こんにちは

ルル先生こと、森田祐未が今回の記事を書いていきますので、皆さんよろしくお願いします

早いもので新しい年が始まり、1ヶ月が経ちました最近では春を感じるような暖かい日もあり嬉しい反面、個人的には「今年もあの、花粉たちの季節がやってくる…」と恐怖を抱いていることも事実です。薬局には様々な対策グッズが出ていますので、色々試そうと今から思っていますオススメの物などありましたら教えてください


さて、以下の会話をお読みください


ウチの子は宿題を全然していない…

毎日、テレビを長時間見ている子を見ていると腹が立つ…

アニメや漫画が好きなウチの子、理解できないし他の趣味を見つけてほしい…

テストのときも親が見る限りでは勉強している素振りがない…

お菓子をよく食べているのが気になる…

外に遊びに行かず家でゲームばかりするのは良くないと思う…

もっと身体を動かしてほしい…

時間割を家を出る直前にしているウチの子、夜のうちにしておけば焦らないのに…

なんで他の子は〇〇なのにウチの子はこうなんだろう…


などなど……

みなさん、お子さんに対してこのような気持ちを抱いたことはありませんか?

そして、実際に言葉に出して子どもたちに伝えたことはありませんか?


これらは親御さんからお子さんに向けた【不足不満】の気持ちたちです。


子どもたちは、親御さんが思っている以上に親御さんの影響を受けて育ちます大人になってご自身の親御さんと性格面で似ていると気づかれたことはないでしょうか。一緒に生活をしていると意識していないうちに性格や考え方に影響を与えていることが意外にも多いと私は感じます


ですので、日常的に不足不満を子どもたちへ伝え続けると、同じように不足不満をよく口にするようになります。愚痴や文句が多いと周りの人は「この子と居ても楽しくないなぁ。」と感じ、良い思いをされないと私は思います遠くない未来、周りから人が離れていくことも考えられるでしょう


親御さんご自身の過去の経験から、『子どもはもっとこうあるべき』や『私が出来なかったことをやらせてあげたい』と思われている方も少なくないと思います。各御家庭ごとに子育ての仕方は違いますが、『しっかり育ってほしい』と考えられ、一生懸命に子育てをされている方を私もたくさん見てきました


しかし、親御さんの熱い思いとは裏腹に子どもたちが親子関係や学校生活に支障を出しているケースも少なくないのです。


不足不満を子どもたちへ伝える行為は、おそらく多くの子どもたちが親御さんから『否定された』と感じていると考えられます。訪問カウンセリングの場で子どもたちからこんな言葉を聞いたこともあります。


「お母さんは、どうせ僕のことを〇〇と思っているんでしょ。」

「私みたいな性格はダメなんでしょ…」


こんなツブヤキを耳にすることがあり、不足不満の言葉で影響を受けている場合が多々あります。


お子さんと親御さんの立場を入れ替えてみると分かりやすいでしょう。不足不満を誰かに言葉で伝え続けられたら、自分のことを否定された気持ちになり、場合によっては自尊心が下がってしまいませんか
いけないことはいけない!と伝えるのも家庭教育ですが、日常的にこのような親の不足不満にさらされることが慢性化することで「さぁ、がんばろう!」という気概を持てないように感じちゃうことが大きな問題ではないかと感じています。

親御さんとしてもお子さんを傷つけたいと思われている方は居ないでしょうから、お互いに辛い思いをしていることになります


子どもは親御さんが創りあげる非の打ちどころのない人形ではありません。親御さんの思い通りに物事を考えて行動し、成長していくのは不可能だと思います。親御さんの思うように動かないからといってイライラせず、一人の人間として尊重して接してあげることが親子関係を良好に保つために大切だと私は思いますもちろんその接し方は年齢によって変わります。


心に抱いた不足不満を言葉や態度に出してしまう前に、

≪この子はこの子なんだ。この子なりに考えているだろう。私とは全く違う行動や考え方をするけれど、それで良いじゃないか。≫

と一呼吸おいて思い留まってみる


ご自身の手で親子関係をより良いものにしていくように今日から実践してみてはいかがでしょうか?



ルル先生(森田祐未)


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