長時間勉強が出来ないお子さんを持つ親の捉え方① : 親の学校！ぶにん先生のカウンセリングルーム

親の学校！ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校や母子登校などの解決を目指して！ぶにん先生のカウンセリングルームは家庭教育支援センターペアレンツキャンプのカウンセラーが運営する「親が学べば子は伸びる！親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。経験豊富な復学支援カウンセラーや家庭教育アドバイザーが綴る今日から役立つ理論や最新の子育て論など情報満載です。親子の笑顔のために日々情報発信をしています。

ブログ読者の皆さんこんにちは

まいどん先生こと山下です

夏休みに入り、子どもたちはそれぞれのんびりと夏休みを満喫しているのではないでしょうか

毎週月曜日と水曜日に設けている電話カウンセリングも、学校がある時と比べるとお電話を頂く頻度が低くなっております。

夏休みは子どもがずっと家にいる分お電話が難しいと仰る親御さんは多いです。
無理にお電話いただく必要はありませんが、親子の接する時間が増える分、過干渉や過保護の対応にならないよう心掛けて頂きたいと感じております。

夏休みでしか出来ないことはたくさんありますので、ぜひこの機会に家族で出かけたりして思い出をたくさん作ってくださいね！

さて、今回のブログ記事では、長時間勉強が出来ないお子さんを持つ親の捉え方について書かせていただこうかと思います。

よく、「この子はもう落ち着きがなくて、勉強部屋に入ったと思うと30分もするとするリビングに出てきてしまうんですよ。まったく落ち着きがないんだから…」という親御さんのお話をお伺いします。

そこで、そういったお子さんをよく見てみるとそういうお子さんに限って社会などの暗記物の点数は上がっていたりします。

また、「よく勉強部屋にいて、勉強していると思っているんですけど、要領が悪いのか、成績があまり伸びない」と言われるお子さんもいます。
このお子さんの場合では、暗記物の点数が悪く、数学などの暗記以外の要素が多い科目の点数が上がっていることがあります。

…不思議ですよね。

勉強時間に関して、休み時間を入れずに集中して長い勉強をする方法と、ある程度の時間ごとに休み時間を入れながら勉強する方法があります。

前者を「集中学習」と言い、後者を「分散学習」と言います。

このどちらかがより効果的であるかの研究がいろいろと行われてきています。
一般的には、分散学習の方が学習に有効あであるとされています。
しかし、休憩ばかりでは勉強が進まなくて困ったことになります。

それでは、どの程度の休憩がもっとも能率的なのでしょうか？

ここのところをご理解いただくと、「ちっとも勉強しない子どもを見てイライラする！なんでウチの子はこんななの？！」ともやもやイライラしなくて済むかもしれません