ブログ読者の皆様こんにちは
前回に引き続き、今回もまいどん先生こと山下がブログ記事を書かせて頂きます

今週は復学支援を担当されている水野先生と佐藤先生は不登校の子どもたちへのアプローチや継続登校のサポートのために月曜日から全国を飛び回っておられます。今朝も水野先生は事務所の朝礼を終えてから、すぐに新大阪に向かわれました。子どもたちの笑顔のためにスタッフ一同、全力で走っています。


さて、私は映画観賞が趣味なので、お休みの日は映画を観て過ごすことがよくあります。

最近は訪問カウンセラーとして現場で接するお子さんが遊戯王をする事が多く勉強中ですので、なかなか映画を観る機会が無くなってはいますが…

遊戯王のカードは家の近所にあるトレーディングカード屋さんで購入することが多いのですが、そこのお店の方がアルバイトを雇わずおひとりで経営されているので、最近そのお店に行くのに凄く勇気が必要になってきています


というのも、小さなお店なので、大人が(しかも女は珍しいようです)一人でデッキを強くするためにどのカードを入れようかとカードを見ていると、凄く浮きます。

毎回支払いの為に遊戯王のカードをレジに持って行く前には、「ふぅ〜」と大きく深呼吸して購入しております
なによりも恥ずかしいのが、そのお店の方があきらかに私の顔を覚えているのに何も仰ってくれないというところです
むしろ、大人の気遣いで気にしないふりをしているようにさえも、見えます

遊戯王のカードはネットでも購入出来るのですが、何故そのお店ばかりに買いに行っているのかと言うと、どこのお店よりも安いんです…構築済みデッキを購入しようとした時は600円も安かったです。

やっぱり同じ買うなら安い方がいいので、どうしても毎回同じお店に通ってしまいます…

なので、訪問カウンセリングをさせて頂き遊戯療法としてお子さんと遊戯王をする際は、心の中で「これは私が毎回ドキドキしながら買いに行っているんだけどな…」と密かに思っていたりもします

訪問カウンセリングをしたお子さんが、楽しそうにしているのを見ると、そんな気持ちもどうでもよくなりますね



話は戻りますが、そんな映画鑑賞が趣味である私が、色々な映画を観てきた中で一番好きだと感じた映画があります。

嗚呼素晴らしき哉、人生!

という映画です。
この映画のテーマは“情けは人の為ならず”なのではと私は思っています。

〇あらすじ〇

自分の夢を追いながらも父親の急死に伴い家業の建築貸付組合を継いで田舎の小さな町で過ごさざるを得なくなっていたジョージは、町一番の富豪である銀行家ポッターの圧力に負けず、真面目に働いていた。
家庭にも恵まれて、事業も好転しつつあったが、そんな彼に不運な出来事が起こる。
そして、クリスマスの晩に自殺を図ろうとした彼に、翼をまだ持っていない二級天使が翼を得るために彼を助ける使命を受け、現れた。
天使は「生まれて来なければよかった」と言う彼のため、特別に彼が生まれて来なかった場合の世の中を見せる。そして彼がいかに素晴らしい人生を送ってきたかを理解させようとする。




…というような映画です。
かなり昔の映画なのであり得ないところも多くありますが、とても心が温かくなる映画でした。

情けは人の為ならずとは、人に情けをかけるのはその人の為になるばかりでなく、やがてはめぐりめぐって自分に返ってくる。
人には親切にせよという教えですね


皆さんは、周りの人を大切にされていますか?

PCMを知る前、子どもについつい不足不満を言わなかったですか?

自分の子どもが通う学校の先生には、感謝していますか?

自分の発言を時々、振り返ってみていますか?


人間なので、完璧ではありませんし時には出会った人にイライラしてしまう事も仕方がないことだと思います。


ですが、例えば人に感謝が出来ず、不足不満ばかり言い、人を批判し、人を傷つけてしまう親に対して、果たして子どもは尊敬できるでしょうか?

例えば、せっかく自分の子どものことを心配して気にかけてくれていた担任の先生の事を
「あの先生は頼りにならない」
と学校に言ってしまったら、学校側はそれでも自分の子どもの為に努力してくれるでしょうか?

嫌な事を言ってきた人の事を好きになれない人は居ても、感謝して大切にしてくれる人のことを、嫌いになる人は居ないと思います。


人を大切にするという事は、自分を大切にする事

周りを大切にするという事は、めぐりめぐって子どもを大切にして貰えるという事


そういう気持ちを常に持ち、周りに優しくしていれば、時に自分の子どもが様々な場面で失敗してしまったり、ころんでしまったとしても、周りは優しく手を差し伸べてくれるのではないでしょうか?

もう少しで今年度が終わります。
お世話になった方々に、是非「ありがとう」を伝えてみては如何でしょうか


家庭教育を学ばれると共に、周りに対しても優しく接し、感謝出来るお母さんになっていただけたらいいなと思う今日この頃です





まいどん先生(山下 真理子)




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