ブログ読者の皆様こんにちは 今回はまいどん先生こと山下が記事を書かせて頂きます
世間ではノロウィルスが流行っているようですね 他の先生方も今年も残すところあと少しだという事で毎日バタバタと忙しそうにされており、体調管理だけはしっかりしなければならないなと話されていました
私も手洗いうがい、インフルエンザの予防接種を受けて今年の残りの不登校の子どもたちへの訪問カウンセリングや家庭教育支援のアドバイス、そして事務業務を毎日全力でこなしていこうと思っています
そして本日は私が訪問カウンセラーとして支援している中学生のお子さんの復学日でした
初訪問の日から2ヶ月ほど。1ヶ月前からは具体的な復学に向けて準備を進め、登校日前日はどんきー先生と共に訪問カウンセリングをし、登校の準備や学校見学をし、日付の変わるぎりぎりまで遊ばせて頂きました。
不登校を一度経験したお子さんからすれば、登校日前日は復学準備をしてきた中で最も様々な不安がよぎり緊張してしまう日です。
その不安や緊張を少しでも軽減出来ればと約4時間、スマッシュブラザーズで対戦をさせて頂きました。ノリノリの子どもと先輩のどんきー先生ににこっぴどくやられてしまいましたが楽しんでくれていたようで嬉しかったです(水野先生にカウンセリングの報告をすると「緊急回避してる?防御しながら十字キーで相手の後ろに回るようにするねん」と真面目なアドバイスを頂きました)
翌日は早朝から訪問させて頂き、一緒に朝食をとり見送りました。
不登校中と比べて、今朝の表情や話し方は「僕は学校に戻る」という気持ちの元しっかりと、頑張る姿勢を表していたのだと思います
久しぶりに中学校の制服に着替え「行ってきます」と言い出かけて行きました。
どんきー先生と一緒にお子さんの後ろをついて行き、無事校門をくぐるところを見届ける事が出来ました
長く不登校を経験したお子さん、そんなお子さんを支え続けてきた親御さんにとって、きっと忘れられない1日になったのではないかと思います
不登校中の親御さんのお辛い状況も良く存じ上げていましたので、本日の復学は私自身感動をしました。本当に戻れてよかったと感じています。これから継続登校のステージに入ると、いろいろな問題を抱えて再び休んでしまうこともあるかと思いますが、子どもを信じてサポートをしていくつもりです
さて、今回は、家庭教育アドバイザーとして、皆さんに電話カウンセリングや家庭ノートチェックでアドバイスを差し上げる中で良くご質問頂く
“お小遣いはどのくらい渡せばいいのか”
という事について書かせて頂きます
お小遣いについては、制限なしに子どもがせがめば好きなだけ渡すという親御さんも中にはいますが、当センターの考え方としては基本的には月ごとに適切な金額を渡す“お小遣い制度”をおすすめしております
大体小学3〜4年生の時から渡された金額内でやりくりすることを学び、使いすぎて失敗したり、我慢して貯めてほしいものを手に入れた喜びを経験したりしながら結果として自立出来たというお話しをよく耳にします。
子どもたちのことですので、必ず一度は手元にあるだけのお金を使ってしまい次のお小遣い日まで何も買えないというような失敗することもあるでしょう
一度このような失敗をしてしまうと、
「しまった!欲しいと思って買ったけど、本当に欲しいのはこれだった…お母さんも今月はもうあげないって言ってるし、来月はもうちょっと計画的に使ってみよう」
と、子どもなりに考え少しずつお金の使い方を学んでいくようになります。
そして中学生になると、周りの子の遊びも時にはカラオケやボーリングに行くというような遊びに進化していき、どうしても友達付き合い上突然お金が必要になることも出てくるかもしれません
そして、
「お母さん、友達と遊びに行きたいから小遣いとは別でお金が欲しい」
「お願い!今月だけ前借させて!」
と言ってくることも考えられますね。
この時に簡単に渡すことは避けて頂きたいのです
大人の世界で考えてみましょう
お給料を頂いて、初めのうちに無計画に使ってしまったとして、突然付き合いなどでお金が必要になるとします。
まずは貯金からやりくりすることを考えるかもしれませんね。それでもない分に関しては我慢せざるを得ないと思います。お誘いをお断りすることで気まずい思いをされることでしょう。でもそれは自己責任。来月は計画的にお金を使おうという意識を高められるのではないかと思います
ここで極論ではありますが、お金にたいする我慢を全くしてこなかった人は、お金に対してルーズにもなりますので貸し借りをアッサリしてしまい人間関係に軋轢を生むこともあるかもしれません。またサラ金に深い考えもなく「お金が今ないから」と借りて泥沼の借金生活になることも懸念されます
ですので家庭教育の中で、お小遣いの使い方を経験させることで適切な金銭感覚や、我慢する事や、貯める喜びを学ばせてやってほしいと考えています。水野先生の著書『ころばぬ先の家庭教育 小学生編』にもお小遣いについてのお話が出ていますのでそちらもぜひ参考にされてくださいね
クリスマスとお正月と、子どもたちの懐もバブルになる季節です
ブログ読者の皆様の参考になればと思い、お小遣いの考え方について今日は書かせていただきました。
まいどん先生(山下 真理子)
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