2010年07月06日
お母さん行かないで
サッカーのW杯。
残念ながら日本は負けてしまいました。普段サッカーをご覧にならない方も周囲の熱気に影響を受けて応援されたのではないでしょうか
私は、当初より応援していたスペインとオランダがベスト4に残り、優勝の可能性を残しているのでまだまだW杯は終わっていないです。創造性あふれるパスワークで相手を翻弄するスペインのサッカー。トータルフットボール発祥のオランダのどこからでも攻撃が仕掛けられる魅力的なサッカー。まだまだ楽しみは尽きません
さて、今日は母子依存のお話しです。
私たちのところには不登校だけではなく母子登校の支援依頼も少なくありません。小学生の母子登校の原因を見ていくと、その多くは母子依存に起因する問題です。
母子依存が強くなると通常登校ができないだけではなく、家庭内でもお母さんが苦労される出来事が起こります。
その代表的なものが お母さん一人で出かけられないこと です。
お母さんが出かけようとすると泣きながら
「お母さん行かないで〜!」
と言います。
それを振り切って出て行こうものならば裸足のままで泣きながら外まで追いかけてきます。なんとかなだめて出れたとしてもその後はケータイに子どもから30分おき位に電話が入ります。耳元でわが子の叫びを聞いているともはや外出どころではありません。買い物もそこそこにして家に帰宅します。
家に帰宅したらしたで今度は子どもから責められます。
「お母さんは僕のことが嫌いだから外に出て行くんでしょ。僕なんて要らないんでしょ?」
などと親として大きなショックを受けるような言葉を浴びせられます。子どもの性格傾向次第ではもっと攻撃的な言葉も出てきます。
このように家からも出れない状態になると、母子依存はさらに加速します。
お風呂に一人では入れない。
トイレに一人で行けなくなる。
2階に一人で上がれない。
何でもかんでも「お母さん〜していい?」と聞いてくる。
などというような状況になります。
このような状況ではなかなかひとりで考えて行動をすることを求められる学校社会に適応できません。
一時的に過去の親の愛情不足を補うための愛情獲得行動であれば問題がないという意見もありますが、私たちの機関にご依頼をいただく親御さんの多くは決して愛情不足なのではなく、むしろ親もまた子どものためを思ってよかれと思って過干渉傾向の家庭教育をされていた方が多く見受けられます
家族のプロファイリングとしては、晩婚出産の一人っ子や、年の離れた兄弟の末っ子などによく見受けられるケースでもあります。私たちが受けるケースでは、おもに小学1年生から5年生くらいが多い傾向にあります。
ですので、母子登校のケースでは、一時的にそのようなわかりやすい形での愛情伝達行為(抱きしめる・一緒に行動するなど)をしてもその状況が変わらず、むしろその対応の結果として、より幼くなって母子依存が加速するのであれば段階的に母子密着を切り離していく対応が望まれると私は考えています。
いきなり子どもの能力面を考慮せずに母子分離を促してしまうのはあまりにも酷です。専門家と相談の上で、子どもの能力を把握し、子どもだけでできることはさせる。過干渉対応をなくし、子どもにどんどん失敗させる。という経験を積み重ねさせていくことが大切だと私は考えています。
3歳くらいの子であれば「よしよし」してあげればいいのですが、上記のような行動が小学校3年生を過ぎても日常的になされていて、母子登校からなかなか抜け出せないのであれば、自立を促す家庭教育のメソッドを学んでみるのも選択肢の一つではないかと思います。
過去に書いた母子登校に関する記事も併せてご紹介しておきます。まだご覧になってない方は参考記事の母子登校についてをクリックしてご覧くださいね。
【参考記事】
・母子登校について 1
・母子登校について 2
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残念ながら日本は負けてしまいました。普段サッカーをご覧にならない方も周囲の熱気に影響を受けて応援されたのではないでしょうか

私は、当初より応援していたスペインとオランダがベスト4に残り、優勝の可能性を残しているのでまだまだW杯は終わっていないです。創造性あふれるパスワークで相手を翻弄するスペインのサッカー。トータルフットボール発祥のオランダのどこからでも攻撃が仕掛けられる魅力的なサッカー。まだまだ楽しみは尽きません

