11月に突入しました
まいどんです。

先月は私も関わらせて頂いていた小学生の女の子が復学を果たしました
カウンセラーと物理的、情緒的にも復学に向けての準備をしっかりしてきたからこそ自分で勝ち取る事が出来た結果なのだと思います

復学日当日、その子が門をくぐり私たちカウンセラーと離れた後気づくと涙が出てしまいました

親御さんからすると、当日は私たちよりも緊張したと思いますし、ずっと待ち望んでいた日であったのだと思います
ご家族で頑張ってこられたからこそ復学が果たせたのだと感じています

これからは、復学から継続登校へとステージが変わりますが、頑張っていって欲しいと感じる今日この頃です



さて、今回は家庭教育アドバイザーとして親御さんと接している時、また不登校復学訪問カウンセラーとしてお子さんと接している時によく聞く親御さんの『イライラしてしまう』気持ちについて私が感じている事を書かせて頂こうかと思います


家庭教育支援コースにて電話カウンセリングをする際・・・

「私は日頃我慢して子どもに対応をしているのに、子どもはなかなか変わらないからイライラする
「何度言っても何度忘れ物をするなどして失敗しても子どもは片づけをしない

という言葉を親御さんから聞く事があります。

不登校復学支援として訪問カウンセリングをしている際、「○○ちゃんは普段話を聞いてくれない。私は普段聞いてあげているのに!」「○○君は授業を真面目に聞かずにいつもおちゃらけている。日直も手伝ってくれない!結果私がやらなきゃいけなくなる!」という言葉をお子さんから聞く事があります。


立場がそれぞれ違うものの、親御さんもお子さんも、イライラしています。

共通点をあげるとすると、どちらも他人の行動に対して怒ってイライラしています。


一体なぜ他人にイライラしてしまうのでしょうか

これは最近読んだ書籍に書かれてあった事なのですが、私の中ではとってもしっくりきた言葉がありました



人は普段自分が我慢している事ををいとも簡単にされたり、自分が普段大事にしている事を雑に扱われたりする事で怒りを感じる
また、日頃なにかあった時に反射的にイラっとしてしまう事もある。
○○を見たらなぜかイライラする(例えば、汚い部屋を見るとイラッとする等)という風に、そういった感情を抱くのは反射的に反応をしているだけな場合がある


という内容でした

確かに、親御さんのお話を伺っていると、親御さんが『部屋を常に綺麗に保つ事を大切にしている』『常に正しい行いを心掛けている』方の場合、部屋の片づけをしなかったり、忘れ物をしても平気なお子さんを見て反応をしているように感じます。

また、お子さんも『人の話に耳を傾けるよう心掛けている』『クラスの輪を乱さず正しい行いをするよう心掛けている』子の場合、人の話を聞かない子や、クラスの輪を乱す子を見て反応をしているように感じます。

では、どうすれば気にならなくなるのかというところなのですが、


見ないのが一番なのではないかと思います。もちろん物事にもよりますけど。


私は親御さんにも、お子さんにも、このようにアドバイスを差し上げる時があります

さらにいうと、個人個人の価値観はそれぞれで色んな意見があって良いとお互いを認めるのが良いのではないかと思っています。


家庭教育支援コースにて支援をさしあげている際に・・・

「うちの子と私は違う。それを認めると凄く気が楽になったし、子の価値観もすんなり受け止められます

とお聞きする事があるのですが、まさにこの感情が大切なのではないかと感じます

というのも、『なんでこの人はこんなんなんだ』という気持ちで居ても、その人の事を理解する気持ちにはなかなかなれないからです


また、この考え方は家庭教育、職場、ママ友、友人、それぞれの場で活かせるのではないかとも思います

イライラは相手に伝染してしまいますし、そうなってしまうと負のスパイラルに陥ってしまいがちです

皆が楽しく仲良く認め合い生活するには、見ざる聞かざる言わざるの心も持っていたほうが良いのかも知れませんね


これからどんどん寒さが増していくかと思いますが、皆様におかれましては体調崩されませんようご自愛ください


   まいどん先生(山下 真理子)


家では寒さ対策で厚着をしていますが、ビジュアル面はあまりよくありません。
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