夏休みに入りました


ぶにんです。皆さん、お元気にお過ごしでしょうか?私はすでに今週だけでかき氷を3個食べました

私たちは予防開発的な家庭教育支援と、不登校からの復学を目指す復学支援を中心に支援をしていますが、夏休みは学校へ行く・行かないの問題がなくなるため、家庭教育支援の方に力を入れています

夏休みは親子のコミュニケーションの時間が長くなるため、親の対応法が我が子を伸ばす方向であればあるほど、一夏で子どもの自立心や社会性は育っていきます。
逆にマズい対応法だと、接する時間が長いだけに子どもにとって良くない影響が出やすく、夏休み明けの9月の登校渋りや夏休み中の非行行為に繋がったりするケースも残念ながら見受けられます。

この夏、親の子も楽しくステップアップできるよう、どのような家庭教育を実践するかにスポットを当てて当センターの家庭教育カウンセラーも家庭教育アドバイザーも支援をしています


さて、そろそろ家族旅行やお盆の帰省の予定など立てられている皆様も少なくないのではないでしょうか。

毎年のとこではありますが、移動中には読書をオススメしています。

お母さん方は家事、育児に追われ、お父さん方は各職場で奮闘されているため、ゆっくりと知識の泉に雫を垂らす作業が出来ないことと思われます。ですのでぜひ移動中に本を読みましょう(運転中はNGですが

親が本を読んでいると、子どもも「何を読んでるの?」と共通の話題もできますし、なによりも親が読書をしている姿勢を子どもが見ることで子ども自身、本を読むことを身近に感じることが出来ます
私自身もお仕事柄、移動が多いのでよく本を読みますが、新たな知識や、気付きをあたえてくれるものとして読書の時間は大切にしています。


「特に読みたい本がないので、先生の読んだ本を教えてくださいよ〜」という毎年この時期に頂くお声にお応えしていくつかピックアップさせて頂きますね。




【家庭教育関連】

丸山敏秋 『美しき日本の家庭教育』     致知出版社
三川俊樹 『ほめて伸ばす!叱って育てる』 東京書籍
水野達朗 『ころんでも立ち上がれる子はあなたが育てる』 牧歌舎


【小説関連】
村上春樹  『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の旅』   文芸春秋
司馬遼太郎 『世に棲む日日』 文春文庫

【エッセイ関連】
大泉洋   『大泉エッセイ 僕が綴った16年』 ダ・ヴィンチブックス

【漫画関係】
中村光    『聖★お兄さん』   モーニングKC
ヤマザキマリ 『テルマエ・ロマエ』 ビームコミックス





家庭教育関連ではこの3冊です。

『美しき日本の家庭教育』に関しては温故知新の家庭教育と、衣食住足りた現代社会においての家庭教育とをどのように考えていくかを対談方式を織り交ぜながら述べられています。

『ほめて伸ばす!叱って育てる』の著者、三川先生とは以前に2人で対談をしたことがありますが、地域の家庭教育支援において様々な手法を実践されているカウンセラーです。物腰柔らかに私の考えにもアドバイスを頂いたご縁があります。子育てのテクニック論の面でも実践的な一冊です。

『ころんでも立ち上がれる子はあなたが育てる』はAmazonの不登校本ランキングで2位までランクインしたこの春出版された実践的な家庭教育本です。こそっとおすすめしておきます


小説関連ではこの2冊を。

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の旅』は言わずも知れた村上春樹の新刊です。ここ最近の村上春樹の小説の中では比較的読みやすく、世界観が現実世界の軸に近いように感じられます。学生時代の「喪失」を大人になった今、巡礼の旅で模索する多崎くんのお話です。

『世に棲む日日』は全4巻です。ペリーの黒船来航から幕末にかけての時代背景で、松下村塾の吉田松陰と、その教え子で幕末の志士の高杉晋作が主人公の歴史小説です。私自身は歴史小説はあまり読まないのですが、久々にヒットしました。土方歳三が主人公の『燃えよ剣』も個人的には好きですが。


エッセイ関連はこの本をぜひ。

TVの水曜どうでしょうでブレイクし、今やドラマに映画に引っ張りだこの北海道タレントの大泉洋のエッセイ集。ちょうど、上でご紹介した村上春樹の新刊と同時期に出版された本ですが、大泉さんのこの本の方が売り上げが上だったとも聞いたことがあります。水曜どうでしょうの裏話や、つまらない乱筆エッセイありのノンストレスで読める一冊です。ちなみにペアレンツキャンプのスタッフの「水曜どうでしょう好き率」が異常に高く、よくどうでしょうトークに花が咲いています。


漫画関連はこの2冊をお勧めします。

『聖★お兄さん』は『セイントお兄さん』と読みます。最高に笑えます!ブッダとキリストが現世に遊びに来てハチャメチャをするギャグ漫画なのですが、結構、キリスト教と仏教の背景に沿ったネタが多いので、そこを知ってるとさらにツボにはまります。9巻まで出ていて、まだ完結はしていません。
『テルマエ・ロマエ』は映画化もされたのでご存知の方も多いかと思います。古代ローマの温泉づくりの職人が現代の日本にワープ(?)して日本の温泉文化を学んで・・・これまたハチャメチャするギャグ漫画です。つい最近完結しました。全6巻です。漫画関連でお勧めしたこの2冊はギャグのテイスト的には似ているところがあるかもしれません


人間は年に関わらず、学び伸びる生き物です。読書が知識の泉を満たし、あらたな世界があなたの目の前に広がるかもしれません

以上、毎年恒例の夏のオススメ読書の記事でした〜



ぶにん先生


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