ブログ読者の皆様こんにちは
今回も連続で、まいどん先生こと山下が記事を書かせて頂きます
皆様は風邪などひかれてないでしょうか
私は前回のブログ記事に“だんだん寒くなって参りましたが、皆さん風邪をひかないようご自愛ください”と書いたにも関わらず、ブログ更新直後に張本人が風邪をひくというなんともコントのようなことをしてしまいました
電話カウンセリング時は風邪をひいている事を隠そうと頑張ってみたのですが、凄い鼻声だったようでクライエントさんから「先生風邪ですか?」と言われバレバレでした(笑)
そんな風邪もひたすらみかんを食べて、美味しい美味しくない関係なくひたすらねぎとショウガを料理に入れまくって食し、とにかく暖かくしていたらいつの間にか治り、今は元気いっぱいです
体調が良い事がこんなにも素晴らしくありがたいものなんだと改めて感じました
今朝は台所でお酢をぶちまけてしまいましたが、そんな事は忘れて体調が良い状態を喜び気にしないようにしている今日この頃です
さて、今回は私が家庭教育アドバイザーとして支援を差し上げている中でよくお聞きする
“周りの子は出来るのに我が家の子はなぜ出来ないんだろう”
という話について掘り下げて書かせて頂こうと思います。
まずお伝えしたいのは、
各ご家庭にはそれぞれのご家庭に合った家庭教育がある。
つまりそれぞれの家庭教育があるという事は、それぞれの個性を持ったお子さんが居るという事です。
例えば、「同じクラスの〇〇ちゃんは帰ってきてすぐに宿題を済ませてから遊びに出かけるのに、うちの子は学校から帰ってきてすぐに遊びに行ってしまう
」
「同じクラスの△△君は親の言うことをなんでも聞くのに、うちの子はお願いをした途端すごく嫌がる
」
「××さんは自分の気持ちをいつでも伝えることが出来るのに、うちの子はなかなか言わない
」
という風に、“なんで我が子は出来ないんだろう”と悩まれている親御さんは少なくありません。
こういった内容で悩まれている親御さんには、周囲の子どもたちと比較するのではなくありのままの愛するわが子を受け入れた上で、まずは親の問題なのか子の問題なのかを分けて考えましょうとアドバイスを差し上げています。
親の問題と子の問題を分けて考えるというのは、ある出来事(問題)に対して誰がその出来事(問題)を所有するのかを考えるという事です。
上記の例だと、「同じクラスの〇〇ちゃんは帰ってきてすぐに宿題を済ませてから遊びに出かけるのに、うちの子は学校から帰ってきてすぐに遊びに行ってしまう」→そもそも宿題は子が学校から出された物で、自分に出されたものではない。いつ宿題をやるのかは子どもが決めることだ。→子の問題として捉える
「同じクラスの△△君は親の言うことを聞いて率先してお手伝いするのに、うちの子はお手伝いをお願いをした途端すごく嫌がる」→子がそのお願いは自分の問題ではないから嫌がるのかも知れない。それに、同じクラスの△△君のお母さんと同じ言い方でお願いしても、我が家には合わないのかも知れない。親の問題(家事等)は親が解決しよう→親の問題として捉える
「××さんは自分の気持ちをいつでも伝えることが出来るのに、うちの子はなかなか言わない」→自分の気持ちを伝えることは大事だけれど、それはこれから子が学校生活を送る上で学び身に付けるものだ。そもそも子が意思表示できないのは今までしてきた家庭教育が子に合っていないのかも知れない→子の問題と親の問題を分けて捉える
という風に捉える事が出来るかと思います
この結果、どうなるかと言うと…宿題は子の問題なので口出ししなくなった
→宿題をする事を何度も強要しなくなり、精神的にも体力的にも負担が減った。その上、子が自分で考え、宿題をする時間を決めることができた。お手伝い等については親がすべき事だと捉えるようになった
→親の問題なので、子がしなくてもイライラしなくなった。どうしてもお願いする時は、アイメッセージを使ってお願いして子の感情に訴えかけて子がどう捉えるかにまかせる。伝わらなかったとしてもどう感じるかは子の問題なので動じなくなった。意思表示が苦手なのは現在の子の個性と捉え、親は家庭教育を見直すことにした
→現在の自分の家に合った家庭教育がどういうものなのかが分かり、対応を変えて子も変わってきた
という風に親がイライラしたり悩む
ことが減り、子も親もお互いのあるがままを受け入れることが出来たというケースが多く見受けられます
“なんでうちの子は…”と周りの子と比較して悲観しすぎずに、まずは誰の問題なのかを考えて子が出来ないことにクヨクヨしたり、やらないことにイライラする事をやめてみましょう
そうすることによって、他のご家庭と比べて落ち込む事がなくなっていくのではないでしょうか
比べるのは、あくまでもご自分のご家庭の過去と現在までにして、マイナスな感情を持つことを控えていくことがよりよい家庭教育を目指す上で大事なのではと私は思います
「隣の芝は青く見えるものだし、隣のテーブルの料理はおいしそうに見えるもの。家庭教育も同じですよ」と水野先生はカウンセリングの場でよくおっしゃいます。支援を受けられている方や講演などをお聞きになられた方は耳になじむフレーズではないでしょうか。
また、私たちはこのそれぞれのご家庭に合った家庭教育はどういうものなのかを細かく分析し、その分析結果を基にアドバイス差し上げています。
その支援を差し上げる中で、“こういうケースにはこうする”というひな形のようなものはいつも見当たりません。
毎回新規のクライエントさんには電話カウンセリングと、つけて頂いた家庭ノートのチェックをしつつ細かく分析しておりますので、今回例として挙げさせて頂いた捉え方や対応が必ずしもご自分のご家庭に合うわけではありませんので、そこの所は誤解の無いようお願い致します
いよいよ冬到来ですが、皆様は風邪などひかれませんようご自愛くださいね
(次こそはブログ更新後風邪ひかないよう心がけようと思います)
まいどん先生(山下 真理子)
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