2009年05月18日
枚方市教職員の皆様への講演会
先日、当カウンセリングルームでも告知していました、教職員の皆様を対象とした講演会を行いました。
大阪府の枚方市の小学校へお勤めの先生方だけではなく、地域の障害者支援をされている先生にも来ていただき、こちらが予想していた人数よりも多くの皆様にお集まりいただき、嬉しく思います。
開始15分前に急いで資料を増す刷りし、予定開始時刻を20分ほど超えたところで、斧原一朗先生の司会による講演会が始まりました。
以下がその内容です。
『不登校復学支援のための積極的アプローチ法と不登校予防のための家庭教育』
・開催日 2009年5月15日(金)18:00〜20:00
・場所 枚方市民会館 第一会議室
・主催 家庭教育支援グループペアレンツキャンプ
・司会 斧原 一朗 (元 枚方市小学校教諭)
・講師 水野 達朗 (家庭教育支援グループペアレンツキャンプ 代表)
=講演内容=
・ペアレンツキャンプの復学支援法とは
・家族療法とは (システムズアプローチ)
・訪問カウンセリング法 (ダイレクトアプローチ)
・問題行動予防のための家庭教育とは
・PCMの11のメソッド解説
・予防的な家庭教育の考え方の普及のために学校教育と連携できることは
・民間の支援機関としての意見
・学校としての意見
・質疑応答
およそ90分ほどの講演でしたが、一通り民間の支援機関としての立場からお話しすることができました。
また、先生方の中には今、実際不登校の児童がクラスにいて、どのように接するべきなのか、どのように親御さんに対応するべきなのかで迷われている先生もいらっしゃったため、私のお話しする内容に皆様、真剣にうなづきながらメモなどを取られていたように感じられます。
参加人数も当初は5名以上としか事前に聞いていなかったのですが、最終的には20名ほどの方に御足を運んでいただきました。
質疑応答では興味深いご意見も頂きました。
「学校には無理に行かなくていい」という親御さんや、学校側に問題を押し付けて自らを省みない親御さんに対しても、このような手法は効果的なのか?
ある先生が質疑応答でおっしゃったご質問です。
私たちペアレンツキャンプでは、「親が変わらなければ子どもは変わらない」という考え方に賛同して頂いている方が、支援を希望されるので、今現在学校教育が抱えている「不登校に問題意識のない親」への対応という面では、苦労した記憶があまりありません。
学校の先生方の立場としても、コスト面を明確に親に伝えた上で、民間の支援機関も選択肢として説明はできるが、問題意識の低いご家庭に関しては、おそらくこのような機関があるということを説明しても糠に釘だろうと感じておられるようでした。
私としても、この命題に明確な答えをお返しすることができませんでした。
不登校や五月雨登校、母子登校が増えている昨今、学校側が抱えている問題というのは、私たちのような支援機関が抱えている問題よりも拡散的だと感じます。拡散的であればある程、先生方のご苦労は増すばかり。
我々としても、とても勉強になる質疑応答となりました。
ご用意した書籍も完売し、先生方も新たな考え方や対応策を必死に模索されているのだなと感じました。
また、講演会終了後の懇親会にもお呼ばれして、楽しいひと時を過ごすことができました。お忙しい中、参加していただいた先生方ありがとうございました。
また、数名の親御さんから問い合わせがあったのでご説明します。
今回は特定の市の教職員の皆様を対象とした講演会でしたので、事前告知は特定の方面でしか行いませんでした。親御さん対象の講演会を行うときは事前に告知いたしますのでご安心ください
大阪府の枚方市の小学校へお勤めの先生方だけではなく、地域の障害者支援をされている先生にも来ていただき、こちらが予想していた人数よりも多くの皆様にお集まりいただき、嬉しく思います。
開始15分前に急いで資料を増す刷りし、予定開始時刻を20分ほど超えたところで、斧原一朗先生の司会による講演会が始まりました。
以下がその内容です。
『不登校復学支援のための積極的アプローチ法と不登校予防のための家庭教育』
・開催日 2009年5月15日(金)18:00〜20:00
・場所 枚方市民会館 第一会議室
・主催 家庭教育支援グループペアレンツキャンプ
・司会 斧原 一朗 (元 枚方市小学校教諭)
・講師 水野 達朗 (家庭教育支援グループペアレンツキャンプ 代表)
=講演内容=
・ペアレンツキャンプの復学支援法とは
・家族療法とは (システムズアプローチ)
・訪問カウンセリング法 (ダイレクトアプローチ)
・問題行動予防のための家庭教育とは
・PCMの11のメソッド解説
・予防的な家庭教育の考え方の普及のために学校教育と連携できることは
・民間の支援機関としての意見
・学校としての意見
・質疑応答
およそ90分ほどの講演でしたが、一通り民間の支援機関としての立場からお話しすることができました。
また、先生方の中には今、実際不登校の児童がクラスにいて、どのように接するべきなのか、どのように親御さんに対応するべきなのかで迷われている先生もいらっしゃったため、私のお話しする内容に皆様、真剣にうなづきながらメモなどを取られていたように感じられます。
参加人数も当初は5名以上としか事前に聞いていなかったのですが、最終的には20名ほどの方に御足を運んでいただきました。
質疑応答では興味深いご意見も頂きました。
「学校には無理に行かなくていい」という親御さんや、学校側に問題を押し付けて自らを省みない親御さんに対しても、このような手法は効果的なのか?
ある先生が質疑応答でおっしゃったご質問です。
私たちペアレンツキャンプでは、「親が変わらなければ子どもは変わらない」という考え方に賛同して頂いている方が、支援を希望されるので、今現在学校教育が抱えている「不登校に問題意識のない親」への対応という面では、苦労した記憶があまりありません。
学校の先生方の立場としても、コスト面を明確に親に伝えた上で、民間の支援機関も選択肢として説明はできるが、問題意識の低いご家庭に関しては、おそらくこのような機関があるということを説明しても糠に釘だろうと感じておられるようでした。
私としても、この命題に明確な答えをお返しすることができませんでした。
不登校や五月雨登校、母子登校が増えている昨今、学校側が抱えている問題というのは、私たちのような支援機関が抱えている問題よりも拡散的だと感じます。拡散的であればある程、先生方のご苦労は増すばかり。
我々としても、とても勉強になる質疑応答となりました。
ご用意した書籍も完売し、先生方も新たな考え方や対応策を必死に模索されているのだなと感じました。
また、講演会終了後の懇親会にもお呼ばれして、楽しいひと時を過ごすことができました。お忙しい中、参加していただいた先生方ありがとうございました。
また、数名の親御さんから問い合わせがあったのでご説明します。
今回は特定の市の教職員の皆様を対象とした講演会でしたので、事前告知は特定の方面でしか行いませんでした。親御さん対象の講演会を行うときは事前に告知いたしますのでご安心ください

