台風の影響が各地で出ています。大阪では昨晩から風が強くなり、今朝は暴風雨が吹き荒れていました。体育祭や修学旅行の日とかぶってしまっているケースもありましたので、対応面でヒヤヒヤされた親御さんも少なくないのではないでしょうか


今日は訪問のカウンセラーの話をしたいと思います

過去にもブログの中で訪問カウンセラーの職務については説明しましたね。
私たちの問題解決支援コース(復学を目指すための支援形態)では、親が学び家庭内対応を変えていく家族療法だけではなくダイレクトアプローチという手法を取り入れています。ダイレクトアプローチには当センターでは教育コーチングと訪問カウンセリングの手法を中心に直接的に不登校の子どもたちの支援をしています。

ペアレンツキャンプの支援では、私は教育コーチングの部分を担うことが多いのですが、時々は訪問カウンセラーとして子どもたちと遊びを通じて信頼関係を構築して、性格傾向の分析をしたり、復学までのフォローおよび継続登校の支えの部分を担います。


先週も不登校を乗り越えた後の継続支援中のふたりの子どもたちの家へ訪問に行きました

したことといえば・・・


公園でキャッチボール
ボーリング場にいく
3DSの話を聞いて一緒に遊ぶ
プロ野球の話を熱く語る
学校の状況を確認する
勉強の進捗状況を確認する
なぜか、腕相撲で熱くなる
夕食に一緒に行く


こう書き連ねると、どこにカウンセリングの要素があるんだ?と思われる方も少なくないかもしれません
でも案外、上記のような遊びや話のなかから見えてくることはあるのです。

例えば、キャッチボールをしているときには、ミスをして変な方向に投げてしまったときに「ごめ〜ん」と言えるのかどうかなどから友達関係でのスキルがうかがえます。ちなみにこの子は虫よけスプレーや汗を拭くタオルのことなど気遣いをしてくれました。そこからも見えるものはありました。

ボーリングに関しては周りのノリに対して「イェーイ!」とハイタッチとかができるかなどでも見えます。またスコア勝負などをしてみて、負けると機嫌が悪くなるのか、または勝ったときにいきなり上から目線な言い方になるのか、やり方を教えてくれるのかなどからも学校社会に適応できるかどうかがうかがえます。

ゲームの話は比較的、どのケースでも当てはまります。不登校状態の子(特に男の子)は家で退屈ですのでゲームをやりこむ傾向があります。学校に行っている子よりもマニアックになっていることが多いので、同じレベルまで勉強したうえで話をしたり、一緒にゲームをしたりします。その中ででも「しったかぶり」をしてしまう子なのか、素直に人の話を聞けるのかなどから見えてくる点があります。

野球やサッカーの話なども盛り上がります。これは信頼関係の構築に大いに役立ちます。やはり同じ話題を共有するということはとても大切な要素でもあります。私の場合、もともと好きなので普通に子どもたちと話が合います。アンチ阪神の子には厳しく阪神を応援するように伝えます(笑)

継続登校のフォローであれば、勉強面の進捗状況を知る機会となります。中学生以上になると、親が子どものことをすべて理解しているというのは逆に問題ですし、子どももまた親に勉強の子とはあまり話したくないケースが多いため、間にカウンセラーが入ることで情報収集をしていきます。不安が強いようならば、勉強を教えてあげたり、塾導入の対応をしたりします。

腕相撲・・・これはなぜか子どもから「俺、めっちゃマッチョになってん。腕相撲も強いで」と言っていたので勝負することになりました。まぁ、大人の貫録を見せてやりましたが

夕食などを外で食べるのも信頼関係の構築には役立ちます。家の外での立ち振る舞いを見るだけでも問題点が見えたり、逆に家では(親には)見えない長所を発見したりすることもあります。



というように、訪問カウンセリングの領域では、遊びの中からもたらせられる情報を分析することで家庭内対応を組み立てたり、彼(彼女)らに不足しているスキルを解読し、それを補うためにはどのように関わっていくべきかというプランニングができるのです。

さらに、このような遊び対応を導入することで子どもたちのストレスを緩和する効果も重要な要素となります。
不登校中は信頼関係の構築がメインにはなりますが、復学後は子どもたちはなれない学校生活の中で多大なストレスを感じます。それが知らず知らずのうちに溜まっていくと、また朝になると動けなくなったり、学校へ行くという意志が揺らいだりしてしまいます。そのような時に信頼関係ができたカウンセラーと遊ぶことでストレスを緩和し(私たちはガス抜き対応なんて言い方をしています)明日への意欲につなげる効果があります。

あ、ちなみに私は、キャッチボール&ボーリング&腕相撲でしっかり2日後に筋肉痛になっています。でも子どもたちから逆に元気を貰ったりすることもあるので何とも言えないですけどねぇ



私の教育コーチングの姿しか見ていないクライエントさんからすれば

「水野先生も子どもたちと遊んだりするのですね。」

と感じられるかとは思いますが、訪問カウンセラーの職務に当たっているときは結構、ハイテンションで子どもたちとワイワイとはしゃいでいます 

中にはありがたいことに・・・
「教育コーチングをしていただきましたが、水野先生にうちの子も遊んでほしいです」

と言われたこともあります。でも教育コーチングの対応で入ったケースで遊ぶのはさすがに出来ませんほぼ別人格ですので


遊びを通じて見えること。遊びを通じてガス抜きをしてやること。


もちろんその効果はカウンセラーの力量もありますが、復学支援の中では大切な要素だという認識で居ます。
遊戯療法では、箱庭療法やハンドペインティング、心理的なレクリエーションを通じて行う支援機関も少なくないとは思いますが、私たちは子どもたちの世界で流行していることやその子どもが好きな遊びを重視して対応をしています。

ですので訪問カウンセラーは日々子どもたちのためにゲームの情報収集をしたり、カードゲームの修業をしたり、サッカーや野球の情報にアンテナを貼っておくことが大切になります。


以上、訪問カウンセラーは遊びの中から分析するについてお話しさせていただきました。






よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを  
    ↓

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