庭教育の楽しさと大変さを日々感じさせてくれています
時の流れは早いです。ついこの前に生まれて、ついこの前に幼稚園に入園した感じですが、もういっちょまえなことものたまっております。

上の娘は繊細で協調性がありお父さん大好き。
下の娘は奔放で我が強くてお父さんに人見知りしちゃう。

各々の性格に合わせた「お父さんの立場」で嫁さんのカウンセリングもしながら家にいるときは父業に励んでいる今日この頃です。

このブログを始めたときは私はまだ新婚の頃だったかと思います。

継続は力なり。。。の言葉通り、このブログで情報発信をし続ける間に娘もすくすく成長し、上の娘は春から小学生です。小学生となると私の家庭教育の専門領域・・・主観が入りすぎてブレた対応をしてしまいそうにもなりますが、そこは親として日々悩みながら子どもの自立をめざして楽しんでいければと思っております。


せっかくなので、今日はそんな幼稚園児と小学生の家庭教育のお話を。


幼稚園児と小学生の境界線というものを私は家庭教育支援の中で意識的に捉えてアドバイスをします

これまでにも書きましたが、家庭以外の教育が保育的なものから教育的なものに変わるこの頃、家庭教育も子どもたちの個性や自立度に合わせて親が意識的に対応法を変えていくことが大切なことだと思います。

精神的な年齢という意味以外で、身体的にもこの頃は子どもたちに変化が生まれます。代表的なものでいえば歯の生え変わりなどが挙げられます。人間の体は新陳代謝によって日々、細胞が死滅と再生を繰り返します。でも歯だけは永久歯が生えたら二度と生えてはきません。このような特殊な肉体の変化が見え始めるのもちょうど、幼稚園児と小学生の境目で起こることなのです

精神的、肉体的にも変化が見え始めるちょうどこの頃、環境的に子どもたちは幼稚園や保育園から小学校へと進学していきます。本来は親も子も新しいランドセルや名札を用意しながらニコニコと桜を眺める時期なのですが、中にはそうはいかない家庭があります。つまり新小学1年生の学校への不適応が起こるケースです。


自分で出来る事は自分でする。 (幼稚園児なりに)
相手の気持ちを推しはかる。   (幼稚園児なりに)
規律を理解する。          (幼稚園児なりに)


上記のようなことがこの頃までに理解できていない子、経験してきていない子は、なかなか親離れが出来ずに、母子依存が強くなり、1年生の春に行き渋りをしたり、母子登校になったり、不登校になったり・・・という事例が見受けられます。
このような能力を培うためにはいかに家庭教育において親が子どもに「伝えてきたか」「経験させてきたか」が重要なポイントになるのです。

そのような経験が子どもたちに少ないと、新しい環境で新しい先生や友達との人間関係を築いていくことも難しいですし、小学校では当たり前のことである宿題や給食などに対しても「怖い・・・」と感じてしまうかもしれません。
未知なるものに対して「興味をもつ」のではなく「恐怖を覚えてしまう」子どもたちがこの時期の学校不適応を起こす子の特徴ともいえるかもしれません

そのような場合は、家庭の中で親が我が子に合った「自立を促す家庭教育」をしていくことが大切です。


かわいい年頃なので、ついつい親は「淋しい思いをさせたくないからいつも近くに寄り添う」とか「かわいそうだから物を与える」とか「恥ずかしい思いをさせたくないから先回りしてアドバイスをする」などしがちです。

でも、本当に大切なのはこの境界線の時期までに淋しさを抱きしめる経験をさせてほしいですし、物を我慢する経験もさせて欲しいですし、恥ずかしい思いも何度かさせて欲しいと思っています。
身も心も美しくする家庭教育。これにはテクニックの部分、マインドの部分、そして日本古来から脈々と受け継がれてきた文化としての要素があります。私たちの家庭教育支援ではそのようなことを個々のケースにあわせた具体的なアドバイスという形でさせて頂いています。

我が家の家庭教育でも5歳の娘と2歳の娘それぞれに「自分たちでできることはさせる」「失敗をたくさんさせる」「母性と父性を分けて対応をする」ということを意識して対応をしています。
春からの小学校生活をより楽しめる子にしてやりたいという親心があります

今日はそんな幼稚園児と小学生の境界線の家庭教育のお話でした。


ぶにん先生(水野達朗)


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