こんにちは!ぶにん先生です
秋に入ってから、支援に講演会に全国を飛び回る日々が続いています。先日は沖縄まで講演会でいっておりました。ツイッターでアップしたのは大阪から那覇に向かう飛行機の中で撮影した雲海と夕日です。きれいでしょう
最近は涼しくはなってきましたが日によっては夏の残り香を感じる陽射しもありますね。皆さん体調管理には気を付けましょうね。
さて、今日は家庭教育のお話を。
家庭教育支援をしていて感じるのは、子どものこころと親のこころがすれ違う場面があるということ。
例えば、子どもがやらなくてはいけない宿題をしない・・・というありがちな場面を考えてみましょう。
【親のこころ】
・やらなくてはならないことを忘れているの?
・やらなくちゃいけないのはわかってるはずなのになぜしないの?
・前もってやったほうが楽じゃないの?
などなど。こんな親の思考があって、そこから以下のような対応に繋がるんじゃないかと思います。
宿題は終わったの!?
ゲームばかりするんじゃないわよ!
なんで宿題を先にしないの!?
いい加減にしなさい!
お隣のひろし君は帰宅後にすぐしてるのになぜアンタはしないの!
このような親のこころがあり、そこから子どもに対する干渉に繋がっているような場面を支援ではよく見受けられます。それが親子共に笑顔につながるようなケースであればいいのですが、多くの事例では上記の流れにのってしまうと親も鬼の形相になるし、子どもは子どもで「ウザい」と感じて反発をしてしまいます。
ではここで子どものこころを考えてみましょう。
【子どものこころ】
・今日はゲームを優先して多少寝るのが遅くなってもいいからゲームを先にしよう。
・宿題めんどくさいなぁ。今はやりたくないなぁ。
・そろそろお母さんが口出ししてくるんじゃないかなぁ。
・明日の宿題は朝学校に早く行ってやろうと思うから今晩はやらない。
子どもの目線に立って考えると、このようなことを考えている可能性が高いです。実際に私も家庭に介入して子どもたちとお話をすると上記のような声は聴きます。やらなくちゃいけないとは思っているけど面倒くささが勝っちゃうなんていうことは大人でもありますよね。
親のこころと子どものこころがうまく噛み合っている時は受け取り側の子どもとしては納得感があり、時に親からのアドバイスに対して感謝の思いを持って「教えてくれてありがとう!」という声を聴こえるかもしれません。
しかしながら、上記のようなすれ違いがあると、親は子どもの教育上、しつけ上、子どもに良かれと思って伝えます。しかし子どもは子どもなりの考えがあり反発します。
このメカニズムを理解していると、ベターな親の対応が見えてきます。
そう。子どものこころに寄り添うという事
子どものこころに寄り添うというのは、親は子どもの考えていることがわからないなりに推察しようと努力する事。そのように考えると、子どもの行動に対して否定的な言い回しではなく、PCMの考え方をうまく活用できるようになるのではないかと思います。
なぜやらないの!と責めているだけではお互い分かり合えないですし、せっかく出会った親子なのに悲しい消耗戦を繰り広げてしまいます。どうせならお互い気持ちよく居たいはず。
これは対人コミュニケーション全般に言える事でもあります。
価値観の違う人、行動規範の違う人、生まれ持ってのバックボーンが違う人、文化的な壁が大きい人、人はそれぞれ多様性があり、それぞれの人が存在して社会を形成しています。
その時に自分のこころをそのままガンガンぶつかるよりかは、相手の言動の背景がわからないなら、推察しようとすることが大切です。そこにPCMのテクニックとマインドが効果があるのではないかと考えています。
なぜあなたの子どもは何度言っても手洗いうがいをしないのでしょうか?
なぜあなたの子どもは何度言っても宿題をしないのでしょうか?
なぜあなたの子どもは学校へ行かないのでしょうか?
なぜあなたの子どもはあなたのことを信頼していないのでしょうか?
まずは子どものこころをわからないなりに推察するところからはじめましょう。
なぜなら子どもは親のこころではなく、子どものこころを持っているのだから。
ぶにん先生
(代表理事 水野達朗)
よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを
)
↓

