前回記事、クローズ or オープン で親から子への性教育について皆様にたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございました。
「子どもが性に対して尋ねてきた時に親としてどのように答えるか」というお題目でご意見をいただきましたので、前回記事のコメントも合わせてご覧になってくださいね。
私としましてもとても参考になるご意見や経験を聞くことが出来て勉強になりました
さて、今日は皆さんからのコメントの内容と、私がこれまでの家庭教育支援の中で感じたことについてまとめてみたいと思います。
これが正解というものではありませんが、何かの参考になれば幸いです。
性教育はとても大切なこと。自分自身を大切にし、他者をいたわることの大切さもそこに含まれます。親は恥ずかしがる必要はありません。
性教育は単なる子作りのレクチャーではありません。
母親から娘には比較的はなしやすいが、息子には自分の経験として話せないところもあり、極端にクローズになりがち。父親にも相談しましょう。
知識としてきちんと伝えるオープンスタイルでも、親の価値観を伝えて子に考えさせるクローズスタイルでもいずれでも構わないが、極端になりすぎるのも問題。秘密にして隠しすぎることではないが、言いふらすべきことでもないというバランス感覚が大切なのかも。
誰かを傷つけるような歪んだ性の価値観をもたれるのは親としては心配。自我が発達して第二次性徴が始まる頃には親以上に子は性に対して親にはクローズになることは理解しておく必要がある。
クローズにしすぎて性の話題をタブー視しすぎると、子が性のことで問題を抱えた時、親に相談しづらくなる。
男性の性欲と女性の性欲は違うもの。母親は特に男性の性欲についての理解が薄い(逆もまた然り)ため、時折、親のほうがクローズにしてほしいという子の気持ちを無視して干渉してしまう時がある。これはNG。
(男の子の夢精、自慰行為、女の子の生理や胸のふくらみなど)
子どもの年齢に応じた説明を。
なかなか性教育の話題を親からは切り出しにくいもの。これまで話したことがないご家庭であれば、子からの発信など常に話す機会を伺っておくことが肝要。「またいつか」ではタイミングを逃す可能性が高い。
取っ掛かりとして「プライベートゾーン」の説明をする。口や胸、お尻や性器はプライベートゾーンとして誰にも気軽に触らせないということを伝える。プライベートゾーンをないがしろにされた場合は相談をさせる。
家庭外でも、学校教育の現場や性教育の講座など勉強させられる機会はある。
体外受精や、血のつながりのない親子などのケースもあるので、永遠の愛→セックス→命の誕生ではないケースもある。これは初期で話す必要はないかもしれないが、オープンに話し合える関係であれば思春期であれば伝えておきたいこと。多様性には満ちているということを伝えたい。
かといって多様性をすべて認めると歪んだ性など、性犯罪をも認めることになりかねないので、誰かを傷つける、自分自身が傷つくことは何かということも考えさせる。
あなたを愛してるし、あなたも自分のことを愛してほしい。これがシンプルながら、結論なのかもしれない。
箇条書きに書いてみましたが、いかがでしたでしょうか
家庭教育相談を受けておりますと、このような性に対する質問が少なからずあります。私は男性で、相談者の多くは女性(母親)ですので、ときどき、私自身が「え?男からすれば常識なのに、お母さんはこんなに驚かれるんだな」ということはあります。
男性と女性の性に対する知識の違いはありますが、親の立場ではいずれにも対応できるようにしておくためにもご主人とあらかじめ話し合いをしておくことも必要ではないかと思います。
小学校高学年以上の男子になれば、ベッドの下や引き出しからエロ本やアダルトビデオが出てくることもあります。どうかお母さんは嫌悪感を覚えないでお子さんの成長を喜んでほしいところではあります。(まぁその内容にもよるでしょうが・・・)
前回の記事でも書きましたが、上記の内容を踏まえて、お子さんに説明するテクニックとしては、家庭教育の理論がそのまま使えます。
・アクティブリスニング (なるほど。そう感じるのね)
・親の気持ちを伝える (お母さんはこう思うよ)
・親の価値観を押し付けない (あなたはママの話を聞いてどう感じる?)
・家族会議 (性について父が司会者になり、セッションをする)
などなどなど・・・
家庭の性教育についてはいろいろな形があると思います。
最初にも書きましたが、コレが正解というものは私からは提示できませんが、何か参考になるものが有れば嬉しいです
性犯罪や、身体を売る女の子、10代の性感染症の増加、中絶手術の増加など、若者のせいを取り巻く問題は根深いものがあります。
しかし、その根は家庭にあると思います。
この世の生まれた瞬間から性教育は始まるという立場の意見も少なくありません。
皆さんのご意見が聞けてよかったです。ありがとうございました
【追記】
最後になりましたが、前回記事にて貴重なコメントを頂いた、かのんさん、ミラバルさん、ちゃろさん、ゆうちんさん、みかんさん、ふらわぁさん、メロディさん、ティカさん、そらさん、こねこさん ありがとうございました!
「子どもが性に対して尋ねてきた時に親としてどのように答えるか」というお題目でご意見をいただきましたので、前回記事のコメントも合わせてご覧になってくださいね。
私としましてもとても参考になるご意見や経験を聞くことが出来て勉強になりました

さて、今日は皆さんからのコメントの内容と、私がこれまでの家庭教育支援の中で感じたことについてまとめてみたいと思います。
これが正解というものではありませんが、何かの参考になれば幸いです。







(男の子の夢精、自慰行為、女の子の生理や胸のふくらみなど)







箇条書きに書いてみましたが、いかがでしたでしょうか

家庭教育相談を受けておりますと、このような性に対する質問が少なからずあります。私は男性で、相談者の多くは女性(母親)ですので、ときどき、私自身が「え?男からすれば常識なのに、お母さんはこんなに驚かれるんだな」ということはあります。
男性と女性の性に対する知識の違いはありますが、親の立場ではいずれにも対応できるようにしておくためにもご主人とあらかじめ話し合いをしておくことも必要ではないかと思います。
小学校高学年以上の男子になれば、ベッドの下や引き出しからエロ本やアダルトビデオが出てくることもあります。どうかお母さんは嫌悪感を覚えないでお子さんの成長を喜んでほしいところではあります。(まぁその内容にもよるでしょうが・・・)
前回の記事でも書きましたが、上記の内容を踏まえて、お子さんに説明するテクニックとしては、家庭教育の理論がそのまま使えます。
・アクティブリスニング (なるほど。そう感じるのね)
・親の気持ちを伝える (お母さんはこう思うよ)
・親の価値観を押し付けない (あなたはママの話を聞いてどう感じる?)
・家族会議 (性について父が司会者になり、セッションをする)
などなどなど・・・
家庭の性教育についてはいろいろな形があると思います。
最初にも書きましたが、コレが正解というものは私からは提示できませんが、何か参考になるものが有れば嬉しいです

性犯罪や、身体を売る女の子、10代の性感染症の増加、中絶手術の増加など、若者のせいを取り巻く問題は根深いものがあります。
しかし、その根は家庭にあると思います。
この世の生まれた瞬間から性教育は始まるという立場の意見も少なくありません。
皆さんのご意見が聞けてよかったです。ありがとうございました

【追記】
最後になりましたが、前回記事にて貴重なコメントを頂いた、かのんさん、ミラバルさん、ちゃろさん、ゆうちんさん、みかんさん、ふらわぁさん、メロディさん、ティカさん、そらさん、こねこさん ありがとうございました!
よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを)
↓