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この記事へのコメント
1. Posted by ちゃろ 2009年05月18日 23:57
ぶにん先生こんばんは
講演会、盛況だったようですね。
学校の先生方というと、中々自分の主義を曲げない方が多いようなイメージをもってしまいますが、日々勉強をされる方の多いのも先生だと感じます。
学校の先生の頭の引き出しに、ぶにん先生のような仕事をされている方がいることを入れていただけるだけでも、これからの不登校に対する対応が変わってくるのではないでしょうか?
『予防的な家庭教育の考え方の普及のために学校教育と連携できることは』この内容が気になります。
講演会、盛況だったようですね。
学校の先生方というと、中々自分の主義を曲げない方が多いようなイメージをもってしまいますが、日々勉強をされる方の多いのも先生だと感じます。
学校の先生の頭の引き出しに、ぶにん先生のような仕事をされている方がいることを入れていただけるだけでも、これからの不登校に対する対応が変わってくるのではないでしょうか?
『予防的な家庭教育の考え方の普及のために学校教育と連携できることは』この内容が気になります。
2. Posted by ノエル 2009年05月19日 18:35
ぶにん先生、こんにちは!
ぶにん先生が思い描かれている家庭教育の考え方の普及が、形になってきているのですね。
学校の先生方も、不登校児に対して、一生懸命関わってくださっていることは、友人からの話や、うちの経験からも感じています。
ただ、どうすればいいのか、正解を見つけられず、必死に模索されている、ほんと、そうだと思います。
このような機会をどんどん作って、先生方の選択肢が増えることで、ひとりでも多くの子どもたちが救われるといいなと願っています。
親対象の講演会、ぜひお聴きしたいです〜
ぶにん先生が思い描かれている家庭教育の考え方の普及が、形になってきているのですね。
学校の先生方も、不登校児に対して、一生懸命関わってくださっていることは、友人からの話や、うちの経験からも感じています。
ただ、どうすればいいのか、正解を見つけられず、必死に模索されている、ほんと、そうだと思います。
このような機会をどんどん作って、先生方の選択肢が増えることで、ひとりでも多くの子どもたちが救われるといいなと願っています。
親対象の講演会、ぜひお聴きしたいです〜
3. Posted by ティカ 2009年05月20日 00:35
ぶにん先生こんにちは。
息子が不登校になった時、校長先生が「残念ながら教師は不登校の知識を持っていなくて、どう対応していいのか分からないんです。教育委員会のカウンセラーを紹介することしか出来ないんです。」と申し訳なさそうにおっしゃっていました。
学校の先生は、何か解決の糸口があるのではと熱心に対応してくださいます。しかし、皮肉なことに、その熱心さが子どもにストレスを与えてしまい逆の結果を生んでしまうこともあります。うちの息子がそうでした。先生の訪問によりかえって学校への気持ちが離れてしまったのです。
学校の先生は不登校の専門家ではありません。でも、目の前に不登校児はいます。不登校になってまず子どもが接するのはカウンセラーよりも学校の先生だと思います。その時の声かけ一つで子どもにどんな影響を及ぼすとも限りません。思うような結果が得られず不登校児の対応に苦慮されている先生はたくさんいらっしゃるはずです。
ぶにん先生が教職員の方を対象に講演会をされたことは本当に意義のあることだと思います。今後も発信し続けていただきたいなと思います。