秋に入ってから、支援に講演会に全国を飛び回る日々が続いています。先日は沖縄まで講演会でいっておりました。ツイッターでアップしたのは大阪から那覇に向かう飛行機の中で撮影した雲海と夕日です。きれいでしょう

最近は涼しくはなってきましたが日によっては夏の残り香を感じる陽射しもありますね。皆さん体調管理には気を付けましょうね。
さて、今日は家庭教育のお話を。
家庭教育支援をしていて感じるのは、子どものこころと親のこころがすれ違う場面があるということ。
例えば、子どもがやらなくてはいけない宿題をしない・・・というありがちな場面を考えてみましょう。
【親のこころ】
・やらなくてはならないことを忘れているの?
・やらなくちゃいけないのはわかってるはずなのになぜしないの?
・前もってやったほうが楽じゃないの?
などなど。こんな親の思考があって、そこから以下のような対応に繋がるんじゃないかと思います。





このような親のこころがあり、そこから子どもに対する干渉に繋がっているような場面を支援ではよく見受けられます。それが親子共に笑顔につながるようなケースであればいいのですが、多くの事例では上記の流れにのってしまうと親も鬼の形相になるし、子どもは子どもで「ウザい」と感じて反発をしてしまいます。
ではここで子どものこころを考えてみましょう。
【子どものこころ】
・今日はゲームを優先して多少寝るのが遅くなってもいいからゲームを先にしよう。
・宿題めんどくさいなぁ。今はやりたくないなぁ。
・そろそろお母さんが口出ししてくるんじゃないかなぁ。
・明日の宿題は朝学校に早く行ってやろうと思うから今晩はやらない。
子どもの目線に立って考えると、このようなことを考えている可能性が高いです。実際に私も家庭に介入して子どもたちとお話をすると上記のような声は聴きます。やらなくちゃいけないとは思っているけど面倒くささが勝っちゃうなんていうことは大人でもありますよね。
親のこころと子どものこころがうまく噛み合っている時は受け取り側の子どもとしては納得感があり、時に親からのアドバイスに対して感謝の思いを持って「教えてくれてありがとう!」という声を聴こえるかもしれません。
しかしながら、上記のようなすれ違いがあると、親は子どもの教育上、しつけ上、子どもに良かれと思って伝えます。しかし子どもは子どもなりの考えがあり反発します。
このメカニズムを理解していると、ベターな親の対応が見えてきます。
そう。子どものこころに寄り添うという事

子どものこころに寄り添うというのは、親は子どもの考えていることがわからないなりに推察しようと努力する事。そのように考えると、子どもの行動に対して否定的な言い回しではなく、PCMの考え方をうまく活用できるようになるのではないかと思います。
なぜやらないの!と責めているだけではお互い分かり合えないですし、せっかく出会った親子なのに悲しい消耗戦を繰り広げてしまいます。どうせならお互い気持ちよく居たいはず。
これは対人コミュニケーション全般に言える事でもあります。
価値観の違う人、行動規範の違う人、生まれ持ってのバックボーンが違う人、文化的な壁が大きい人、人はそれぞれ多様性があり、それぞれの人が存在して社会を形成しています。
その時に自分のこころをそのままガンガンぶつかるよりかは、相手の言動の背景がわからないなら、推察しようとすることが大切です。そこにPCMのテクニックとマインドが効果があるのではないかと考えています。
なぜあなたの子どもは何度言っても手洗いうがいをしないのでしょうか?
なぜあなたの子どもは何度言っても宿題をしないのでしょうか?
なぜあなたの子どもは学校へ行かないのでしょうか?
なぜあなたの子どもはあなたのことを信頼していないのでしょうか?
まずは子どものこころをわからないなりに推察するところからはじめましょう。
なぜなら子どもは親のこころではなく、子どものこころを持っているのだから。
ぶにん先生

よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを

↓