さて、今日は母子依存のお話しです。
私たちのところには不登校だけではなく母子登校の支援依頼も少なくありません。小学生の母子登校の原因を見ていくと、その多くは母子依存に起因する問題です。
母子依存が強くなると通常登校ができないだけではなく、家庭内でもお母さんが苦労される出来事が起こります。
その代表的なものが お母さん一人で出かけられないこと です。
お母さんが出かけようとすると泣きながら
「お母さん行かないで〜!」
と言います。
それを振り切って出て行こうものならば裸足のままで泣きながら外まで追いかけてきます。なんとかなだめて出れたとしてもその後はケータイに子どもから30分おき位に電話が入ります。耳元でわが子の叫びを聞いているともはや外出どころではありません。買い物もそこそこにして家に帰宅します。
家に帰宅したらしたで今度は子どもから責められます。
「お母さんは僕のことが嫌いだから外に出て行くんでしょ。僕なんて要らないんでしょ?」
などと親として大きなショックを受けるような言葉を浴びせられます。子どもの性格傾向次第ではもっと攻撃的な言葉も出てきます。
このように家からも出れない状態になると、母子依存はさらに加速します。
お風呂に一人では入れない。
トイレに一人で行けなくなる。
2階に一人で上がれない。
何でもかんでも「お母さん〜していい?」と聞いてくる。
などというような状況になります。
このような状況ではなかなかひとりで考えて行動をすることを求められる学校社会に適応できません。
一時的に過去の親の愛情不足を補うための愛情獲得行動であれば問題がないという意見もありますが、私たちの機関にご依頼をいただく親御さんの多くは決して愛情不足なのではなく、むしろ親もまた子どものためを思ってよかれと思って過干渉傾向の家庭教育をされていた方が多く見受けられます

