近年、オンラインゲーム(パソコンのネットゲーム)に熱中して、生活リズムが狂い不登校になるケースが報告されています

そもそも、オンラインゲームとは何ぞやということも踏まえて私なりに説明したいと思います


子どもたちがするゲーム機には大きく分けて、

「家庭用ゲーム機」 ・ 「携帯用ゲーム機」 ・ 
「オンラインゲーム」

の3つが挙げられます。あと遊戯王やデュエルマスターズなどのカードゲームもありますが、ここではコンピューターゲームとして考えますので外します。

オンラインゲームの説明をする前に簡単に、他のゲーム機についても触れておきましょう。

家庭用ゲーム機とは、プレイステーションやWii、ゲームキューブなどが挙げられます。
最近では親御さんもゲームをされる方が多く、低学年のお子さんのお宅にもプレステ3などがあり、子どもも親がしているゲームを共有して遊んでいる家があります。
昔のファミコンなどに比べると、ゲーム画面は実写のようなリアルさで、低学年くらいの子はこんなリアルなゲームをせずにお外で遊ぶか、ファミコンのドット絵のマリオでもしてなさいと感じますが・・・まぁ時代の流れなのでしょう。

携帯用ゲーム機とは、DSやPSPをさします。
過去には他にもいろいろと機種があったのですが(ゲームボーイ・アドバンス・ワンダースワンなどなど)現在は、ほぼこの2種類に絞られているように感じられます。
傾向を見ていると、女の子や小学生の男の子はDSに、中学生以上の男の子になるとPSPを欲しがっているように感じられます。
DSの代表作と言えばポケモンシリーズです。これをやるためにDSを欲しがる子が多いようです。今や公園などに行っても子どもたちがDSを持ち寄ってポケモンを交換している場面もよく見られます。今や、子どもたちの世界のコミュニケーションツールになったという印象です。
PSPの代表作はモンスターハンター(通称モンハン)ではないかと思われます。DSのように画面をタッチするようなものではなく、プレステの携帯版という印象で、画面がとてもリアルです。ファミレスなどに行きますと、中高生くらいの男の子たちがワイワイと騒ぎながらモンハンを一緒にプレイしている姿も見受けられます。


さて、次はオンラインゲームです。

オンラインゲームとは、ネット回線を利用して、家庭に居ながら不特定多数のネットユーザーと交流し、一緒にゲームができるというシステムです。
近年ではパソコンの標準スペックも上がっており、デスクトップ型のPCであれば、ある程度のオンラインゲームをインストールして楽しむことができます。また、Wiiやプレステ3でもネット回線さえつなげばパソコンと同様にオンラインゲームができるようになっています。

オンラインゲームの中には、麻雀やオセロ、将棋や囲碁などのテーブルゲームを対戦するものから、MMO(Massively Multiplayer Online Role Playing Game)と呼ばれる不特定多数のユーザーと世界を共有して冒険したり、チャットをしたりするものまであります。
仮想世界があってプレーヤーはその世界の住人となり、他のプレーヤーと協力したり対立したりしてプレイすることができます。
各プレイヤーは自分の分身となるキャラクターを作り、モンスターなどと闘ってレベルを上げ、ゲーム内でお金を貯めて武器やアイテムを買います。

MMOでは非常に多数の、しかも見ず知らずの人間が同じ仮想世界上でプレイするため、一般的なネットワークゲームと比べても他のプレーヤーとのコミュニケーションを楽しむ要素が強いです。


そして何よりの特徴が「終わりがない」ことでしょう。



最初にご説明した家庭用ゲーム機などにもドラクエやFFなどのキャラクターを作ってLVをあげて冒険するゲームは多数存在します。
それらには必ずラスボスがいて、それを倒すことでエンディングを迎えます。子どもたちの中にはエンディングを見た後にも武器やアイテムを集めるためにさらに深くゲームを楽しむ子もいますが、それにもいつかは終わりが来て飽きてしまいます。

しかしMMOの場合は、特にエンディングがなく、配給会社はプレイヤーの動向を見ながら新たなイベントやマップをアップデートしていくため、終わりがないのです。人とのつながりもありますので、特定の人とチャット(お話)するのが楽しくてゲームをする子たちにとってはなおさらエンディングはないのかもしれません。



MMOにハマッて不登校になってしまうというお話を最初にしましたが、実は、MMOの中毒性は上記の「終わりがないゲーム」というだけでは語れないところがあります

実際、オンラインゲームの中に入ると平日のお昼にもかかわらず小学生や、中学生がいたりします。

彼らはなぜそうなってしまったのか?

別の要因で不登校になり、退屈しのぎでやっているのか。または、オンラインゲームをするために学校を休んでいるのか。

もし後者の方であれば、オンラインゲームは家庭の扱い方次第では危険なものとなってしまいます。


次回は実際にわたくしぶにん先生がオンラインゲームの世界を冒険したお話を実体験としてレポートしたいと思います。


そこから見えてきたMMOの危険性とは・・・


                            △愨海