12月に突入しました
昨日から全国的に大寒波が・・・私も支援のために中部地方に訪問カウンセリングをしていましたが、待機中に雪が降り出し、近くのコンビニにこもっておりました。

今回は家庭教育アドバイザーと不登校復学訪問カウンセラーをしておりますまいどん先生こと山下がブログ記事を書かせて頂きますのでよろしくお願いいたします。
お酒が大好きな私にとっては、『忘年会』『クリスマス』のイベントで堂々と(?)お酒を楽しめるので何だかウキウキしてしまいます
ただ、飲みすぎるとお仕事の話に対して熱くなり泣いてしまう傾向があると最近判明した為、外ではお酒の量をセーブしていかないといけないと感じています


さて、今回は家庭教育アドバイザーとして様々な親御さんにアドバイスを差し上げる中で、親御さんには是非意識をして頂きたいと感じる事について書かせて頂こうかと思います


それは、ブレない意志の大切さ です。


よく、家庭ノートチェック中や電話カウンセリング時に「ブレない対応を心掛けましょう」とお伝えする事があるのですが、ブレない対応とは一体どのような事をいうのでしょうか


例えば、日頃の会話で下記のような内容のことを話していたとします。

母 「きりこまち!そろそろ塾の時間だよ!毎回遅刻・欠席でお母さん困るわ!早く用意して行きなさい!このままだと辞めさせるよ!

子 「うーん。今日は休む。学校の宿題がわんさかあって終わらないし、塾の宿題もまだだし

母 「そう…学校の宿題あるんだ。じゃあ休むって連絡しておくわね」 


そして後日、このような会話をしたとします。

母 「きりこまち、ここの塾は教え方がうまくていいらしいよ。塾変えたら?

子 「…辞めないし変えない。」

母 「そう…。」


さらに後日、このような会話をしたとします。

母 「ねぇ、ここは個人指導してくれる塾らしいよ。あんた授業についていけてないし、こっちにしたら?」

子 「もう!うるさいな!しつこいよ!…もう今日塾行かないから!


どうでしょうか。親御さんの言っている事には一貫性がないのが分かるかと思います。

その場の思いつきや、周りの意見をそのまま受け取り環境をかえる事を容易に提案すると、子どもはどうなるでしょうか?



混乱してしまいます



上記の例で行くと、お母さんは「このままでは塾を辞めさせる」と言っているにも関わらず、子どもが「学校の宿題やらなきゃ」と言うとつい「そう…」と塾を休む事を了承してしまっています。

また、塾を辞めさせると言っていたにも関わらずに「この塾いいらしい」「塾を変えたら?」と新しい塾を提案して簡単に環境を変えるよう子どもに伝えています。

臨機応変と言えば聞こえはいいですが、このようなケースで何よりも大事なのは・・・

子どもの年相応の自立の為にどのような対応をしていくのが望ましいのかを、対応をする前にじっくり考える事

なのではないかと私は感じています。

例えば、もし親御さんが今後の家庭教育では子どもに『失敗を経験』をさせていきたいのであれば、「あと何回病欠以外で遊びを優先するなどの自己都合で休めば塾をやめさせる」といった対応をするのも良いかも知れません。
それにより、『こんなんだったら我慢して行っておけば良かった…!』と子どもは思うかも知れません。

また、『我慢』を覚えさせていきたいのであれば、話し合いの上でペナルティを設けてもよいかも知れません。

但し、これが受験生となると話は別になっていきますし、その時のご家庭の様子にもよりますので必ずしも上記のような対応をすれば良いとは限りませんので、そこのところはご理解いただければと思います

今回は塾で例えましたが、その他の対応でも同じ事が言えます

親御さんの意志が不安定だと、子どもも同じように意志がグラつき易くなる傾向にあると私は感じています。

反対に、一貫性のあるブレない意志を持ってらっしゃる親御さんのもとで育つ子どもは、安定している傾向にあるとも感じています。

日頃の対応で良くブレてしまう親御さん、一貫性がないと感じてらっしゃる親御さんは、是非普段の会話を振り返ってみて、今後の家庭教育の参考にしていただければ幸いです



   まいどん先生(山下 真理子)



お酒の他に、クリスマスはケーキも食べられますね!
学生の時は1人でケーキをホールごと食べたりしていたくらい、甘いものが大好きです。
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