家族のプロファイリングとしては、晩婚出産の一人っ子や、年の離れた兄弟の末っ子などによく見受けられるケースでもあります。私たちが受けるケースでは、おもに小学1年生から5年生くらいが多い傾向にあります。
ですので、母子登校のケースでは、一時的にそのようなわかりやすい形での愛情伝達行為(抱きしめる・一緒に行動するなど)をしてもその状況が変わらず、むしろその対応の結果として、より幼くなって母子依存が加速するのであれば段階的に母子密着を切り離していく対応が望まれると私は考えています。
いきなり子どもの能力面を考慮せずに母子分離を促してしまうのはあまりにも酷です。専門家と相談の上で、子どもの能力を把握し、子どもだけでできることはさせる。過干渉対応をなくし、子どもにどんどん失敗させる。という経験を積み重ねさせていくことが大切だと私は考えています。
3歳くらいの子であれば「よしよし」してあげればいいのですが、上記のような行動が小学校3年生を過ぎても日常的になされていて、母子登校からなかなか抜け出せないのであれば、自立を促す家庭教育のメソッドを学んでみるのも選択肢の一つではないかと思います。
過去に書いた母子登校に関する記事も併せてご紹介しておきます。まだご覧になってない方は参考記事の母子登校についてをクリックしてご覧くださいね。
【参考記事】
・母子登校について 1
・母子登校について 2
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この記事へのコメント
1. Posted by ゆうま 2010年07月07日 12:21
サッカーもえてましたね普段はスポーツをみないゆうま家でも、サッカーみてました、息子の友達も夜中に目覚ましかけて見ていた子もいたとか?スポーツもいいものです
母子依存ですが、うちは息子が一人で留守番する分には問題なかったのですが、父親、祖父母、ちなみにおばあちゃん大好きな子ですが、全くダメになり、お出かけはママは?ママはいかないの?なら 行かない!になるので行きたくないハイキングなどなど、つきあうしかなく、息抜きは近所の買い物くらいでした、確かに一時的な、愛情の確かめならいいのかもしれませんが、不登校初期のあの頃は、どこにもいかれずしんどかったですその後いろいろあったときは、多少警告めいたこともいいましたが、依存という感じはなかったようにおもいます。
なので母子依存という感じなのかわかりませんが支援の先生曰わく、母子分離出来ないわけではないが、みたいにいっていたとおもいます、母子登校もしましたが、依存から来るものか‘不安からくるものか、わかりません。いろいろ難しいですね。ぶにん先生ももう一息というところでしょうか? 蒸し暑い毎日ですが、体調気をつけてがんばってくださいね。
2. Posted by かのん 2010年07月07日 14:31
サッカー、負けてしまったのは残念でしたが、一人一人のコメントや、会見をみて、『本当にいいチームだったんだな
』と心の中があたたかくなりました
(前回のチームは、メンバーに確執もあったようですし)あ〜でもやっぱり、岡ちゃんではないけれど、「もう1試合でいいから応援したかった!」がホントのところかな
うちの次男は入学3日目にして行き渋り、毎朝車で送り、担任の先生が見えてから私が帰るときの泣きわめきように毎日ぐったりでした。次男の騒ぎように先生が登校拒否になるのではないかと心配したくらいでした。登校に関しての不安なこと(当番がいや・○ちゃんと喧嘩した)なども私が先生に伝えていて、どんどん依存させてしまったのだと思います。冬からは送りも必要なくなり、安心していたのですが、3年になり、再び…。1年の頃と同じ事を私は繰り返していました。
復学後もしばらく問題はありましたが、今は多少の不安があっても「まあいいや」とか「先生に聞いてみるからいいよ」など私に頼ってくることはなくなりました。兄弟喧嘩しても、以前はすぐに「お母さん、お兄ちゃんが…
」と言いに来ていましたが、今はそれなりに切り抜け、娘に至っては、ちょっとやそっと殴られても平気
(その割に「デブ」とか「ヨーダに似てる」などには敏感に反応しますが)留守番も幼稚園のころから、近所のスーパーぐらいなら一人で平気でした。
次男の時の間違いを娘に繰り返さずにすんだこと、ぶにん先生に巡り会うことができて感謝です
今日の楽しい
電話カウンセリングもありがとうございました。子どもたちを違った角度から見ることができそうです
』と心の中があたたかくなりました
(前回のチームは、メンバーに確執もあったようですし)あ〜でもやっぱり、岡ちゃんではないけれど、「もう1試合でいいから応援したかった!」がホントのところかな
うちの次男は入学3日目にして行き渋り、毎朝車で送り、担任の先生が見えてから私が帰るときの泣きわめきように毎日ぐったりでした。次男の騒ぎように先生が登校拒否になるのではないかと心配したくらいでした。登校に関しての不安なこと(当番がいや・○ちゃんと喧嘩した)なども私が先生に伝えていて、どんどん依存させてしまったのだと思います。冬からは送りも必要なくなり、安心していたのですが、3年になり、再び…。1年の頃と同じ事を私は繰り返していました。
復学後もしばらく問題はありましたが、今は多少の不安があっても「まあいいや」とか「先生に聞いてみるからいいよ」など私に頼ってくることはなくなりました。兄弟喧嘩しても、以前はすぐに「お母さん、お兄ちゃんが…
」と言いに来ていましたが、今はそれなりに切り抜け、娘に至っては、ちょっとやそっと殴られても平気
(その割に「デブ」とか「ヨーダに似てる」などには敏感に反応しますが)留守番も幼稚園のころから、近所のスーパーぐらいなら一人で平気でした。
次男の時の間違いを娘に繰り返さずにすんだこと、ぶにん先生に巡り会うことができて感謝です
今日の楽しい
電話カウンセリングもありがとうございました。子どもたちを違った角度から見ることができそうです
3. Posted by ハイジ 2010年07月08日 09:09
おはようございます
私も、にわかサッカーファンですが楽しみました。目標にむかって一生懸命になるのって、やっぱりかっこいいですね
さて「母子依存」ですが、うちの息子はまさにそれ。すごかったです。
小さい時から、実家にいっても私がいなければだめでしたし、まして不登校になってからというもの
トイレ・お風呂・寝るまですべてにおいて「ママ〜ママ〜」でした。留守番ができないので、弟の幼稚園の送り迎えも私と一緒にしていました(小4です)
そんな息子に私は、「一人でできるでしょ」と怒鳴り散らし、息子ばかりをせめていました。
でもそんな息子が、なぜママ離れができたのか・・・
それは、その原因が<親の過保護過干渉>からきているということに気付かせてもらったこと。
それと、カウンセラーによる第三者の息子への助言があったからと私は思っています。
息子の母子依存はハンパなかったので、やはりどちらかだけではだめだったと思います。
「対処法はひとりひとりみんな違う」とよく先生はおっしゃいますが、本当にそう思います。
ってことは、それだけ先生のお仕事はたいへんですよね。
まだまだ蒸し暑い日が続きますが、夏休み前のラストスパートがんばってください。
私も、にわかサッカーファンですが楽しみました。目標にむかって一生懸命になるのって、やっぱりかっこいいですね
さて「母子依存」ですが、うちの息子はまさにそれ。すごかったです。
小さい時から、実家にいっても私がいなければだめでしたし、まして不登校になってからというもの
トイレ・お風呂・寝るまですべてにおいて「ママ〜ママ〜」でした。留守番ができないので、弟の幼稚園の送り迎えも私と一緒にしていました(小4です)

