私は家庭教育カウンセラーの立場から、親御さんに対して子どもの自立を援助しています。

親が変わることで子どもに影響を与える間接援助の形をとっています。(システムズアプローチ)
不登校のケースでは間接援助に加えて子どもに直接対応する手法(ダイレクトアプローチ)を取り入れています。

これらの家庭教育の考え方のキーワードとして 「自立」 と 「援助」 が挙げられます。


自立とは「親の自立」と「子の自立

援助とは「親に対する援助」と「子に対する援助


そしてそれらの考え方が最終的に目指すところとは


援助者が離れても継続的に今の状況を家庭だけで維持または発展させていくこと


そのように私は考えています。




さて、ここからが今回の本題です

以前、少数民族の農村開発のお話をこのカウンセリングルームでもしましたね。

今日ご紹介するのは、実際に現地で開発援助の活動をされているLinkさんです。

Linkの代表の木村茂先生は北部タイの農村をフィールドにして村人の自立を考えた援助活動をされています。

北タイ農村の環境保全を主軸とした住民主体の村落開発支援などを中心にして村人と一体になって取り組まれています。
上記で私がお伝えした「自立」と「援助」の考え方を深く自分のものとして考えられるようになったきっかけは、このLinkさんの活動が元になっているといっても過言ではありません。

木村茂先生の講演会は関西地区と関東地区で年に2回されていますので「自立」と「援助」に興味のある方は、家庭教育以外の角度から考える機会になるのではないかと思います。
木村茂先生とは10年来のお付き合いをさせていただいていますが、私が「先生」と呼べる数少ないお方です。なかなかお会いする機会は少ないですが会うたびに貴重なご意見を頂いて帰ってます(二日酔いも頂いて帰ってます


また、Linkでは少数民族の村へ宿泊して現状を自分の目で見たり、北部タイが抱える環境問題や人権問題を深く考えることができるスタディーツアーも開催されています



遠い国の出来事、自分とは関係のないこと・・・


しかし、自立と援助という家庭教育のテーマから考えると、決して切り離せないような気はします。



Link 〜森と水と人をつなぐ会〜



詳しくはLinkのHPをご覧下さいね