春の嵐か、ようやく桜の花がちらほらと顔を出し始めた矢先のこの寒波
今週いっぱいはこの寒さが続くようです。
これからこの寒さが恋しくなる季節になっていくわけなので、この最後の寒さを体に刻みこんで夏に備えましょう(笑)



さて、私が代表カウンセラーをつとめる「中間法人 衆義」が5年間の活動を終え、各セクションの活動に終止符を打ちました。
今日は、その報告をこの場を利用してさせていただきたいと思います。

衆義には私が代表をつとめる家庭教育セクションの他にもセクションがあります。衆義は中間法人なので会社組織の中に「営利部門」と「非営利部門」が混在する日本でも数少ない形態の教育機関でした。

営利部門では

「ものづくりセクション」       (研磨用ダイヤモンド工具の再研磨)   
「研磨工具関連販売セクション」 (工具関連の販売、営業)



非営利部門では

「人間教育セクション」
「地域交流セクション」
「多文化共生セクション」
「家庭教育セクション」

がありました。
衆義の特徴は、ビジネス部門であげた利益を、教育部門に還元することで、教育活動の料金形態を低く設定することができる点です。
理事の「教育の名のもとに利潤を得ず。こどもの成長が真の利潤」という信念のもとこのようなシステムが考案されました。



人間教育セクションは学習教室を持ち、そこで小中学生に対して勉強を教えていました。
受験のための勉強というよりかは、勉強をする習慣をつけるために、自主性を重んじ、学校の勉強をサポートする形で活動をしてました。
5年間で合計30名ほどの小中学生を支援してきました。私も暇があれば教室に入り、勉強を教えたりいろいろなお話をしたりしていました。(なんと月謝は驚きの半年間¥3,000です!)
勉強サポーターには私も含め、学校で教師経験がある先生や大学生がいました。なかなかの専門家集団だったと思います。
私にとっても良い出会いがあり、不登校カウンセリングで接する対応とは異なる対応を学ぶことができ意義のある経験ができました。

地域交流セクションでは、理事による講話や、教室を開放しての囲碁サロンなどをして地域の方々と交流を深めました。
私も囲碁サロン創設時にはお手伝いをして、囲碁のルールを覚えて何局かお手合わせしたこともあります。ヒカルの碁みたいにうまくはいきませんでしたが・・・神の一手はいずこに

多文化共生セクションは、旧ぶにん先生のカウンセリングルームでも情報発信していた多文化共生教育に関する問題や情報を提示して、学びを深めるセクションです。人間教育セクションの子どもたちと一緒に少数民族のくらしについて想像したり、援助活動のよりよい形についてお話をしたりしました。実は、私は多文化共生セクションの主任も兼任していました。

(資料を整理していたらデータを消した旧ぶにん先生のカウンセリングルームで情報公開していた多文化共生教育の記事をプリントアウトしたものが出てきました!これには驚き&うれしい また機会を見てこの新ぶにん先生のカウンセリングルームでも新たにパソコンに打ち込んで発信していこうかと思ってます)



最後は、家庭教育セクションです。

私が4年間にわたり代表カウンセラーをつとめたセクションです。

資料をひも解いてみると、4年間で受けた家庭教育支援の総数は70件ほどでした。不登校でお悩みの家庭、母子登校でお悩みの家庭、子育てに対する不安など相談内容は多岐にわたりました。

なんと、料金も初年度は月額¥5000の顧問料のみでした。(携帯代より安かったなんて・・・今思うとビックリ)
最終的には3か月¥55000になりましたが、不登校の復学を含めた支援としては他の機関と比べても破格で、逆に安価設定すぎて信頼を得るのに苦労した記憶があります。電話カウンセリングや、家庭ノートによる支援、質問表による性格傾向の分析などを、この料金でいけたのも中間法人ならではの還元システムがあったからこそだと思っています

家庭教育セクションではその特徴的な支援プランを活かして、他の復学支援機関で料金面で支援を受けるのが難しかったケースの皆さんを中心に支援をしていました。
私個人の経験としても、カウンセリング以外の経験として様々な経験を積むことができた4年間でした。この家庭教育セクションでの経験が今ペアレンツキャンプで掲げている「予防的な家庭教育」の理想の根っこになりました。


本日、最後の残務整理を行うために京都の衆義の事務所にやってきてパソコンを打っています
このパソコンを触るのも最後かと思うと、私自身もこの春は特別な門出の季節になったなぁと感慨深い思いになります
出会いがあって。人がかかわって。別れていく。そしてまたどこかで出会おうとして関われれば素敵だなぁと思います。まさに一期幾会の気持ちで。



なお、各セクションは他の企業に分割されて吸収されることになりました。

家庭教育セクションに関しては、クライアントさんの支援卒業を待ったうえで、データなどをペアレンツキャンプに引き継ぎ、衆義で支援を受けられていた方のアフターフォローもできるように機能を委譲しました。

私個人が不登校や、予防的な家庭教育の活動から身を引くことはありませんので、そのむねはここでお伝えしておきます。むしろペアレンツキャンプではより広い範囲で多くの人たちとかかわりを持ちながら日本の教育に一石を投じることができればと思っています
今後とも変わらぬ応援よろしくお願いいたします




ここに純粋教育をひたすらに求めたひとつの教育機関の歴史に幕が下ります。

(このブログにたびたび出てくる理事は他の会社も経営されているので今後も精力的に活動されていくことでしょう


これまで衆義の教育に携わった皆さん、スタッフとしてかかわった皆さん、ありがとうがとうございました