夏休みに入って、「学校へ行く・行けない」の問題はなくなりますが、諸々の家庭教育相談は多くなってきています。事務所に来ると皆さんが一生懸命書いてくださった家庭ノートがたくさん届いています
また秋からの復学を目指す方のためにしばらくは私も盆を忘れて動き回ることになりそうです




さて、今日はこんな話。


ゲームをしている子どもを見て
「もう8月の5日よ。あんた宿題してないんじゃないの?」

朝、起きたて一番の発信で
「どうせ友達の家に行っても挨拶もしてないんでしょ。せめて家ではしなさい」

おやつを食べている最中の子どもに対して
「お菓子のカスはちゃんと捨ててね」


夏休みに入ってこのような会話が増えていないでしょうか?

子どもの行動が目に付きやすい時期ではありますのでお母さん方がイライラしてしまいやすい状況だともいえます。そして上記のような発信をした後、親も子も何とも言えない嫌な気持ちになるケースは少なくはありません。
嫌な思いをしてまで伝えて、結果的に子どもの行動が変わるのであればまだ救いはあるのですが、小学校高学年以上のケースでは往々にして、親は嫌な思いをし、子は反発し行動が何も変わらない。むしろ上記のような行動を加速させてしまうなんて言うことも見受けられます。これはしんどいですよね。


このような会話があるケースでは、「家庭ノートチェック」にて親御さんの性格とお子さんの性格を分析したうえで「何を持って過干渉とするか」というライン引きを個々のケースに合わせて引いていきます。
そのライン内のことであれば干渉をしない。ラインを越えた行動であれば母性対応と父性対応を明確に分けたうえでアプローチをしていきます。

また、中学生編のテキストにも書いた「論理療法」も効果的です。なぜ子どものそのような行動に対して親がイライラしてしまうのかをご自身が論理的に判断できれば、するべき対応が見えてきます。


このように「過干渉の線引き」と「論理療法」などを取り入れながら、親が変わることで子どもに変化を促していければ実りのある夏休みになるのではないかと思います。

その根底に必要なのは子どもを信頼すること

私の子どもだから大丈夫!この子なら自分で考えられるはず!と信頼する姿勢が子どもの成長を促します。その信頼する姿勢があり、子どももまた親を信頼し始めたうえでPCMのテクニックは大変効果的ではあります。



まだまだ暑い日が続きますが、ブログ読者の皆様もお体ご自愛ください。





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