こんにちは
お久しぶりです
みなさん、覚えていますでしょうか?
ペアレンツキャンプの訪問カウンセラーのどんきーです
長かった夏が終わり、やっと秋らしくなってきましたね
子どもたちも運動会があったり、遠足があったり、秋は行事が多くて色々な経験が積める時期ですよね
この時期は、子どもたちにとっては新学期が始まり、夏休みの間に緩んでいた生活がそろそろ学校に慣れてきて普段の生活に戻ってきている時期と思います。
さて、この夏休みの私はというと、夏休みの始まりと終わりを中心に全国を飛び回っていました
近畿地方だけではなく、関東方面の子どもたちにも、久しぶりに会うことができ、みんなのキラキラした顔を見ることで元気を分けてもらえました
学校へ行けなくて苦しんでいたころから復学に向かって一緒に戦ってきた仲間ですので、あの頃の苦しみがうそのようにこんがり焼けた肌で笑顔で迎えてくれたのは本当にうれしい限りです。
今回は、宿題について書いていこうと思います。
宿題は子どもたちが家庭学習をする上で一番とっつきやすいものであり、中学校においては宿題提出が内申評価の際に特に重視されるものだと思います。
しかし、不登校の子どもたちを復学に導く際、子どもたちには
「しばらくは宿題できなくていいよ。学校に戻ることが一番大事だよ。」
と伝えます。もちろん、学校の先生方にも配慮をお願いします。この理由としては復学直後は学校に行くだけでも、ものすごくパワーを使うからです。宿題も完璧にできる状態での復学を考えるのは勉強面の遅れなどを考えると無理があります。
ただ、復学して継続登校のステージに入ると、そういうわけにはいかなくなります。
ずっと出していないとひとりだけ出していないということでクラスの中で浮いてしまったり、中学生だと先にも書いたとおり、提出しないと内申点に影響します。そうなると、地域によっては1年生であっても高校受験に影響してきてしまいます。
私たち訪問カウンセラーは、継続登校のステージに入るともちろん
「宿題はやらなくちゃいけないものだ」
という認識を子どもたちに促していきます。それでも、宿題をやる習慣がついていない子どもたちは
「宿題が多いから間に合わなかった」
「宿題やったってどうせわからんし」
「宿題は学校側が勝手に出しているだけでこっちから頼んだわけじゃない」
などなど・・・。いろんなことを言ってやろうとしません
ユニークな意見もありますが、基本的に見通しが甘く、そんなんじゃ社会では生きていけないぞと冗談交じりに突っ込みをいれるときもあるくらいです。
こういうことを言う背景には、宿題をやる習慣がついていないことはもちろん、やらなくても先生に怒られないことで学校のことを甘く見ていたり、今からやっても間に合わないからと逃げてしまったり、様々な理由があります。(わからなくて出来ないのはまた別のお話ですが)
私たち訪問カウンセラーは子どもたちのこういう背景を頭に入れながら、(子どもたちによって対応の仕方は変わりますが)「宿題は答えを写してでも出すことがまずは大事だ」ということを伝えます。
本来、答えを写すことはよくないことですが、提出しないことには評価の対象にすらなりません。しかし、ずっとこういうわけにはいきません。勉強がわからない子は余計にわからなくなってしまいます。そこで、次には一緒に宿題をやっていきます。そうすることで、私たちが訪問した日だけでもやる習慣が身についていきます。
その後は、私たちが来ない日でもやるべきことなので
「私が来た日はできているのだから、いなくたってできるはずだ。私は君ならできると信じているよ。」
ということを伝えます。
こう伝えることで、子どもと信頼関係ができていれば、「どんきー先生が言っていたしな、頑張ろう」と思ってやっていくようになっていきます。
このように訪問カウンセリングだけでうまくいくこともありますが、全てのケースでそうはいきません。学校の先生の協力も必要です。学校の先生には忘れたらしっかり叱っていただくことが必要です。「やらなくてもどうせ怒られないし」と思われてしまうとなかなか前に進まないことが多々あります。
宿題の問題は学校に行っている限りはどうしてもついてくる問題です。これからも訪問カウンセラーの立場として子どもたちと対話をしながら宿題の重要性を伝えていけたらと思います。
当たり前のことを当たり前のように出来る子を目指してサポートしてあげたいと思っています
それでは、また次回
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みなさん、覚えていますでしょうか?