息子が不登校になった時、校長先生が「残念ながら教師は不登校の知識を持っていなくて、どう対応していいのか分からないんです。教育委員会のカウンセラーを紹介することしか出来ないんです。」と申し訳なさそうにおっしゃっていました。
学校の先生は、何か解決の糸口があるのではと熱心に対応してくださいます。しかし、皮肉なことに、その熱心さが子どもにストレスを与えてしまい逆の結果を生んでしまうこともあります。うちの息子がそうでした。先生の訪問によりかえって学校への気持ちが離れてしまったのです。
学校の先生は不登校の専門家ではありません。でも、目の前に不登校児はいます。不登校になってまず子どもが接するのはカウンセラーよりも学校の先生だと思います。その時の声かけ一つで子どもにどんな影響を及ぼすとも限りません。思うような結果が得られず不登校児の対応に苦慮されている先生はたくさんいらっしゃるはずです。
ぶにん先生が教職員の方を対象に講演会をされたことは本当に意義のあることだと思います。今後も発信し続けていただきたいなと思います。
4. Posted by ayami 2009年05月20日 13:33
ぶにん先生講演会ご苦労様でした。
不登校の子に対する学校の対応は問題がそれぞれで複雑なだけに先生方も頭を痛めているのでしょうね。
そして親もまずは先生に想談するし、初期の段階ではなんとか学校へ行かせたいと思うものの、長引いてくるとだんだん「学校は行かなくてもいい」と考えてしまう人も多くいます。
それがいいか悪いか、人それぞれなんでしょうが本当は学校へ行きたいと子どもが思っているなら、早い段階で学校の先生からアドバイスがもらえたらいろんな機関や病院などを回らずに済むのかなと思います。
でも学校の先生は学校に来る子に勉強や集団生活を教えるのが仕事ですから、あまり多くを望んでもいけませんね。
現実には教師の子どもが不登校というケースも多いと聞きます。私の友達もそうです。
ぶにん先生の講演を多くの教職員のかたに聞いて欲しいなと思いました。
できれば私も聞きにいきたいくらいです。
不登校の子に対する学校の対応は問題がそれぞれで複雑なだけに先生方も頭を痛めているのでしょうね。
そして親もまずは先生に想談するし、初期の段階ではなんとか学校へ行かせたいと思うものの、長引いてくるとだんだん「学校は行かなくてもいい」と考えてしまう人も多くいます。
それがいいか悪いか、人それぞれなんでしょうが本当は学校へ行きたいと子どもが思っているなら、早い段階で学校の先生からアドバイスがもらえたらいろんな機関や病院などを回らずに済むのかなと思います。
でも学校の先生は学校に来る子に勉強や集団生活を教えるのが仕事ですから、あまり多くを望んでもいけませんね。
現実には教師の子どもが不登校というケースも多いと聞きます。私の友達もそうです。
ぶにん先生の講演を多くの教職員のかたに聞いて欲しいなと思いました。
できれば私も聞きにいきたいくらいです。
5. Posted by ぶにん 2009年05月20日 20:49
>>ちゃろ さん
ちゃろさんこんばんは
学校の先生方の選択肢としてはスクールカウンセラーや児童相談書など、公的機関が主なものとなっているようです。その中で民間の機関の取り組みも知っていただける機会となったことは意義深いものだと思います。
同時に、現場の先生方からの生の声を聞くことが出来、私としてもとても勉強となる一日でした。
学校教育と連携できることとは、まずはお互いの立場と知るというところではないでしょうか。子の議題はもう少し詰めないと答えは出そうにありませんね
ちゃろさんこんばんは

