家庭教育相談を受ける中で、まず私たちカウンセラーが分析することは、 「原因はどこにあるのか?」 ということです


これは言葉では説明しにくいのですが、超簡単にまとめると、その症状(問題行動)を起こしている根っこはどこなのかということを分析していくわけです。

例えば、 昼夜逆転 というひとつの事例を取り上げて考えてみましょう。


実際に不登校支援の中でも、家庭教育相談の中でも多いのですが、不登校を乗り越えるためにとっかかりとして昼夜逆転をなおすようアプローチしていくカウンセラーもいらっしゃいます。(心療内科や学校の先生に多い)
しかし、それは如何なものかと私は思います
あくまで昼夜逆転は不登校という症状から派生した、さらに細かい症状のように分析できるからです。根本的なところを考える必要性があるのに、枝葉にばかり目がいきがちな方も多く、問題解決に遠回りしてしまうケースが多く見受けられるのです。大きな問題から派生した細かい問題点にばかりアプローチしていっても、それには際限がなく親御さん自身の心労も測りきれません。

また、そのような考え方で対応をしてしまうと、「50点の不登校」の子どもが規則正しく生活して「80点の不登校」の子になるだけということも懸念されます。
親御さんの気持ちとしては

『80点の不登校を目指すのではなく、10点でも20点でもいい!普通の子と同じように毎日元気にさえ学校へ行ってくれれば・・・』

という気持ちが強いののではないかと思われます。 また、昼夜逆転が改善されたからと言って、その子が翌日から毎日学校へ行くかと言われればNOと言わざるをえません。(すべてがとは言いませんが)

昼夜逆転は、学校へ毎日行けるようになればなおります。

なので、対応順としては 昼夜逆転にアプローチ→不登校復学を目指す  × 不登校復学を目指す→自然と昼夜逆転がなおる ○ ということを私は指導しています。

この考え方は不登校復学の考え全般にも応用できる考え方です。

あと、これも大切なことなのですが、不登校や行き渋りの状態のお子さんの心理を考えていただきたいのです。なぜ不登校や行き渋りのお子さんが昼夜逆転しやすいのか? 仮にあなたのお子さんが昼夜逆転していたとしましょう。 なぜ、お子さんの生活リズムは狂ってしまったのでしょう? 不登校になってから昼夜逆転した?それとも、以前からそうだった?


昼夜逆転のメカニズムについてはまた次回に