「自分に同情をするな。自分に同情するのは下劣な人間のすることだ」


人間生きていれば、思いもよらない不幸に当たったり、なんでこんなに弱気になってしまうのだろうなんて時があったりしますよね。

息を吐けば溜息ばかり・・・そんな時についつい思ってしまいがちなのが、


 「はぁ・・・私って可哀そうだわ


 ということ。


私ももっと若い頃はそんな風に

ネガティブスイッチON!!!


みたいな時が多々ありました。
慰めてオーラを友達に拡散させたり、自分の殻に閉じこもろうとしたり・・・ しかし、そのようなときって妙な被害者意識を持ってしまったり、ヒロイズムに陶酔してしまってるだけなんて時も多く、あまり状況を好転させずにさらなるバッドラックを背負い込んでしまうような気がします。

そんな時に出会った言葉が↑で書いた言葉です。

以前にご紹介した村上春樹さんの『ノルウェイの森』の一節です。(※10月9日記事参照)
確か、主人公の青年に対して先輩の永沢さんが別れ際に伝えた言葉だったと思います。もう10年以上も前に読んだ本ですが未だにこの言葉は私の中に生きています。

不幸なことがあったとき。 自分に同情せずに前向きに。 または現実的な対応を考えていく。 そんなことを教えてくれた言葉です。


「自分に同情をするな。自分に同情するのは下劣な人間のすることだ」