2005年度のとある世界ランキングです。
何のランキングかわかりますでしょうか?
【1位】 フランス 137回
【2位】 ギリシャ 133回
【3位】 イギリス 119回
【4位】 アメリカ 111回
【5位】 スペイン 110回
【6位】 イタリア 108回
【7位】 タイ 103回
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【最下位】 日本 46回
実は、これは年間のセックスの回数のランキングです。
夫婦や恋人とのセックスの回数が日本は世界で一番少ない国なのです。私がはじめてそれを知ったのはもう10数年以上前のことなので、そこから変わらず日本人のセックス回数は最下位をキープしているようです。
さて、ここから何が見えてくるか。
それは日本人の性に対する意識がとてもクローズだということです。
このアンケートの数字にも正直に答えた日本人が何人いるのかは疑問ですし、セックスに対してタブー視する傾向が日本にはあるとも言われています。
個人個人によってもちろんその差異はありますが、平均的に日本人は性に関してクローズだということが世界での位置づけだということです。
(クローズなのがマイナスだということではありません。オープンな国の性犯罪は多いですし、オープンなのが必ずしも良いということではない)
さて、前置きはそのくらいにしておいて。
今日、考えていただきたいのは「性教育」について。
家庭教育の相談を受けておりますと、小学校高学年から中学生あたりで子どもから性に関する問いかけが増えてきます。「お母さん、どうやったら子どもができるの?」
「セックスって何?」
などの直球勝負の質問など、ある日、何の前触れもなくしてくるのが子どもです。時には部屋の掃除のときにエロ本を発見して、嫌悪感を覚えられた方、または子の成長を喜ばれた方もいらっしゃるかと思います。
そのような経験のある親御さんならわかると思いますが、かなりドキッとされたかと思います。
もちろん学校教育の中でも性教育は行われます。(第二次性徴など自分の体の変化や、恋愛についてなど)、理科の授業でも5年生あたりで生命の誕生や人体のことにつて学ぶ機会もあります。
しかし、その前段階で、早熟なお友達からの情報や、お兄ちゃんのお姉ちゃんからの情報というものもあるかもしれません。
大人がドキッとしてしまうのは、大人と子供の知識の差によるものだと考えられます。子どもはセックスがどのようなものかを大人よりかは理解していないのであっけらかんと言ってきます。
日本人の風習として、上記のランキングからも読み取れるようにかなりクローズで、どこかタブー視しているところはあると思います。
しかし、性教育は本当に大切なこと
命の尊さや、神秘、そして人を愛し、いたわることの素晴らしさがこめられています。
果たして、その本来素晴らしい内容の性教育を親の立場でどのように伝えるべきか。
私が性教育の問題についてアドバイスするのは
オープンにするかクローズにするかは家庭の方針で決めてほしい。ただ伝え方は家庭教育のテクニックの中にすべてあります。
です。
そこで・・・
今日はここで皆さんのご意見を頂いてオープンセッションを出来ればと思います。
【お題】
子どもが性について尋ねてきた時、親としてどのように話しますか?
皆さんのご意見を頂いた上で、次回の記事でその考えを総括したいと思います。
「私はこのように話した」
「私ならこう話す」
「子どもにこのように質問をされた」
などご意見頂ければ嬉しいです。
もちろんお子さんの性別の違いや年齢にもよるとは思います。それも踏まえた上で皆さんの考えをコメントで頂きながら、よりよい家庭教育の実践につなげていければと思っています。
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