親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校(登校拒否)や母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 2008年にブログを開設をし、発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけし、支援を受けた多くの子どもたちが学校へと戻っていきました。   子どもの問題行動予防のための家族療法(家庭教育支援法)についても随時情報公開中!一般社団法人 家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。

2011年07月05日

ほめない子育てで子どもは伸びる

今日は本のご紹介です



岸 英光 『ほめない子育てで子どもは伸びる』 小学館 2010.11




ほめない子育てと聞けば、褒めることを否定した捉え方のように聞こえてしまいますが、この本の内容はそこまで尖ったものではありません。

要するに、「子どもを伸ばす褒め方」というものがあるんだということを論じられています。


子どもを「スゴイね」「えらいね」だけのプラスマイナスの評価だけを与えてしまうと、プラスを貰えなかったときに自己否定に繋がりやすい。周囲の評価を過剰に気にする子にしてしまう可能性もあります。
また不自然なまでに親が子の行動にプラスを与えようとすると、社会ズレしてしまうことも懸念されます(社会はそんなに簡単に褒めてはくれない)。

ですので「褒める」という形を「認める」という形に置き換えて子育てに活かしてみましょう!というものです。
子どもを認めた対応を繰り返していくと、子どもの中でバイタリティサイクルがぐるぐると回りだします。それが自尊感情を生み、生きる力として身についてくるという考え方も書かれています。


アイメッセージの説明などもしっかりとされていて大変読みやすい本です。2時間もあれば読み切れてしまうのではないかと思います。考え方としては私の「ころばぬ先の家庭教育」に近いですが、説明の切り口が違うので皆さんの参考になるのではないかと思います。



少し前、「ほめる子育て」というものが多くの家庭教育の場で認知され、取り入れられてきました。
しかし、家庭教育の現場を見ている私としては「褒める子育てを過剰にした結果、子どもが学校に不適応を起こし、親子関係に歪ができた」というケースをたくさん見てきました

もちろん、褒めるのは大切なこと。でももっと大切なことは結果、その言葉がけが子どもの糧となっているかどうかということ。

この本の中では否定的ですが、小学校低学年では私はストレートな表現での褒め対応は効果的だと思います。子どもの性格傾向や年齢次第で、徐々に「認める」対応に切り替えていくことは大変重要なことだと感じています。
その認め方の会話テクニックを筆者の岸さんは軽快な文章で語られています。



認める対応・・・みなさんできているでしょうか??







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この記事へのコメント

1. Posted by かのん   2011年07月06日 16:23
子どもたちの通っていた幼稚園では「自己肯定感を持たせる」「ありのままのあなたが大切ということを子どもに伝える。ありのままのわが子を認め愛する。」これらのことを熱心に親たちに教えてくれました。
自分では一生懸命実践しているつもりでした。
「子どもは褒めて育てたい」夫とも話し合っていました。でも、二男が不登校になり「なぜ!?」の一言。学んでいくうちに家庭教育に原因のあることがわかり、非常に落ち込んだ時期もありました。

>もちろん、褒めるのは大切なこと。でももっと大切なことは結果、その言葉がけが子どもの糧となっているかどうかということ

一生懸命褒めていた、認めていたつもりが、二男の糧とはなっておらず、単に私への依存性を高めてしまっていたのかもしれません。

ぶにん先生にご指導いただき、「長男と娘は失敗から学ぶ」。次男や娘に自慢したり威張ったり、とかく「オレ様系」の長男を「自慢しながら伸びていくタイプ」と教えていただくことにより「今のうちに鼻をポッキリ折っておかないと増長してしまうのではないか。」と肩に入っていた力を抜くことができ、ぶつかることも少なくなりました。
2. Posted by かのん   2011年07月06日 16:38
続きです

先生に教えていただいた対応の中でとっても勉強になったもののひとつとして、
子どもたちの発言が自分と違っていても「あなたの考えはそうなのね。」と対応する。
このことで、今までの「価値観を押し付けがち」な私の対応を切り替えることができるようになってきました。
子どもはこの言葉に「そう。」と満足げな時もあれば「じゃあ、お母さんはどう考えるの?」と聞いてくる時もあり、その時に自分の考えを伝えると「まあ、お母さんはお母さんだからな」と反発することもなく、お互いの考え方の違いを認められるようになってきました。

「認める対応」こころがけていきたいと思います


夏休みまであと2週間
始まる前から「早く終わってほしい!夏休み」と思う季節がまたやってきました

おかげさまで3人とも欠席することなく登校しています。
来たるべき夏休みに備え、体力を温存しておこういや、鍛えようと自転車をこぐ毎日です

ぶにん先生、夏休み前の登校を目指し毎日お忙しく過ごされていることと思いますが、熱中症にはくれぐれもお気をつけてくださいね
3. Posted by ティカ   2011年07月10日 14:18
ぶにん先生 こんにちは

本のご紹介ありがとうございました!
「褒める・認める」は私の今の最大のテーマです。これは是非、読まねば・・・と、記事を拝見したあと、すぐにカチカチっと本の注文をすませました私です

本がすぐ届き、テーブルに置いておいたら息子がそれをみて、「ほめない子育て??」とけげんそうに・・・次に帯をみて「『ほめる』から『認める』へ・・・かぁ。ふ〜ん。お母さん、いいこと知ろうとしてるじゃん」などと先手?を打たれてしまいましたが・・・

「よかったね」「がんばったね」というほめ方では、逆にそうならなければ、親から認められないのだと子どもが思ってしまうことでもあるんですね。親が「ほめ言葉」を使うと「おどし」になり子どもをコントロールする・・・などという下りには、確かにそうかも。私も以前、そうだったな・・と反省。「ほめる」は一般的にはいいこととされていますが、落とし穴もいっぱい。気をつけなければなりませんね。

「ほめる」と「認める」とは大きな違いなんだなと改めて勉強させてもらいました。「認める」言葉がけで、こうも子どもが変わっているのだなと、とても納得できる内容でした。
どうやって認めたらいいか、具体的な手法もとても参考になりました。Iメッセージが上手に使えるよう、家庭でも実践していきたいと思います。

梅雨明けしましたし、毎日暑いですねこの時間ではありますが、どうにか扇風機で頑張っています。

ぶにん先生も夏バテなどしないようお身体ご自愛くださいね