私は、家庭教育カウンセラーとしていくつかの機関に足を運んで支援をしています 
(家庭教育カウンセラー・訪問カウンセラー・代表カウンセラーなど肩書きはそれぞれあります)


その中のひとつに京都の教育機関があります。
今日はそこの社長のお話をしたいと思います

この社長はこれまでに4つの会社を立ち上げて事業をされています。そして齢70にして念願の教育機関を立ち上げたのです。私はその教育機関の「家庭教育セクション」を任されています。

現在76歳の社長はまだまだ健在で、時に社員を叱咤し、新しい情報の収集にも余念がありません。私はこの社長のカバン持ち的なところからスタートし、家庭教育の分野だけの立場では到底聞くことができないようなお話を数多く聞きました。戦争の話や、高度経済成長期の日本経済の状況を実体験からお話してもらえるので、私のような若輩者からすると古い話ですが逆に新鮮さがありました。

「経営とはなんぞや?」「人生哲学とは?」「社員教育の根幹にあるものとは?」的な帝王学から、「なぜ阪神は優勝できなかったのか」「女は難しいぞ。ぶにんはんよ・・・」的な身近な話に至るまで・・・

そんな社長がきょうしたお話がタイトルに書いた

「年齢の流れを乗り越えていく」

というお話です。なかなかに興味深かったので記事にしようと思いました。





簡単に書いちゃうと、
人間はカレンダーをめくるたびに年をとるんじゃない。ある目標に達したときに自分で年をとればいい

ということなのです。





ほほぅ・・・難しいですな〜(;´Д`)



この言葉にはある種の救いがあるようにも感じられます。

でも、その裏にはよほどの目標設定とそれを乗り越える意識がないとだめだという厳しい意味も見え隠れしているように思えるのです。
目標を設定してクリアできなければ当然、その年齢のステージに自分は上がっていないのだから成長はありません。かな〜り厳しいですよね。

でも昨今の成人式などを見てると、確かにカレンダーをめくっただけで20歳になった子が少なからずいるのも事実。
大人だってそう。40歳、50歳になっても子どもみたいに感情のコントロールができないひともいれば、節制できない人もいます。

そういう意味では自発的に「自分で年をとる」という考えはとても大切なような気がしました


また折を見て、この社長のお話も紹介していければいいなぁと思っています。
含蓄のある言葉や、深みのある考え方などピリッとした気分にさせてくれる会話が多く、みなさんと共有できたらなぁと感じています。


今日はこの辺で。