今年も今日から後半戦
暑い日々が続きますが皆さんお元気でしょうか?ぶにんです。


家庭教育支援や不登校復学支援の現場では実に様々な事が起こりま


子どもが思いもよらない行動に出てしまったり、親が思いもよらない行動に出てしまったりと。「想定外!」と自分の読みの甘さを痛感することが年に数回はあります

支援者というのは常に冷静に全体を見て対応を組み立てます。
問題
の本質がどこにあるのか、または目下の落としどころをどこに持っていくのか。その判断で最も重要なのが長期的に見て「子どものため」になるのかどうかという点です。

厳しい表現にはなりますが、この「子どものため」がズレている支援者や親御さんが少なからずいます。
本当にかわいそうなのは叱らないことなんじゃないか?本
当にかわいそうなのはこのまま部屋でひきこもらせることなんじゃないか?本当にかわいそうなのは目先の苦労を避け続けさせることなんじゃないか?

本当のリスクは「何もしない」ことだと思います。何もしないことが最大のリスクになることが家庭教育支援や不登校復学支援の現場ではあります

親にも子どもにも当然、感情があり、頭では分かっていてもついついやってしまうことも支援者は考慮に入れなければなりません。親への否定だけでは救いもなければ赦しもない。
親だって一生懸命がんばっていますから

不登校の復学支援や家庭内暴力や引きこもり対応の部分ではなかなかそうも言ってられない修羅場はありますが、それでも家族療法的なアプローチを組み立てる上では大局を見ていく必要性があります

「綺麗ごと」や「観念論」だけでは問題解決に結びつかずに時間だけが過ぎていくような不登校のケースをたくさんみてきました。

目の前で流れている悲しみの涙をどうすれば喜びの涙に変えることが出来るのか。
よりよい家庭教育を学びたいという親御さんに対し
ていかに明るく前向きな方向性を示すことが出来るのか。
そうする
ことで悩みを抱えて動けなくなった子どもたちが再び自分の意志で自分の足で動き出すことに繋がったり、より自立して社会性を身につけた子どもになることに繋がっていく現場をたくさん見てきました。

子どもたちの人生のストーリーは一通りだけではありません。だからこそいろいろな選択肢を子どもたちがいずれもてるように私は「自立を育む家庭教育」という点を支援の中で強調しています。

家庭教育支援の中では勉強を一切しなかった子が自主的に勉強をし成績が急上昇して自らの望む進路を獲得したり、冷え切った親子関係が親の対応を変えることで信頼関係が結ばれていく場面に毎年出会うことが出来ます。

当センターの支援枠は限られていますが、我が子の自立を伸ばしたいと願う親御さん、子どもの為に家庭教育を学んでいきたい親御さん、一緒に頑張りましょうね


ぶにん先生(代表カウンセラー 水野達朗)


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