こんにちは
ご無沙汰しております
どんきー先生こと家庭教育カウンセラーの佐藤です
暑くなってきました。子どもたちは体育がプール授業になったり、短縮授業なったりと夏休みに向けてラストスパートと言ったところでしょうか。
私の方はというとこの一学期中に復学を目指すお子さんや継続登校のサポート対応で先週まであちこち飛び回っておりました
この一学期中に復学を果たされた方は、私の担当している方で5名いらっしゃいました
関西地方の小学生の男の子、同じく関西地方の男の子、関東地方の中学生の男の子、同じく関東地方の中学生の男の子、東海地方の男の子。
カウンセラーが寄り添って復学した子、家庭内のみの対応で復学した子、とケースは多岐にわたり、その都度その家庭に合ったその子に合った対応を組み、復学に導くことができました
みんなよく頑張ったねおめでとうございます
これからは継続登校のステージに入っていきます。
継続登校に入れば、次は学校に通う事で起きる問題が発生します。
その発生した問題に対して、親御さんは慌てずに子の言う事に耳を傾け、カウンセラーは全力でサポートしていきます。一緒に頑張っていきましょう
さて、今回はその一学期中に復学を果たしたケースから不登校復学事例を紹介したいと思います。
【中学2年生 男子】
中学1年生の1月から完全不登校
彼は不登校になった後、10日ほど自分の部屋に誰も入らせない、また部屋から出てこないという状況が続きました。
この状態を見ていた親御さんはさぞつらかったことと思います。
また、彼は不登校になったことで、問題行動が加速してしまったケースでした。不登校はただ単に学校へ行かないだけの現象ではないというお話は当センターの支援をご存知の方はよくわかるお話だと思います。
・部屋にポットを持ち込み、家にあるすべてのインスタント食品も持ち込み籠城。
・トイレで排尿をせず、庭に排尿をしていた様子。
・父親から注意をされ、それに反発し、大騒ぎの末、警察に通報することになり警察官が介入。
・テレビのリモコンを壊す。
・2階のベランダから住宅街にロケット花火を打ち上げた。
・ごみを隣の家の屋根に捨てる。
・ごみを隣の家の屋根に捨てるのはやめたが、ごみを隣の家との隙間に捨てごみ袋大1枚分の量になる。
・その中にチューハイの缶も含まれており、お酒を飲んでいたことも発覚。
という問題行動が学校を休み始めてから出てきてしまっていました。
そうしたことから、まずはこの問題行動を抑えつつ、彼を落ち着かせていく事から支援は始まりました。
それまでの家庭内での親御さんの対応としては、過干渉、管理型の対応、またお家の中での不足不満を彼にそのままぶつけてしまっていた対応をされていました。
そうすることで彼がその過干渉や親の管理、不足不満をぶつけられることに対して反発をし、上記の問題行動まで発展してしまっていると判断しました。
ですので、まずは親御さんに家庭教育を学んでいただき、彼に対してこちらからは刺激を与えずに、子どもの方からの発信を待って、それを「聴こう」とする姿勢を身に付けて頂くようにアドバイスをさせて頂きました。
そうすることで、彼はお家の中で落ち着きを取り戻し、上記のような問題行動は少しずつおさまってきました。
学校に向けても「行かなきゃなぁ・・・」と親御さんに言ってくるようになりました。
ただ、彼はお休みが長くなってしまっていたため、学校の状況がわからなくなっており、一人で復学する事は難しくなっていました。
ですので、このタイミングで私たちは訪問カウンセリングに向かう判断をしました。
彼は上記のような問題行動があったこともあり、初回の訪問カウンセリングでは反発が予想されました。
しかし、彼は予想を良い意味で裏切り、しっかり私の話を聴いてくれました。
彼は学校についてこう話していました。
・勉強が付いていけずに嫌になった。
・親の期待が大きすぎる。
・友達が自分のことをどう思っているのかが気になる。
と学校に行けなくなって起こった問題について彼は話してくれました。
その話を聞いた上で、私は学校についてどうしていきたいのかを聴いていきました。
そうすると、彼は「学校に行かなくちゃならないことは分かっている。
でも、「不安なことがあってどうしてもいけない。どうしたらいいかわからない」と訴えてくれました。
そこで、私は彼を支える役割の訪問カウンセラーを導入していき、彼の不安な点を聴いてあげながら、具体的にどうしていく事で学校に戻る上での不安がなくなるかを彼と話し合っていただきました。
話し合っていくことで、彼は「これなら戻れるかも」と不安がなくなったようで、彼は約1ヶ月の準備期間を取り、学校に戻る事を決めました。
学校については彼は上記のように学校に戻る事を決めましたが、家庭内での彼の問題行動については親御さんのお気持ちを考えるとやはり反省させるべき点が多く、上記のような問題行動をとってしまった訳を私は彼から慎重に話を聴いていきました。
話を聴くと彼はこの問題行動をとってしまった事について1つ1つ話をしてくれました。
ここでは細かい事までは書きませんが、彼なりの理由があり上記のような問題行動になってしまったようでした。
しかし、理由があるにせよ、「人としてやってはいけないこと」があるという事を私は彼に話をしました。
すると、彼は涙を目にためながら「やってはいけないことだった」「もうしない」ということを話してくれました。
ただ、この話は家族の問題です。
家族で話し合わなければ根本から解決したとは言えないと判断しました。
続きはまた次回
どんきー先生(佐藤博)