そんな息子に私は、「一人でできるでしょ」と怒鳴り散らし、息子ばかりをせめていました。
でもそんな息子が、なぜママ離れができたのか・・・
それは、その原因が<親の過保護過干渉>からきているということに気付かせてもらったこと。
それと、カウンセラーによる第三者の息子への助言があったからと私は思っています。
息子の母子依存はハンパなかったので、やはりどちらかだけではだめだったと思います。
「対処法はひとりひとりみんな違う」とよく先生はおっしゃいますが、本当にそう思います。
ってことは、それだけ先生のお仕事はたいへんですよね。
まだまだ蒸し暑い日が続きますが、夏休み前のラストスパートがんばってください。
4. Posted by サブリナ 2010年07月10日 01:51
ぶにん先生、お疲れ様です。
久〜しぶりにパソコンに向かっています
うわっ先生沢山更新されていたんですね・・・(申し訳なかったです
)
サッカー
見ごたえありますね
決勝戦も3位決定戦も気になる所です
一生懸命な姿を見ると、私もついつい熱が入ってしまいます
「母子依存」これは、息子が不登校の時、かなりひどい状態だったと思います。。親が変わる事に気づかせて頂いたおかげで依存はなくなりましたが、我が家の場合、その後色々ありました
ぶにん先生に救って頂いたおかげで今は笑って話せるようになりました
感謝感謝です
まだまだこれから、ですが、よろしくお願いします
百人百様、一人一人違うので、先生もほんとに大変だと思います。先生の引き出しの多さあってこそですね
体調も優れない日もあるかと思います。お身体、くれぐれもご自愛下さいね
久〜しぶりにパソコンに向かっています
うわっ先生沢山更新されていたんですね・・・(申し訳なかったです
)サッカー
見ごたえありますね
決勝戦も3位決定戦も気になる所です
一生懸命な姿を見ると、私もついつい熱が入ってしまいます
「母子依存」これは、息子が不登校の時、かなりひどい状態だったと思います。。親が変わる事に気づかせて頂いたおかげで依存はなくなりましたが、我が家の場合、その後色々ありました
ぶにん先生に救って頂いたおかげで今は笑って話せるようになりました
感謝感謝です
まだまだこれから、ですが、よろしくお願いします
百人百様、一人一人違うので、先生もほんとに大変だと思います。先生の引き出しの多さあってこそですね

体調も優れない日もあるかと思います。お身体、くれぐれもご自愛下さいね

5. Posted by そら 2010年07月18日 18:12
母子依存はありませんでしたが母子密着は根深かったかも
と最近の息子を見ても思います。
未だに、目を合わせて「大変だったね〜
」といったりすると、すぐすり寄って来るので「中2が寄るのは違うだろ
」と足蹴にしなければいけません
元々私がアニメ声のせいか(?)意識しないと大人扱いしている喋り方になりません
けれどそこがたまに上手にできると傾聴・共感+大人扱いをしてもらえた満足そうな顔をするんですよね。
まだまだ修行が必要なようです。
あ、掲示板で短期復学支援を受けたメンバーを中心に話しているお部屋がありますが、久しぶりに顔を出された方が母子登校、母親送迎を克服されたとおっしゃってました。家族療法の間違いのなさをまた確認できた気がします
(^-^)
と最近の息子を見ても思います。未だに、目を合わせて「大変だったね〜
」といったりすると、すぐすり寄って来るので「中2が寄るのは違うだろ
」と足蹴にしなければいけません
元々私がアニメ声のせいか(?)意識しないと大人扱いしている喋り方になりません

けれどそこがたまに上手にできると傾聴・共感+大人扱いをしてもらえた満足そうな顔をするんですよね。
まだまだ修行が必要なようです。
あ、掲示板で短期復学支援を受けたメンバーを中心に話しているお部屋がありますが、久しぶりに顔を出された方が母子登校、母親送迎を克服されたとおっしゃってました。家族療法の間違いのなさをまた確認できた気がします
(^-^)



