親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校(登校拒否)や母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 2008年にブログを開設をし、発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけし、支援を受けた多くの子どもたちが学校へと戻っていきました。   子どもの問題行動予防のための家族療法(家庭教育支援法)についても随時情報公開中!一般社団法人 家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。
ペアレンツキャンプ日和不登校の子どもの喜怒哀楽

2012年01月27日

ブレないことの大切さ

こんにちは。ぶにんです。
先日のルル先生の記事では、大阪は暖かい日があると書いておられましたが、やはり1月末ですので寒い日が多く、凍えそうになる朝が多いです。寝癖を直したばかりの濡れた髪の毛で自転車に乗ると10分で髪の毛がカピカピになってしまいます。皆さんのお住まいの地域はいかがでしょうか


今日は家庭教育のお話


私たちは家庭教育支援コースでも問題解決支援コースでも、家庭ノートチェック法を用いて家族療法を進めていきます。その中で親子関係と子どもの性格傾向を分析して、この子にはどのような対応を組み立てれば自立心を育み、社会性をより開発できるのかを考えます。
対応の柱はPCMという考え方を用いて実践していただいています。
家庭ノートのチェックをしている際に、多くのご家庭の対応で気になるのは、親の対応がブレていることです。

例えば・・・



「学校へ行きなさい。休むことは認められないよ!」

といったかと思えばその翌日には
「もう好きにしなさい。休みたければ休みなさい!」

でもさらにその翌日には
ねぇ。頼むから学校だけはちゃんと行って。お願いだから」

子の思考
『休んでいいの?行かなくちゃいけないの?よくわからないから混乱するよ』




「先週にジュース代を500円渡したでしょ!もう渡さないよ!」

の直後に
「もう・・・今回だけよ」

子の思考
『へへっ。ゴネ得ゴネ得。次もゴネて貰ってやる』



「ゲームの時間が守れないなら、今日は夕飯抜きよ!好きにしなさい!」

と言っても子どもが時間を守らずにゲームをしているのに
「今日はあなたの大好きなハンバーグよ。さぁ、ゲームやめて来てね」

子の思考
『お母さんの夕飯抜きよ!は単なる脅し。お母さんの脅し文句は気にしなくていいや』



皆さんの家庭内対話の中で心当たりはあるでしょうか。

家庭教育の中で親子間での交渉事はつきものです。時には臨機応変で対応をしていかなければ親子関係の根本に影響が出てしまうこともあるでしょう。しかし、一番大切なのはこのブレないことです。ブレない親の姿勢や対応が根本にあってこその臨機応変だと私は考えています


例えば1ののような会話は行き渋り初期の家庭内対応ではよく見受けられるケースです。
このようなケースではまず、お休みをさせて様子を見るべきか、休ませない意志を貫くべきかを親側でしっかりと判断することです。(もちろん専門機関の判断を仰いでもよいでしょう)
お休みをさせてでも様子を見なくてはならないのなら学校へ促すこと自体をきっぱりやめてしまった方が良いです。逆にこのまま促さないと状況が悪い方向に行ってしまうと感じるならば、結果休んだとしても「親は休むことは認めていない」という姿勢を貫いた方が子どもは休んだとしても自分の行動を反省したり問題意識を持って考えたりできます。

2のケースでは、よくある「今回だけ」パターンです。
親御さんはお子さんが小さいときから嫌われたくない思いや、面倒くさい思いからこのような「今回だけ」特例を作りがちです。しかし、ダメなものはダメと伝えて嫌われたとしても他の場面で関係作りはできますし、一時的に嫌われないことよりも長い目で見れば、しつけ上大切なことはあります。面倒くさいと感じて特例を作る心情はわからなくはないですが、結果的に特例を作ることでその場は収まったとしても次に同じような場面に出会ったとき、子どものゴネ方はきっとより激しいものになることがでしょう。それならばたとえ面倒くさくても最初からこの案件に対す手はブレないぞという意志を明確にして、きっちりと通した方が結果的には面倒くさいことにはならないのではないでしょうか。

3つ目のパターンも家庭ノート上でよくみられる会話です。子育ての場面での脅し文句は使えば使うほど効果は薄れます。本来は必要のない要素ともいえるものだという考え方もありますしね。
このようなケースでブレないようにするならば、本当に夕飯を抜きに1度するか、最初からしないつもりならその条件付けを行わないというのが一つの回答になるでしょう。


親も人間。
子どもの状況次第でついついさっき言ったことと今言ってることに整合性がなくなることもあるでしょう。なぜなら親にも感情があるからです。
しかし、少なくとも家庭のルールを作ったならばしっかりと守らせる、一度言い聞かせたことはよほどのことがない限り変えないという姿勢は私は必要だと感じています。

社会では自分の思い通りにならないことはたくさんあります。学校生活を考えてもそうです。家の中で親がブレることでわがままを助長したり、ストレス耐性を育めない環境を作ってしまうと、「社会なんて」「学校なんて」という思考に繋がりやすく単純に「家の方がいいや。お母さんは最終的に僕のいうことを聞いてくれるし」という流れに繋がりやすくなります。


