お盆も過ぎ、夏休みも残り10日ほどになりました。
帰省されたり、旅行に行かれたりされたご家庭のお子さんは真っ黒になっているころではないでしょうか
私の方は、お盆休みはなかったのですが、土日や空いた時間を利用して実家に帰ったり、嫁さんの実家に帰って仏壇にご挨拶をしたり、高校の同窓会に行ったり、友人の出産祝いにいったりとあわただしく過ごしておりました
お盆くらいは事務所を閉めて、ケータイの電源を落としていいのでは?とよく言われます。
しかし、家庭教育の相談というのはむしろ、長期休み中の方が多いのです。
不登校などの復学支援では夏休み中は学校がないので、1学期の時よりも親も子も羽を伸ばして2学期に力を蓄えるのが自然だとは思いますが、家庭教育支援では、長期休み中の方が親と子どもが接する時間も長いうえ、帰省や旅行中を中心に「大小さまざまな疑問や問題」が起こるようです。
その一部をご紹介しましょう。みなさまにも心当たりのある状況があるかもしれませんね。「今、父方の実家に帰ってきましたが、子どもが帰りたがりません。どうしましょう?」
「昨日までBBQを楽しみにしてましたが、今朝になって行き渋ってます。」
「夏休みの宿題をまったくしていないようですが、声をかけるべき?」
「ゲームばかりしている子を見てイライラします」
「暇だ暇だと毎日、荒れています。どこか連れて行くべきでしょうか?」
「部屋に入れないほど子ども部屋が荒れています」
「友達と夜遅くまで遊びに出ています。門限を守りません」
「お金の使い方が荒くなっているようです。どこまで制限すれば?」
などなどなどなどなど・・・・・・etc
ペアレンツキャンプでは基本的に夏休みも家庭ノートは2週間に1回は郵送して頂いているので、全国各地のクライエントさんの奮闘ぶりがうかがえました。
みなさんお子さんのためによく頑張っていただけました。
上記の内容をどのように対応していくかはメシテイ(命令・指示・提案)しか手がないわけではなく、子どもに考えさせることで自発的に問題を解決させる上手な対応というものがあります。または、メシテイをするにしても効果的なタイミングや手法というものがあります。
ペアレンツキャンプで現在進行形で学んでおられる親御さんの中には、この夏にPCMの理解が深まった方、父親コーチングや家族会議の手法を練習された方も多いのではないかと思います。
夏休み期間に母子密着が強くなったり、干渉が強くなったりしたという実感のあるご家庭は、そろそろ学校生活とのギャップを埋めていく対応も心がけていく時期です。
これは個々のご家庭の様子や、お子さんの学年や性格傾向によってその対応は異なるため、ここでその対応を書くのは難しいですが、とても大切なことかと思います。
また、1学期の間、五月雨登校や不登校の状態だったお子さんについては
「夏休み明けたら毎日学校へ行くから!」
と宣言して、夏休み期間は1学期中とは見違えるほど元気になった子も多いと思います。
しかし、学校生活と家庭生活とのギャップを埋めずに、家庭内での制限力を明確に作れていない場合では、そろそろ元気がなくなってきて、8月末には
「はぁ〜」
と重たいため息をついて体調不良を訴えかけてくるかもしれません。長期化しないためにも早い段階で親の対応を変えることが望まれます。
夏休みの終盤戦
残暑の厳しい今日頃ごろですが、お子さんの自立のためにもそろそろ学校のことを意識した対応を考えていきましょうね。
2学期の継続登校に向けて。私も今日から事務所を出て動き始めます!
※23日の日曜日に東京でささやかな親の会をします。今のところ参加人数は12名です。今回は会場の都合もあり関東方面の現行のクライエント様を中心に声をかけさせていただきました。関東方面の親御さんたちとお会いできるのを楽しみにしています。 (み)お子さんに関するご相談はペアレンツキャンプまで
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