ブログの読者の皆さんこんにちは
家庭教育アドバイザーと不登校復学支援の訪問カウンセラーをしておりますまいどんです
今回は私まいどんが記事を書かせていただきますので宜しくお願い致します。ブログデビュー2回目ですのでお手柔らかにお願いします。


大分肌寒い時期になり、夏場は少量でお腹がいっぱいになっていたものの、美味しいものが出回り徐々に胃が大きく元通りになってきてしまい、ベルトを緩める事が多くなっていて少々焦っている今日この頃です
皆さんは秋と言えば食欲の秋でしょうか?スポーツの秋でしょうか?読書の秋でしょうか?
私は上に書いた通り食欲の秋です
併せて夏場は暑くて中断していた趣味のジョギングも再開したいなあと思いつつも走り出すまでがなかなか…という感じです

この時期になると、通勤途中や買い物中に学生が「受験が…」「勉強しなきゃなー」なんて話をしているのをよく耳にするようになります。
その話を耳にするたび“頑張れ!”なんて心の中で言っていたりします
また、カウンセリングをさせて頂いているご家庭のお子さんも受験で日々誘惑と不安との格闘をしている様子を見ることがありますが、その姿を見るたび私は感心しています
親御さんとしては子どもが勉強する姿を確認できずに“大丈夫なのかしら…”と不安や焦りを感じてしまう時期であるのかも知れません。
親御さんとしては当然の感情であり、子により良い将来を歩んで欲しいと思う愛情から来るものだと思います
ですが不安や焦りなどから子どもが頑張っている過程をプラスの感情で見てやることができずに結果のみ求めてしまってはいないでしょうか?

今回のテーマはPCMの11の理論の中から『不足不満を言わない』からリフレーミングについて掘り下げて書かせて頂こうと思います。

リフレーミングとは、あるひとつの事象に対して、別の意味づけをするということです。
例えば、子どもが優柔不断でなかなか物事を決められない と思われているとしますと、リフレーミングをするとこうなります。


子どもが優柔不断でなかなか物事を決められない→何事も慎重に考え行動する性格だ

これだけだとしっくりされない方も居るかと思いますので他にも書きますね



おしゃべりでなんでも親に話をしてきて困っている→自己主張や自己表現が出来る子だ

すぐに泣いてしまう→感受性豊かだ

なかなか宿題をせずゲームばかりしている→好きなことに対しての集中力がある

なにをするにもすぐ飽きる→物事に対する関心が高くチャレンジすることを恐れない性格だ

おおざっぱで適当だ→細かいことにこだわらない性格だ


どうでしょうか?要は、捉える側の感じ方次第なのだと思います。

何気なく生活をしていると、人は慣れてしまうものなので現状に不満を覚えてしまうのはごく普通の感情だと思います。
そして人はまんまるのものよりもどこか欠けたものが気になってしまうそうです。
我が子に足りないもの探しをついついしてしまうのは当たり前のことだと思います。

心理学用語で、返報性の法則というものがあります。
これは、人は相手に何かされると(して貰うと)返さずにはいられない(貰いっぱなしの状況を気持ち悪く感じる) というものです。

これは、良いことでも悪いことでも同じく感じる感情です。
プラスの感情にはプラスの感情でマイナスの感情にはマイナスの感情で返ってきてしまいがちです。

この間までは「これが出来たらそれでいい」と言っていたのに、「こんなこともできない」に変わっていませんか?

親が不足不満を言うと、子も“頑張ろう”という気持ちから“認めてくれないならこっちもがんばらないぞ!”と思ってしまいがちです

毎日一緒に生活をしていると子の行動や言動にムッとすることもあるかと思いますが、一度深呼吸して我が子の良いところを挙げて認めることが、親と子の関係を良いものにしていけると思っています

“うちの子はなかなか勉強をしない”という考えであれば、リフレーミングをして“この子はのんびり屋で集中する時は凄い”と捉えてそっとする事で子は“自分に任せてくれてる。認められてる。自分のために勉強をしよう”と思うことがあるかも知れませんし、なにより親御さんの気持ちが軽く楽になると思います。
もちろん、目の前で問題が起こっているのにリフレーミングをしてしまうと単に現実逃避にもなりかねないので、そこは状況次第ではあります。


“うちの子はこれが出来ない…”だからイライラしてしまう!と思ってしまったら、リフレーミングでマイナスの感情を追っ払いましょう



まいどん先生 (山下 真理子)




よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを  
    ↓

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