皆様お久しぶりですプロジェクト担当のバッジョです。

今回は以前紹介しました『ファミこん!プロジェクトのベネフィット(便益)についてさらに掘り下げてお話します

ベネフィットというと堅苦しくなりますが、つまりは「ファミこん!プロジェクト」良いとこということです


実際に当センターで家庭ノートチェック法を体験した皆様ならおわかりになると思いますが、「家庭教育支援がどのような効果があるか」という事を、この機会に考えてみたいと思います



私は5つのベネフィットがあるのではないかと考えています



1つ目は「お父さん、お母さんが変わる」ということです
つまり、親の家庭教育の意識改革、スキルアップにつながるということです。
ノートに書く事で自分と子どもとのコミュニケーションをもう一度冷静に整理することができ、また専門家のアドバイスをうけることで自分達の子育ての方法というものを見直す事につながるのではないでしょうか。

2つ目 は「子どもが変わる」ということです
つまり、子どもがソーシャルスキルをアップさせたり、年相応の自立を促せるということです。
子どものために良かれと思ってしていたヘルプが過保護や過干渉になっていて、子どもの自立や成長を結果的に邪魔していた場合、家庭教育を見直す事によって子どもに良い影響が出てきます。
結果として子どもの社会性や年相応の自主性を育む事につながるのではないでしょうか。


ここまでは直接的な効果です次の3つ目はこの2つの効果が生む相乗効果です


3つ目は「学校が楽しくなる」ということです
「学校が楽しくなる」というのは少し言い過ぎかもしれませんが、「学校という社会生活をおくる場所が怖くならなくなる」ということです。
家とは違い学校にはイヤな事もあります。また、思いがけない躓きや落とし穴がある場合もあります。
そんな壁にぶつかった時でも学校には言わなくても助けてくれる親が側にいてくれません
子どもの社会性や年相応の自主性を育む事によって、子どもの力で学校での課題を乗り越える事ができるようになります
こういった積み重ねが不登校、五月雨登校、母子登校の予防につながるのではないでしょうか。


ここまでの3つは家庭教育支援コースで得られる効果です「ファミこん!プロジェクト」は家庭教育支援を学校単位で行う事によって、包括的な支援体制の構築を目指します。ここからの2つは学校単位での支援を行う事によって得られるベネフィットです


4つ目は「小1プロブレムの撃退」です
これは各家庭、学校共に効果があるものです

学校という集団生活を送る場所には様々な家庭環境の子どもが集まって来ます。ですので、一部の子どもによって学校のシステムが崩壊してしまう可能性があります
近年問題視されている「小1プロブレム」という現象です。
私たちは学校環境の整備や先生の研修だけでなく、「家庭教育支援の充実こそがこの問題の解決につながるのではないか」と考えています
社会生活の最小単位の「家庭を変える」ことが「学校を変える」ことにつながるのではないでしょうか。

5つ目は「家庭教育の実態の把握と共有」です
私たちは行政機関にアプローチするために意識調査や統計など様々なデータを調べました。その中で感じたのは「実際の親の要望があまり政策に反映されていない」ということであります
「教育委員会や学校という既存のシステムを守る」という現状の高い壁に何度もぶつかっているわけですが、私たちはどうにかしてこの壁を取払い、行政、学校、地域、家庭をリンクさせた包括的な支援体制の構築を目指しています
そのためにも「ファミこん!プロジェクト」による家庭教育支援の効果のフィードバックや学校や行政との協力体制の構築が新しい教育環境の構築につながっていくのではないでしょうか。

後半の2つに関しては少し難しい話になりましたが、「ファミこん!プロジェクト」は親、子ども、家庭、学校、行政といった様々なものに働きかけ、良い効果を生むと私たちは考えています




今回のブログでは「ファミこん!プロジェクト」のベネフィットについて書きましたが、皆さんのプロジェクトに対するご意見やご質問をお待ちしていますので、よろしくお願いします

また、実際に家庭ノートチェック法を体験してのご意見やご提案もお待ちしております
貴重なご意見を「ファミこん!プロジェクト」へと活かしていきたいと考えていますのでよろしくお願いします

最近は肌寒くなってきましたので、皆さんも体調管理に気をつけて、どうかご自愛してくださいね
バッジョは実家の柿でビタミン補給してがんばっております



ではでは、またよろしくお願いします

バッジョ  (和所 清史)




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