当センターのお仕事は以下の3本柱です。

家庭教育支援

不登校復学支援

家庭教育推進活動


家庭教育支援は、より良い子育てを学びたい!我が子に合った家庭内対応を知りたい!子育ての不安が強いので相談に乗ってほしい!というご相談に対して、面談のカウンセリングや家庭ノートチェック法で支援をするものです。

不登校の復学支援は、読んで字のごとくです。当センターでは小中学生の不登校の復学支援を全国的にしています。また五月雨登校や母子登校の継続登校支援も行っています。

家庭教育推進活動は、自治体との連携を深めてプロジェクトを発案したり、親の会の開催をしたり、講演会をしたり、書籍の出版をしたりする活動です。



当センターで復学支援を受けられた方は私や当センターのことを不登校の専門家とおっしゃっていただいています。家庭教育支援を受けた方は、家庭教育のアドバイザーとおっしゃられます。推進活動の中で携わった方は家庭教育関係の活動家とおっしゃられます。

すべて正解です。

ちょうどクライエントさんからご質問がありましたので説明させていただきました
家庭教育支援機関であり、復学支援機関であり、家庭教育推進組織であります。家庭教育に関わる相談事は多岐にわたるので時には嫁姑問題の相談もありますし、学校の先生方と親御さんの間に立ってお話をすることもあります

私たちはペアレンツキャンプという名前の通り、親が学ぶを支援の大原則としています。
子どもをどうにかして欲しいというご相談は多いですが、私たちの機関はそれプラス、親が子どものために学びたい!(時には変わりたい!)という思いのある方のみを支援させていただいています



さて、今日は、過去に家庭教育支援を受けた親御さんからお伺いした「子どもの変化」についてお話ししたいと思います


こちらのケースは不登校ではなく、御相談内容は家庭内暴力と親子関係の再構築でした。

中学1年の頃に支援を開始して1年ほど支援をしました。

家庭教育支援コースですのでカウンセラーが直接的に家庭に入って子どもと対面のカウンセリングやコーチングは行いません。すべて家族療法のみで組み立てをしていきました。

学校では番長のような存在。腕っぷしもあり、友達も多く、運動も得意。家ではイライラすると大暴れ、体も大きかったのでお父さんもお母さんも大変つらい思いをされていました。

1年の支援の中でまずは親の対応を変えることにより、暴力がなくなりました。学校での問題行動はしばらくは続きましたがこれも親御さんの上手な対応により反省を促す対応を積み重ねていきました。先輩の女の子を部屋に入れて親としてはハラハラドキドキの展開もありました。なんせ活発な子でした

支援終了の際には、支援当初の問題点はすべてなくなり、親御さんも「まるで魔法のようです」とお褒めの言葉を頂きました。私も「もともと彼の持っていた能力は高く、その扱い方が下手だっただけ。今後の彼に期待です。大物感ありますからねぇ」なんてお話をしていました。


支援を離れてからの彼の様子を聞くと、勉強面は私が見ていたころは中の下くらいの成績でしたが、そこから親が干渉せずとも彼は自分で勉強を頑張り、その地域でも指折りの東大にも行けるような進学校に合格しましたこれには私もびっくり。勉強面で花が咲くとはあまり想像していませんでした。
中学の先生からすれば学校でも暴れていた過去の彼の様子を知っているのでその結果はまさに奇跡だったようです。家庭内での自立の面でもさらに伸び幅があり、成長が感じられました。


そんな彼が言っていたことを今日は少し紹介させてください。とてもカッコいいことを言っています



受験は人を成長させるんだよ。


そもそも受験生の親っていつもの親と何が違うの。一緒でいいんだよ。


(勉強を頑張って結果を出した彼に対して親がすごいじゃんと言ったときの返事)
それ以上言うな。まだ始まったばかりだ。


俺に投資してくれてありがとう。簡単に言うと塾に行かせてくれてありがとう。


新聞を読むことの面白さがわかってきた


(親がPTA役員の仕事について「こんなことやってていいことあるかな・・・」と愚痴をこぼした時の反応)
韓国語をしながらウォーキングをしてくれるいい友達に巡り合ったじゃないか (母は韓流大好き)


カッコつけなくてカッコいいのがカッコいいんだよ。



いかがでしたか。
支援当時は毎日親を泣かせていました。実際すごく暴れていましたし、学校でも問題を起こしていました。その頃を家庭ノートを通じてしってる私からすれば、上記の発言に・・・「おまえが言うな!」と突っ込みたくなるところもありますが、その頃の彼と今の彼は別人のように成長しました子どもの可能性は無限大だということを見せてもらえました。


最後に彼が中学卒業の際に親御さんに向けて書いたお手紙も紹介させてください。


両親へ

15年間育ててくれてありがとう。
勉強関係で有無を言わさずにお金を出してくれたことはとても感謝しています。
そのおかげで第一志望の高校に合格することができましたし、お世話になった周りの人の期待に応えることができました。
また、母に向かって以前にひどいことを言ってしまったことは深く反省しています。
高校生になり、また新たな迷惑をかけると思いますが、その時はよろしくお願いします。



彼の伝説はまだ始まったばかり。高校生になった彼はきっと同じ過ちは繰り返さないでしょう。高校という新たなステージで彼の今後の活躍に期待しています





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