学校の先生方の選択肢としてはスクールカウンセラーや児童相談書など、公的機関が主なものとなっているようです。その中で民間の機関の取り組みも知っていただける機会となったことは意義深いものだと思います。
同時に、現場の先生方からの生の声を聞くことが出来、私としてもとても勉強となる一日でした。
学校教育と連携できることとは、まずはお互いの立場と知るというところではないでしょうか。子の議題はもう少し詰めないと答えは出そうにありませんね

6. Posted by ぶにん 2009年05月20日 20:54
>>ノエル さん
ノエルさんこんばんは
そうですね。私たちも復学支援の折には学校の先生方とじっくりとお話しするのですが、多くの先生方は子どものことを真剣に考えて、どのように学校が配慮すべきか思案されています。
こちら側から配慮を頼むことがあっても、快諾していただけるケースが多いです。
不登校の解決や予防には家庭教育と学校教育の連携が大切ではありますが、同時にこれは大きな課題であると思います。
また機会を見てこのような講演会ができればいいなぁと思っています。
親御さん対象の講演会をもしすることがあればノエルさんもぜひ応援に来てくださいね
ノエルさんこんばんは

そうですね。私たちも復学支援の折には学校の先生方とじっくりとお話しするのですが、多くの先生方は子どものことを真剣に考えて、どのように学校が配慮すべきか思案されています。
こちら側から配慮を頼むことがあっても、快諾していただけるケースが多いです。
不登校の解決や予防には家庭教育と学校教育の連携が大切ではありますが、同時にこれは大きな課題であると思います。
また機会を見てこのような講演会ができればいいなぁと思っています。
親御さん対象の講演会をもしすることがあればノエルさんもぜひ応援に来てくださいね

7. Posted by ぶにん 2009年05月20日 20:59
>>ティカ さん
ティカさんこんばんは
そうですね。おっしゃる通り、先生方の中にはその熱意ゆえに子どもに対して負荷を与えすぎたり、甘えを与えすぎたりするケースもあります。
家庭訪問などはその典型的例です。不登校児童に対しての家庭訪問は効果的かどうか?という議論ではなく、必要なのは、「この子にとって必要なのかどうか」ということだと思います。
学校の先生方は不登校対応のプロではないため、そこまで手は回らないかもしれません。なにせ今の先生方は子どもたちと接する時間以外での業務が山積みですしね。
不登校児と学校、そして家庭と学校の橋渡しをするのがスクールカウンセラーではありますが、現状を考えるとよりいい形があるのではないかとも思えます。
民間の支援機関として、そのような役目を担うことも今後の問題のことを考えていけば必要なことかもしれませんね。
また今回のような講演会ができればいいなぁと思っています。
ティカさんこんばんは

そうですね。おっしゃる通り、先生方の中にはその熱意ゆえに子どもに対して負荷を与えすぎたり、甘えを与えすぎたりするケースもあります。
家庭訪問などはその典型的例です。不登校児童に対しての家庭訪問は効果的かどうか?という議論ではなく、必要なのは、「この子にとって必要なのかどうか」ということだと思います。
学校の先生方は不登校対応のプロではないため、そこまで手は回らないかもしれません。なにせ今の先生方は子どもたちと接する時間以外での業務が山積みですしね。
不登校児と学校、そして家庭と学校の橋渡しをするのがスクールカウンセラーではありますが、現状を考えるとよりいい形があるのではないかとも思えます。
民間の支援機関として、そのような役目を担うことも今後の問題のことを考えていけば必要なことかもしれませんね。
また今回のような講演会ができればいいなぁと思っています。
8. Posted by ぶにん 2009年05月20日 21:04
>>ayami さん
ayamiさんこんばんは
おっしゃる通り、先生方は学校に来る子に対して勉強や集団生活を教えるのが仕事ですので、不登校の児童に対してどこまで繊細な支援ができるかと言われれば難しいかと思います。
不登校とひとことでいってもその原因は様々。それをひとつずつ分析して手法を組み立てて支援をするとなると、おそらく通常業務に支障が出てしまうと思います。難しい問題です。
先生方がお困りの時に、民間の支援機関という選択肢もありますよということだけでもお伝えできたのは今回の講演会での収穫の一つです。
実際、不登校の子どもをクラスに持たれている先生方はとても悩まれています。同時に親の対応にも悩まれています。
学校教育と家庭教育、そして私たちのような支援機関がスクラムを組んでいきたいと感じました。
ayamiさんこんばんは

おっしゃる通り、先生方は学校に来る子に対して勉強や集団生活を教えるのが仕事ですので、不登校の児童に対してどこまで繊細な支援ができるかと言われれば難しいかと思います。
不登校とひとことでいってもその原因は様々。それをひとつずつ分析して手法を組み立てて支援をするとなると、おそらく通常業務に支障が出てしまうと思います。難しい問題です。
先生方がお困りの時に、民間の支援機関という選択肢もありますよということだけでもお伝えできたのは今回の講演会での収穫の一つです。
実際、不登校の子どもをクラスに持たれている先生方はとても悩まれています。同時に親の対応にも悩まれています。
学校教育と家庭教育、そして私たちのような支援機関がスクラムを組んでいきたいと感じました。



