世間はお盆になりました

事務所周辺のお店もお盆休みのためシャッターが降りています。
電話カウンセリングなどで親御さんとお話していましても、「家族旅行に行くんですよ〜」や「旦那の実家に帰省します」などのお話を伺います。安全に気を付けて親子共にリフレッシュしていただければと思います


さて、そんな帰省や旅行の移動中におすすめしたいのが読書


なかなか普段の生活の中では家事やお仕事に追われ、時には家庭ノートの記入や電話カウンセリングの時間に追われ、ゆっくりと自分の時間の範囲内で本を読むことは難しいかとは思います。

ですのでぜひ移動中にでも読書をして、新たな知識を身につけていただければと思います。



ということで、2011年夏のおすすめ本の発表です。



家庭教育関連

小山英樹 『子どもの心に届く言葉、届かない言葉』 学習研修社 2008


開発教育関連

坪井ひろみ 『グラミン銀行を知っていますか 〜貧困女性の開発と自立支援〜』 東京経済新報社 2006





家庭教育関連の『子どもの心に届く言葉、届かない言葉』はたくさんの事例の中からどのような言葉がけをすれば子どもの自発性や、問題解決思考を引き出せるかということについて実践的に書かれた本です。教育コーチングの手法を解説しながら、専門書のようにややこしくなく、PCMを学ばれた親御さんにとっては「うんうん。そうなんだよねぇ」と思える内容かと思われます。
ペアレンツキャンプのカウンセラーも新人の頃の育成の際にはたくさんの本を読んで学びますが、近年ではこの本を必読書の1冊に指定することもあります。


開発教育関連の『グラミン銀行を知っていますか』は、バングラデシュの経済的貧困に立ち向かっていくグラミン銀行の手法や、それによって自立していく女性たちの事例が書かれています。
近年ではソーシャルビジネスという言葉も世の中に定着しつつありますが、そのソーシャルビジネスの先がけとっも言えるのではないでしょうか。今は現実問題として「貧困」は世界のいたるところにあります。しかし私たちの孫やひ孫に関しては貧困を知りたければ「貧困博物館」にいかないとお目にかかれないような、貧困がない世界にしたいという願いをこの本から感じ取っていただき共感いただければと思います。



ペアレンツキャンプはクライエント様にはご説明済みですが、17日はお盆休みのため事務所を閉じます。ギリギリまでは支援の手を緩めずに、動いていきたいとは思います。

今日も私以外のカウンセラーは全国各地に復学後の勉強対応や夏休みの宿題対応で出て行っています。私は若干、風邪気味・・・事務所で養生しておきます




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