ペアレンツキャンプの訪問カウンセラーのどんきーです
長かった夏が終わり、やっと秋らしくなってきましたね
子どもたちも運動会があったり、遠足があったり、秋は行事が多くて色々な経験が積める時期ですよね
この時期は、子どもたちにとっては新学期が始まり、夏休みの間に緩んでいた生活がそろそろ学校に慣れてきて普段の生活に戻ってきている時期と思います。
さて、この夏休みの私はというと、夏休みの始まりと終わりを中心に全国を飛び回っていました
近畿地方だけではなく、関東方面の子どもたちにも、久しぶりに会うことができ、みんなのキラキラした顔を見ることで元気を分けてもらえました
学校へ行けなくて苦しんでいたころから復学に向かって一緒に戦ってきた仲間ですので、あの頃の苦しみがうそのようにこんがり焼けた肌で笑顔で迎えてくれたのは本当にうれしい限りです。
今回は、宿題について書いていこうと思います。
宿題は子どもたちが家庭学習をする上で一番とっつきやすいものであり、中学校においては宿題提出が内申評価の際に特に重視されるものだと思います。
しかし、不登校の子どもたちを復学に導く際、子どもたちには
「しばらくは宿題できなくていいよ。学校に戻ることが一番大事だよ。」
と伝えます。もちろん、学校の先生方にも配慮をお願いします。この理由としては復学直後は学校に行くだけでも、ものすごくパワーを使うからです。宿題も完璧にできる状態での復学を考えるのは勉強面の遅れなどを考えると無理があります。
ただ、復学して継続登校のステージに入ると、そういうわけにはいかなくなります。
ずっと出していないとひとりだけ出していないということでクラスの中で浮いてしまったり、中学生だと先にも書いたとおり、提出しないと内申点に影響します。そうなると、地域によっては1年生であっても高校受験に影響してきてしまいます。
私たち訪問カウンセラーは、継続登校のステージに入るともちろん
「宿題はやらなくちゃいけないものだ」
という認識を子どもたちに促していきます。それでも、宿題をやる習慣がついていない子どもたちは
「宿題が多いから間に合わなかった」
「宿題やったってどうせわからんし」
「宿題は学校側が勝手に出しているだけでこっちから頼んだわけじゃない」
などなど・・・。いろんなことを言ってやろうとしません
ユニークな意見もありますが、基本的に見通しが甘く、そんなんじゃ社会では生きていけないぞと冗談交じりに突っ込みをいれるときもあるくらいです。
こういうことを言う背景には、宿題をやる習慣がついていないことはもちろん、やらなくても先生に怒られないことで学校のことを甘く見ていたり、今からやっても間に合わないからと逃げてしまったり、様々な理由があります。(わからなくて出来ないのはまた別のお話ですが)
私たち訪問カウンセラーは子どもたちのこういう背景を頭に入れながら、(子どもたちによって対応の仕方は変わりますが)「宿題は答えを写してでも出すことがまずは大事だ」ということを伝えます。
本来、答えを写すことはよくないことですが、提出しないことには評価の対象にすらなりません。しかし、ずっとこういうわけにはいきません。勉強がわからない子は余計にわからなくなってしまいます。そこで、次には一緒に宿題をやっていきます。そうすることで、私たちが訪問した日だけでもやる習慣が身についていきます。
その後は、私たちが来ない日でもやるべきことなので
「私が来た日はできているのだから、いなくたってできるはずだ。私は君ならできると信じているよ。」
ということを伝えます。
こう伝えることで、子どもと信頼関係ができていれば、「どんきー先生が言っていたしな、頑張ろう」と思ってやっていくようになっていきます。
このように訪問カウンセリングだけでうまくいくこともありますが、全てのケースでそうはいきません。学校の先生の協力も必要です。学校の先生には忘れたらしっかり叱っていただくことが必要です。「やらなくてもどうせ怒られないし」と思われてしまうとなかなか前に進まないことが多々あります。
宿題の問題は学校に行っている限りはどうしてもついてくる問題です。これからも訪問カウンセラーの立場として子どもたちと対話をしながら宿題の重要性を伝えていけたらと思います。
当たり前のことを当たり前のように出来る子を目指してサポートしてあげたいと思っています
それでは、また次回
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