親がブレない

日々の対応の中で意識して子育てに励みましょう





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この記事へのコメント

1. Posted by かのん   2012年01月27日 15:50
先生、こんにちはこちらも寒いです。私のところでは雪は降っていませんが、山に近い地域では降ったようで、新聞にでていました。
今回の「ブレない対応」。先日、病み上がりの長男と食べ物を巡り攻防戦がありました。(ブレました)詳しくは次回のノートで…
長男はPS3のネットゲーム。ガンダム(?)娘はDS Eショップ(?)とかでなにやら言ってきました。こちらも次回のノートに書かせていただきましたしっかり知識を得ないと、的外れなことを言ってバカにされるのがオチだな〜と思う今日この頃です。特に娘の追い込みのかけ方がすごいです。親との会話の中で。夫のこともバカにしているときがあるし
二男は先日参観・懇談会がありました。先生方のあいさつの時に次男の担任の先生が泣いてしまい、「このことは子どもたちには内緒にしてください」と。私たちも涙でした。来月ラストのクラス懇談会がありますので、しっかり出席してきます。
我が家のホワイトスノウプリンセスですが、夫の報告によるとネット検索をしていたそうで。ひとつは「マラソンを速く走るには」。 「朝、走れ!」と言いたいところですが我慢です〜もう一つは「宿題が終わらないんですが」だったそうです。これに対する回答が「まず、あなたがこのパソコンの前をたちさることです。」だったそうで…。ああ。これを読んだ時の娘の顔が見たかった朝から「ブラボー」と叫びながら爆笑してしまいました。
子どもたちの要求は年々高くなってきていますので、しっかり「ブレない対応」を心がけていきたいと思います
自転車のつらい季節。どうぞご自愛くださいね。
2. Posted by NAO   2012年01月28日 13:03
ぷにん先生 はじめまして。
いつもブログ読ませていただいて勉強しております。我が家では長男が一年前、不登校になり現在は別室ながら、毎日登校しています。教室復帰することがなかなかできず、親としてはもやもやした気持で日々を送っています。
子供を信じて、親としてもできる対応をこれからも学び実践したいと思っています。
今回の「ぶれない対応」ふだんから心掛けてはいますが、なかなか難しいですね。先生の記事で再認識させていただきました。
これからもブログ更新楽しみにしています。
3. Posted by ピピコ   2012年01月29日 11:49
自分はぶれているのか、ぶれていないのか、先生の文章を読んで悩んでいます〜。

何だか芯は通っているような気はするんですけど、先生がチェックしてくださるノートの中では「幼い対応」というのが特に印象に残り、気をつけています。

娘は土曜日のマラソン大会、行き渋りもなく文句もなく、飄々として行き、4キロ完走して帰ってきました。
その話を聞いて、後でこっそりうれし涙を流しました。
その後、塾もありましたが「疲れた」と文句も言わず行きました。
前の私だったら先回りして「マラソン大会でも塾は行くのよ!」等言っていたかもしれません。

娘の意思を尊重し、本人に考えさせる。このことがピピコ家にとってのぶれない対応なのかな?と思うついこの頃です。
4. Posted by りさ   2012年01月30日 08:20
ぶにん先生お久しぶりです。
いつもブログ拝見していますo(^▽^)o
ぶれない対応、うちは、いつもいわれていましたね。
今でも、ぶれない対応頑張ってます!
ダメなものはダメ、一度言った事は、最後まで変えない、とても大変な事ですが、続ける事で効果はありました。
親がとても楽になった気がします。

卒業して、二ヶ月が経ちました。
歯が抜けそうで、痛くて行きたくないと泣いた時が、ありましたが、だいたい普通に学校にいってます(^o^)
ぶにん先生、学校の先生、周りで支えてくれた人達に感謝しています。
ぶにん先生これからも、お身体に気をつけて、沢山の家族を救って下さいね(*^o^*)



5. Posted by ひなた   2012年01月30日 13:00
ぶにん先生、今日も電話カウンセリングをありがとうございました
継続登校が、まだ不安定な今、ブレない対応があっての臨機応変な対応について教えて頂き、ありがとうございました

いまだに、ブレてしまう自分が本当に情けなく思います
(先週は、明らかに毅然とした態度で対応にあたるべき場面で大きくブレてしまい、かなり落ち込みました)

親が何とかしてくれるという、子の甘えをなくす為にも、ストレス耐性を育てる為にも、ブレない対応は、とても大切な事だと思います
また、我が家の場合、子上位でない親子関係を構築する為にも、親のブレない姿勢について、もう一度考え、夫婦で話し合い、常に意識して対応にあたりたいです

今後共、どうぞよろしくお願い致します
6. Posted by ひじかた   2012年01月30日 14:11
先生、ご無沙汰してます。相変わらず全国の子どもたちや親のために身を粉にして動き回っているお姿が想像できます。毎年この時期にお身体を壊されるイメージがあるのでお身体だけはお大事にされてくださいね。
ブレない対応。これは支援当時、先生から口酸っぱく言われ続けましたね。私は何がブレているかということにすら気が付けませんでしたが支援の中でブレることとはどういうことか。その影響はどのような形で現れるかを解説いただき、理解を深めたように覚えています。今回の記事はそのようなことを思い出させていただくいい機会となりました。ありがとうございました。
ペアレンツキャンプ日和不登校の子どもの喜怒哀楽