こんにちは

ご無沙汰しております

どんきー先生こと家庭教育カウンセラーの佐藤博です


もう2015年になりましたね。遅ればせながら

あけましておめでとうございます




昨年1年間で私の支援では新しく12件のご家族が復学を果たすことができました
1年で12件というと少なく感じる方もいらっしゃると思いますが、私たちの支援では復学を果たすことがゴールではなく、その先の継続登校を果たしていき私の支援がなくてもうまく家庭が機能していけるようになることが支援のゴールだと考えています。
ですので一件一軒丁寧に支援させて頂いているためこの件数ぐらいが上限となってきます。
この12件のうちすでに卒業されている方が2件ありますが、現在もみなさん支援の中で継続登校奮闘中です
今年も一緒にがんばっていきましょう

さて、今年に入り、早速、復学を果たされた方がいらっしゃいます。
今回はその方のケースについてお話させて頂こうと思います。



『小学3年生 女子』
幼稚園から行き渋りがあり、小学1年生から母子登校、その後母子登校、母子別室登校、五月雨登校を経て不登校に


まず、初期の分析から見る子どもの性格傾向の問題点と問題行動としては

・思い通りにいかないと癇癪を起こす(不登校になってから酷くなってしまった問題)

・その癇癪を起した時に親に対して暴力をふるう。また「死にたい!」と叫ぶ。

・失敗することを極端に嫌がる

・極端に怖がる(自分が叱られているわけではなく他人が叱られているのを見て先生が怖いなど)

・いやなことから逃げがち

・母親への依存心が強い(すぐに「どうしたらいい?」と自分で考える前に母親に聞きに来る)

・雷が怖い


家庭内対応の問題点としては

・子と同レベルな言い合いが多く母親の立場を作れていない

・親が子の事で心配性過ぎて先回り発言が多く子の経験を奪いがちになっている

・命令、指示、提案が多く子ども自身に考えさせる経験をさせていない

・父親の立場が明確になっていない

といった問題点が見られました。



以上の事から、まずは家庭内での親御さんの対応面を変えていく事から支援をスタートしていきました。

私たちの支援では週三回の電話カウンセリングと家庭ノートのやり取りを中心に支援を展開していきます。
その中で私からのアドバイスとしては

・子が感情的になって話をしてきたときに親が同じように感情的になっていたところをやめて悲しそうな態度を見せて離れるようにする

・子に失敗する経験をさせていくために先回り発言をやめる。そして、なぜ失敗したかを子に考えさせる

・子どもが常識的にしてはいけないこと(親を叩く、蹴るなどの暴力が出た時など)をした時に父親がしっかり叱っていきその行動を止めていく事

というアドバイスをしていきました。



このアドバイス通りに家庭内で対応をしてもらっていく事で支援開始時にあった子の問題行動については支援開始から約2ヶ月ほどでおさまっていきました。

しかし、ここまで家庭内対応を積み重ねていってもなかなか復学するというところまではいきませんでした。
というのも、学校を休んでいる期間が長くなってしまった分、学校を休んでいるからこそ起きた問題が出てきてしまっていました。

例えば、

・学校の勉強がわからくなっている

・クラスメイトにどう思われているかが気になる

・登校路が遠いため歩いていけるかが不安

などの学校をお休みしてしまっているからこそ起きた問題が出ていることがわかりました。



この問題を解決していくにはなかなか家庭内では難しいという事と親御さんの求めもあり、これは直接カウンセラーが家庭に入り直接サポートしてやった方がいいだろうと判断しダイレクトアプローチの予定を組んでいきました。支援を始めてから約3ヶ月が経った頃でした。



彼女のケースではイライラ(癇癪)した時に暴力をしてしまう傾向にあったため、私たちがお家にうかがった際にパニックになり逃げたり、暴れたりという行動にでてしまうかもしれないという懸念がありました。

しかし、彼女はいい意味で期待を裏切ってくれ暴れたりはすることはなく私の話を最初は落ち着いて聞いてくれました。

まず、学校をお休みしている理由としては

・学校にいる間に雷がなったりするととても怖い

・お友達にどう思われているかが気になる

・先生が怖い

と事前に親御さんから聞いていた内容とだいたい一致していました。



そこまで話をしていった時に彼女からは
「私、がんばってるもん!」という話がでてきました。

確かに通信教育のチャレンジを頑張ったり、家のルールをしっかり守ったりと家庭内で出来ることは彼女なりにしていました。しかし、現実は登校できていなかった。彼女はそこで満足してしまっているように見えました。

ですので、私からは

「頑張っているのはわかったよ。でも、それをずっとがんばってきていても学校をお休みしてしまっているよね。このままずっとお休みしていていいの?」

と聞いていきました。正直この質問は彼女にとって厳しい質問だったと思います。ですが、あえて質問していきました。

そうすると彼女は

「学校には行きたい!」

とはっきりした声で返答が返ってきました。

それを受けて私からは

「君のがんばりはわかったし、学校にも行きたいんだね。それは分かった。でも、今学校に行けていないという事は君のやり方がもしかしたら良くなくて学校に行けていないのかもしれない。それであれば、学校に行くためにお手伝いをしてくれるお姉さんたちがいるからそのお姉さんたちのやり方を聞いてみるかい?」

と彼女のがんばりを認めた上でやり方を教えてくれる訪問カウンセラーにつなげていくように話をしていきました。

すると、彼女もやはりそのがんばりが報われないことに苦しんでいたようで

「聞いてみる!」

という返答がありました。




そこからは、女性の訪問カウンセラーにつないでいき、彼女と復学に向けてのスケジュールを組んでいって貰いました




続きはまた次回





どんきー(佐藤 博)







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