こんにちは



お久しぶりです
どんきーです



この度は、関東でのペアレンツキャンプ親の会、並びに関西での『「ころんでも立ち上がれる子」はあなたが育てるー不登校小学生が悩む「学校が怖い」「学校へ行きたくない」の正体ー』(水野達朗著)の水野先生の出版記念講演会に多数ご参加いただきありがとうございました
親の会でも講演会でも、現在支援中の親御さんや支援を卒業された親御さん、また他機関の で支援を受けられてる親御さんともお話しさせていただき、私としても有意義な時間を過ごさせていただきました(講演会では私は裏方として動き回っていたので、ゆっくりお話できなかったところもありますが、、、

また、参加いただけなかった方も次回の親の会、講演会でお会いできることを楽しみにしております




ゴールデンウィークが明けましたね。


連休中は子どもたちと一緒にお出かけしたり、田舎に帰ったり、海外へ旅行したり、と様々なことをして楽しく過ごされたお家も多いことと思います。私も以前支援を差し上げていたお子さんが社会人になり、その子と訪問カウンセラーとしてではなく、一社会人の先輩として、久しぶりにご飯行ったり映画行ったりしてゴールデンウィークを楽しく過ごしました



このゴールデンウィーク中はなかなかない長い連休ですから楽しいものですよね。
しかし、このゴールデンウィークが明けた後は、また学校や仕事が始まりますよね。実はこのまた始まる時が子どもたちにとっては体力tと気力を使うところなのです。

大人でもゴールデンウィーク明けの最初の一日がしんどいなぁと思われたことがあると思います。子どもたちも同じように疲れが出やすい時期なんですね。ですので、子どもたちから「しんどいなぁ」とか「学校行きたくないなぁ」などの話を聞く機会が多いのではないでしょうか?

それだけならまだ良いのですが、このゴールデンウィーク明けというのは実はここのお休みをきっかけにそのまま不登校になってしまう子どもたちが残念ながら多い時期でもあるのです。



それはなぜなのか?今回はそのことについてもう少しお話したいと思います。
(※過去に水野先生がこの時期にいつもブログで触れられてますからそちらも参考にしてください)



私たちは多くの不登校のケースをみてきました。
不登校になってしまう原因はケースによって様々ですが、その中でも時期として、不登校が多い時期は大きく分けて3つの時期に分けることができます。その時期とは4月の頭ゴールデンウィーク明け夏休み明けの3つの時期です。

4月の頭と夏休み明けのところはなんとなく想像ができるかと思います。4月の頭は環境がガラッと変わります。それによる環境への不適応を起こしてしまうことがきっかけとしては多いです。夏休み明けはお休みの日数が多いことで緩みやすかったり、宿題が多く出ますから宿題ができていなくて行きにくくなる、ということがきっかけとしては多いようです。



では、ゴールデンウィーク明けに不登校になってしまうきっかけとして一番に挙げられるのは、なんなのか?

それはゴールデンウィークが入る時期自体が一番のきっかけになっています。
というのも、4月は先ほども触れましたが、子どもたちを取り巻く環境は大きく変化します。新学期に入り、クラス替えがあったり、担任の先生が変わってクラスの雰囲気が変わったり、小学校を卒業して中学生になったり、などなど、数え上げればキリがないほどです。この環境の変化は子どもたちにとっては大きな負荷になってきます。
その負荷の中で子どもたちは4月の間、新しい環境に慣れようと必死に頑張ります。例えば、新しいクラスの中で友達を作ることであったり、中学生であれば自分のクラスの中での立ち位置の確保であったり、新しい担任の先生のクラス運営のやり方を覚えたり、と様々なことに気を張って頑張っていかないとなりません。
もちろん、そんなことには意を介さず、問題なく登校する子どもたちもいます。



そんな4月を乗り切ってゴールデンウィークがやってきます。

4月の間は気を張って頑張っていた子どもたちにとっては、ゴールデンウィークはホッと安心できる連休になります。このホッと安心できるというのが、実は気持ちの緩みに繋がってしまうケースが多く見られます。


この気持ちの緩みをゴールデンウィーク明けの登校に向けて立て直せる子どもたちには何の問題もありませんが、立て直せない子どもたちにとっては大きな試練になってきます。


学校に通うことは家にいるよりも少なからずストレスがあります。
また4月の間中頑張ってきた子どもたちにとってはゴールデンウィークの間にその苦労を思い出したりします。その学校に通うことでのストレスや4月の間の苦労を思い出すことで、気持ちが緩んでしまってる子どもたちにとっては試練になってきてしまうわけですね。

その状態で登校日を迎えることで、子どもたちは休む選択肢をとってしまうことがあります。
また<b>「頭痛い」「お腹いたい」</b>などの身体症状にあらわれる子どもたちも少なくありません。



子どもたちとしても最初は
「行かなきゃいけないとわかっているけれども・・・


「しんどいなぁ。一日休んで明日からがんばろう」

という軽い気持ちで休んでしまっているケースが多いようです。勿論、環境適応(新しいクラス、新しい担任などの環境要因が根本にある場合もあります)

そうして、連休明けに休んでしまうことで、一日のつもりが次の日も休んでしまい、また次の日となり、ズルズルと一週間二週間と休みが続いてしまうケースが多く見受けられます。すべてがそういうわけでもなく多くの事例を見てますと一日二日休んで友達に引き上げられたり、自分でふんぎりをつけて復帰を果たすケースもあります。

しかし、一週間二週間と休みが続いてしまうことで、次は休んだことによっての問題点が出てきてしまいます。

勉強はどこをやってるのか、クラスの雰囲気はどう変わってるのか、休んでいたことをクラスのみんなにどう思われているのか、などが問題になってきます。また、休む期間が長くなることによって、「もう僕なんて、、、」と自己肯定感が低くなっていってしまい、ひきこもってしまったり、家庭内で暴れてしまうというケースも少なくありません。



この状態になってしまうと長期の不登校に発展するケースが多く見受けられます。



こうなってしまうと、親御さんが学校に行くように促す対応をしても、なかなか自力では子どもたちは動くことができず、逆に、親御さんに暴力や暴言などでやつあたりをするケースが多く見受けられます。

こういったケースをお聞きしていますと、早期に対応ができていれば、また専門機関に相談されていれば、、、。というケースが多々あるように思います。不登校になってしまってからは、なってしまったことによっての問題が大きくなってしまい、親子ともに大きな傷を抱えてしまいます。




私たちペアレンツキャンプでは、こういった問題を解決する「問題解決支援コース(不登校復学支援)」と、こういった問題を抱える前に予防的な考えを親御さんに学んでいただく「家庭教育支援コース」と二つのコースで支援を展開しています。詳しくは当センターのホームページをご覧ください。

楽しかったはずのゴールデンウィークから不登校になってしまうというのは本当に親にとっても子にとってもつらい状況です。もし、今、そういったつらい状況にある親御さん、お一人で悩まずにまずはご相談くださいね。


                                    

                                           
           どんきー先生(佐藤 博)


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