昨日はクライアントさんのところへ「登校刺激(コーチング)」に向かいました。


現在6年生の男の子で1年以上の不登校

家庭ノートなどで家庭の様子を分析していましたが、問題意識が薄く、このままの状態で待っていても小学生の間は復学するめどは立ちませんでした。

実際、不登校状態になってから親に過剰に甘えたり、自分本位な発言が目立ったりしていました。

直接私が家庭に入り、子どもと会って学校のことについて話し合いました。

当然、休んでいる状態のお子さんに対して面識のない大人がいきなりやってくるわけですから子どもは少なからず同様します。(もちろん親御さんの確認は取れています)子どもは最初から私を受け入れ姿勢ではないケースもありますが、このケースでは要件を告げると素直に正座をして私の話を聞いていました。

登校刺激では「コーチング」という技法を使い、本心を探り、意識と行動の変化を促します。

学校を休んでいる現状についてどう思うのか?
今後の人生をどう考えているのか?
このような状態でいることで親はどのような気持ちで君を見ているだろうか?
学校に対して何か不安なことや問題点があるのか?
そして できることなら学校へ行きたいと思っているのか?

などを中心に話を聞きました。最初のほうは緊張していたり、取り繕うところが見られ、本心を話しませんでしたが徐々に感情が揺さぶられて自分のことを話し始めました。


「仲の良い友達に学校へ来いよと言われた。でも行けない自分がいる。それが辛いんです。実際に何度も行こうとは思った。でも勉強も学校のことも分からないしどうしていいかわからず時間だけが流れたんです・・・」


と最後は嗚咽を交らせて涙を流して気持ちを語ってくれました。
不登校状態の多くの子は親に対して「学校なんて行くもんか!」などと投げやりな態度を示すことが多々見受けられます。しかし、その本心は実は、このお子さんのケースのように 「本当はみんなと同じように学校へ行きたい」 と思って苦しんでいる子もいるのです。

私はその言葉を聞いて「この子はきっかけと支えさえあれば頑張れる子だ」と感じました。子どもも同意の上で復学の準備の話をしました。そのときの笑顔は憑きものがとれたかのようにスッキリとしており、親の前でも登校の意思を伝え、これまで親に心配をかけた旨を謝っていました。

もちろん、彼が復学するまでのプロセスには山がいくつもあります。

1年以上も学校生活から離れているため勉強面はもちろんのこと、メンタル的な不安を薄めていく必要があるのです。彼自身が乗り越えなければならないことも出てくるでしょう。学校の先生やお友達にも支えていただく必要が出てくることと思います。
ここからが以前お話しした訪問カウンセラーの出番です。(※10月20日記事参照)

みんなに支えられながらででも、彼の本心である「本当は行きたい」という気持ちを実現させてあげたいと思います。


不登校復学支援機関はそのような子を支援して学校へ戻りやすいように支援をしています。