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どんきー先生こと家庭教育カウンセラーの佐藤です
暑くなってきました。子どもたちは体育がプール授業になったり、短縮授業なったりと夏休みに向けてラストスパートと言ったところでしょうか。
私の方はというとこの一学期中に復学を目指すお子さんや継続登校のサポート対応で先週まであちこち飛び回っておりました
この一学期中に復学を果たされた方は、私の担当している方で5名いらっしゃいました
関西地方の小学生の男の子、同じく関西地方の男の子、関東地方の中学生の男の子、同じく関東地方の中学生の男の子、東海地方の男の子。
カウンセラーが寄り添って復学した子、家庭内のみの対応で復学した子、とケースは多岐にわたり、その都度その家庭に合ったその子に合った対応を組み、復学に導くことができました
みんなよく頑張ったねおめでとうございます
これからは継続登校のステージに入っていきます。
継続登校に入れば、次は学校に通う事で起きる問題が発生します。
その発生した問題に対して、親御さんは慌てずに子の言う事に耳を傾け、カウンセラーは全力でサポートしていきます。一緒に頑張っていきましょう
さて、今回はその一学期中に復学を果たしたケースから不登校復学事例を紹介したいと思います。
【中学2年生 男子】
中学1年生の1月から完全不登校
彼は不登校になった後、10日ほど自分の部屋に誰も入らせない、また部屋から出てこないという状況が続きました。
この状態を見ていた親御さんはさぞつらかったことと思います。
また、彼は不登校になったことで、問題行動が加速してしまったケースでした。不登校はただ単に学校へ行かないだけの現象ではないというお話は当センターの支援をご存知の方はよくわかるお話だと思います。
・部屋にポットを持ち込み、家にあるすべてのインスタント食品も持ち込み籠城。
・トイレで排尿をせず、庭に排尿をしていた様子。
・父親から注意をされ、それに反発し、大騒ぎの末、警察に通報することになり警察官が介入。
・テレビのリモコンを壊す。
・2階のベランダから住宅街にロケット花火を打ち上げた。
・ごみを隣の家の屋根に捨てる。
・ごみを隣の家の屋根に捨てるのはやめたが、ごみを隣の家との隙間に捨てごみ袋大1枚分の量になる。
・その中にチューハイの缶も含まれており、お酒を飲んでいたことも発覚。
という問題行動が学校を休み始めてから出てきてしまっていました。
そうしたことから、まずはこの問題行動を抑えつつ、彼を落ち着かせていく事から支援は始まりました。
それまでの家庭内での親御さんの対応としては、過干渉、管理型の対応、またお家の中での不足不満を彼にそのままぶつけてしまっていた対応をされていました。
そうすることで彼がその過干渉や親の管理、不足不満をぶつけられることに対して反発をし、上記の問題行動まで発展してしまっていると判断しました。
ですので、まずは親御さんに家庭教育を学んでいただき、彼に対してこちらからは刺激を与えずに、子どもの方からの発信を待って、それを「聴こう」とする姿勢を身に付けて頂くようにアドバイスをさせて頂きました。
そうすることで、彼はお家の中で落ち着きを取り戻し、上記のような問題行動は少しずつおさまってきました。
学校に向けても「行かなきゃなぁ・・・」と親御さんに言ってくるようになりました。
ただ、彼はお休みが長くなってしまっていたため、学校の状況がわからなくなっており、一人で復学する事は難しくなっていました。
ですので、このタイミングで私たちは訪問カウンセリングに向かう判断をしました。
彼は上記のような問題行動があったこともあり、初回の訪問カウンセリングでは反発が予想されました。
しかし、彼は予想を良い意味で裏切り、しっかり私の話を聴いてくれました。
彼は学校についてこう話していました。
・勉強が付いていけずに嫌になった。
・親の期待が大きすぎる。
・友達が自分のことをどう思っているのかが気になる。
と学校に行けなくなって起こった問題について彼は話してくれました。
その話を聞いた上で、私は学校についてどうしていきたいのかを聴いていきました。
そうすると、彼は「学校に行かなくちゃならないことは分かっている。
でも、「不安なことがあってどうしてもいけない。どうしたらいいかわからない」と訴えてくれました。
そこで、私は彼を支える役割の訪問カウンセラーを導入していき、彼の不安な点を聴いてあげながら、具体的にどうしていく事で学校に戻る上での不安がなくなるかを彼と話し合っていただきました。
話し合っていくことで、彼は「これなら戻れるかも」と不安がなくなったようで、彼は約1ヶ月の準備期間を取り、学校に戻る事を決めました。
学校については彼は上記のように学校に戻る事を決めましたが、家庭内での彼の問題行動については親御さんのお気持ちを考えるとやはり反省させるべき点が多く、上記のような問題行動をとってしまった訳を私は彼から慎重に話を聴いていきました。
話を聴くと彼はこの問題行動をとってしまった事について1つ1つ話をしてくれました。
ここでは細かい事までは書きませんが、彼なりの理由があり上記のような問題行動になってしまったようでした。
しかし、理由があるにせよ、「人としてやってはいけないこと」があるという事を私は彼に話をしました。
すると、彼は涙を目にためながら「やってはいけないことだった」「もうしない」ということを話してくれました。
ただ、この話は家族の問題です。
家族で話し合わなければ根本から解決したとは言えないと判断しました。
続きはまた次回
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