先日、当カウンセリングルームでも告知していました、教職員の皆様を対象とした講演会を行いました。
大阪府の枚方市の小学校へお勤めの先生方だけではなく、地域の障害者支援をされている先生にも来ていただき、こちらが予想していた人数よりも多くの皆様にお集まりいただき、嬉しく思います。
開始15分前に急いで資料を増す刷りし、予定開始時刻を20分ほど超えたところで、斧原一朗先生の司会による講演会が始まりました。
以下がその内容です。
『不登校復学支援のための積極的アプローチ法と不登校予防のための家庭教育』
・開催日 2009年5月15日(金)18:00〜20:00
・場所 枚方市民会館 第一会議室
・主催 家庭教育支援グループペアレンツキャンプ
・司会 斧原 一朗 (元 枚方市小学校教諭)
・講師 水野 達朗 (家庭教育支援グループペアレンツキャンプ 代表)
=講演内容=
・ペアレンツキャンプの復学支援法とは
・家族療法とは (システムズアプローチ)
・訪問カウンセリング法 (ダイレクトアプローチ)
・問題行動予防のための家庭教育とは
・PCMの11のメソッド解説
・予防的な家庭教育の考え方の普及のために学校教育と連携できることは
・民間の支援機関としての意見
・学校としての意見
・質疑応答
およそ90分ほどの講演でしたが、一通り民間の支援機関としての立場からお話しすることができました。
また、先生方の中には今、実際不登校の児童がクラスにいて、どのように接するべきなのか、どのように親御さんに対応するべきなのかで迷われている先生もいらっしゃったため、私のお話しする内容に皆様、真剣にうなづきながらメモなどを取られていたように感じられます。
参加人数も当初は5名以上としか事前に聞いていなかったのですが、最終的には20名ほどの方に御足を運んでいただきました。
質疑応答では興味深いご意見も頂きました。
「学校には無理に行かなくていい」という親御さんや、学校側に問題を押し付けて自らを省みない親御さんに対しても、このような手法は効果的なのか?
ある先生が質疑応答でおっしゃったご質問です。
私たちペアレンツキャンプでは、「親が変わらなければ子どもは変わらない」という考え方に賛同して頂いている方が、支援を希望されるので、今現在学校教育が抱えている「不登校に問題意識のない親」への対応という面では、苦労した記憶があまりありません。
学校の先生方の立場としても、コスト面を明確に親に伝えた上で、民間の支援機関も選択肢として説明はできるが、問題意識の低いご家庭に関しては、おそらくこのような機関があるということを説明しても糠に釘だろうと感じておられるようでした。
私としても、この命題に明確な答えをお返しすることができませんでした。
不登校や五月雨登校、母子登校が増えている昨今、学校側が抱えている問題というのは、私たちのような支援機関が抱えている問題よりも拡散的だと感じます。拡散的であればある程、先生方のご苦労は増すばかり。
我々としても、とても勉強になる質疑応答となりました。
ご用意した書籍も完売し、先生方も新たな考え方や対応策を必死に模索されているのだなと感じました。
また、講演会終了後の懇親会にもお呼ばれして、楽しいひと時を過ごすことができました。お忙しい中、参加していただいた先生方ありがとうございました。
また、数名の親御さんから問い合わせがあったのでご説明します。
今回は特定の市の教職員の皆様を対象とした講演会でしたので、事前告知は特定の方面でしか行いませんでした。親御さん対象の講演会を行うときは事前に告知いたしますのでご安心ください
大阪府の枚方市の小学校へお勤めの先生方だけではなく、地域の障害者支援をされている先生にも来ていただき、こちらが予想していた人数よりも多くの皆様にお集まりいただき、嬉しく思います。
開始15分前に急いで資料を増す刷りし、予定開始時刻を20分ほど超えたところで、斧原一朗先生の司会による講演会が始まりました。
以下がその内容です。
『不登校復学支援のための積極的アプローチ法と不登校予防のための家庭教育』
・開催日 2009年5月15日(金)18:00〜20:00
・場所 枚方市民会館 第一会議室
・主催 家庭教育支援グループペアレンツキャンプ
・司会 斧原 一朗 (元 枚方市小学校教諭)
・講師 水野 達朗 (家庭教育支援グループペアレンツキャンプ 代表)
=講演内容=
・ペアレンツキャンプの復学支援法とは
・家族療法とは (システムズアプローチ)
・訪問カウンセリング法 (ダイレクトアプローチ)
・問題行動予防のための家庭教育とは
・PCMの11のメソッド解説
・予防的な家庭教育の考え方の普及のために学校教育と連携できることは
・民間の支援機関としての意見
・学校としての意見
・質疑応答
およそ90分ほどの講演でしたが、一通り民間の支援機関としての立場からお話しすることができました。
また、先生方の中には今、実際不登校の児童がクラスにいて、どのように接するべきなのか、どのように親御さんに対応するべきなのかで迷われている先生もいらっしゃったため、私のお話しする内容に皆様、真剣にうなづきながらメモなどを取られていたように感じられます。
参加人数も当初は5名以上としか事前に聞いていなかったのですが、最終的には20名ほどの方に御足を運んでいただきました。
質疑応答では興味深いご意見も頂きました。
「学校には無理に行かなくていい」という親御さんや、学校側に問題を押し付けて自らを省みない親御さんに対しても、このような手法は効果的なのか?
ある先生が質疑応答でおっしゃったご質問です。
私たちペアレンツキャンプでは、「親が変わらなければ子どもは変わらない」という考え方に賛同して頂いている方が、支援を希望されるので、今現在学校教育が抱えている「不登校に問題意識のない親」への対応という面では、苦労した記憶があまりありません。
学校の先生方の立場としても、コスト面を明確に親に伝えた上で、民間の支援機関も選択肢として説明はできるが、問題意識の低いご家庭に関しては、おそらくこのような機関があるということを説明しても糠に釘だろうと感じておられるようでした。
私としても、この命題に明確な答えをお返しすることができませんでした。
不登校や五月雨登校、母子登校が増えている昨今、学校側が抱えている問題というのは、私たちのような支援機関が抱えている問題よりも拡散的だと感じます。拡散的であればある程、先生方のご苦労は増すばかり。
我々としても、とても勉強になる質疑応答となりました。
ご用意した書籍も完売し、先生方も新たな考え方や対応策を必死に模索されているのだなと感じました。
また、講演会終了後の懇親会にもお呼ばれして、楽しいひと時を過ごすことができました。お忙しい中、参加していただいた先生方ありがとうございました。
また、数名の親御さんから問い合わせがあったのでご説明します。
今回は特定の市の教職員の皆様を対象とした講演会でしたので、事前告知は特定の方面でしか行いませんでした。親御さん対象の講演会を行うときは事前に告知いたしますのでご安心ください