親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校(登校拒否)や母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 2008年にブログを開設をし、発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけし、支援を受けた多くの子どもたちが学校へと戻っていきました。   子どもの問題行動予防のための家族療法(家庭教育支援法)についても随時情報公開中!一般社団法人 家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。

2017年08月

2017年08月16日

夏休み前から不登校、明けたらどうなる?

みなさんこんにちは
きりこまち先生です

東京では連日雨が降り続いていますね
ここまで連続して雨が降るのはは40年ぶりだそうです。猛暑の予想もどこへやら、湿度さえ無視したら過ごしやすい気温の日が続いていますね

さて、今回は不登校状態のまま夏休みに突入してしまったお子さんの家での過ごし方や夏休み明けの傾向について書かせていただきます

夏休みに入る前にどの程度学校をお休みしていたかにもよりますが、多くのお子さんは夏休みに入った段階で「明るく元気になることが多い」ように感じています
夏休みというのは学校自体がお休みですので、この世から「不登校」がいなくなる時期とも言えます。
登校のプレッシャーがなくなり、周りの子どもたちも休んでいるという状況が心的な負担を減らしてくれるのでしょう。

そのため、学校がある時期と比べると家の中でも比較的に明るい様子になったり、家族との会話が増えたりします。
ケースによっては夏休みの宿題に取り組んでみたり、「夏休み明けからはちゃんと学校に行くよ!」と前向きな発言をする子もいます。

その様子を見る親御さんからすると、「あぁ、この様子であれば夏休み明けは期待できるな」と思われることも多いようです。


しかし、この状況の本質を考えてみるとなかなか楽観視できない面が見えてきます


厳しい見方をすると「変わったのは本人をとりまく環境であって、本人が成長や自立を果たしたわけではない」という捉え方もできるからです
ゆえに、「境環が戻ったら本人も元に戻ってしまうかもしれない」というリスクを内包している状態とも言えるわけです

もちろん、すべてのお子さんにこの捉え方が当てはまるかといえばNOです。
この夏を自分の成長の機会と捉えることができ、夏休み前の不登校期間をじっくり見つめ直し、後悔したお子さんは自らの力で夏休み明けから登校していくこともあります

夏休み明けに登校を果たせるのかどうかはお子さん自身の意思や考えによるものではあります
しかし、夏休み中の親御さんからの対応や接し方によってはそういったお子さんの背中を押してあげることができたり、逆に阻害してしまうことがあります

各家庭毎にどういった対応が望ましいのかは異なりますが、共通しやすいキーワードは「歳相応に自分でできることは自分でできるようにする」ではないかと感じています。

学校では基本的に自分でやるべきことは自分でやらなければいけません。勉強に限らず、自分で考えて答えを出すという作業もたくさんあります。
時には失敗をして悔しい思いや恥ずかしい思いもするでしょう。
そういった壁に当たるたび子ども達は悩んだり、泣いたり、怒ったりとたくさんの思いを抱えてきます。

目の前で見ているとなんだかかわいそうに見える瞬間もありますが、本来こういった経験はすべて大切な財産なのだと思います
そうやってたくさんの思いと向き合って成長するからこそ、1人の人間として自立していけるわけですからね。

その経験の場でもある学校にまた通えるようになるためには、まず壁となる出来事に対して向きあおうという意思が必要になります。

その意志を持たせるのは厳しい修行や高額な教材ではなく、まずは親御さんが「この子ならできるはずだ」と信じてやらせてみることではないかと思います
「そういえば最近何かと口だし、手だしをしていたな」と感じられた親御さんは、一度信じて任せてあげるという考え方もあるんだな、と捉えていただければ幸いです。

それでは今回はここまで失礼します。

きりこまち先生

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2017年08月14日

家庭教育の実践を楽しんでいますか?

ブログ読者の皆様こんにちはまいどん先生です
気が付けば私のブログ記事も150以上アップされております。

ペアレンツキャンプに入社してかれこれ6年。
単純計算で月に2本×12か月×6年。
継続は力なりやな〜と思っております

支援の合間に時間を作って記事をかくモチベーションは皆さんからいただきました
特に支援中の親御さんから、「先生、今回のブログめっちゃ勉強なりました!」「夫婦ともにブログがアップされたらラインで通知される設定にしています!主人にも読んでもらえるから助かります!」など言っていただくことで皆さんのお役に立てている感を感じながらニヤニヤしております。

さて、今回のテーマは夏休み中特に忘れがちな「家庭教育を楽しむ」ということ。

ペアレンツキャンプで昔から変わらずお伝えしているのは、
40
ということですが、皆さんはこの「親が変わる」というところを意識出来ていますか?


ゴール設定がいつの間にか「子どもを変える」に変わってしまっていないでしょうか。
大切なのは皆さんに家庭教育を学び実践していただくことで親御さんが変わり、モヤモヤした子育てからポジティブな子育てに変わっていってもらうことです。
支援中の方であれば、家庭ノートの入力を継続するのは大変かと思います。
ただ、常々お伝えしているのは「この苦労も楽しんでほしい。子どものために、自分のために頑張っている自分を認めて肯定してほしい」ということです。
そして、学んだとおりに実践できない時も必ず1回はあるでしょう。
そんなときは「子どももそうですよ。思った通りにできないことはあります。親もまた、不完全ではないということを学べましたね」ということをお話します。

どうしても、自己犠牲のもとでの家庭教育はしんどくなります。
「私がこんなにも我慢しているのに…」
「言わないでおいてあげているのに…」
「私は頑張っているのに…」
このマインドだと、どうしても辛くなってしまいます

環境を変えるにはまず自分を変えることから。
周りは変えられなくても自分は変われます。
継続は力なりで、はじめに信じて立てたゴールを見失いさえしなければきっと変われます。
寄り道しそうになったり、モチベーションが下がりそうになったら、是非担当の先生を頼りましょう
ご主人やご家族に相談して支えてもらいましょう

夏休みもいよいよ後半!
「今年の夏は親子ともにかなり伸びた!」と思えるよう、頑張ってみてくださいね


まいどん先生


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2017年08月11日

子どもに愛情表現をしてますか?

ブログ読者の皆様こんにちは!

訪問カウンセラーをしておりますカケル先生です

夏と言えば花火にお祭りにプールに海にかき氷と楽しみにしている事がたくさんあります♪
実は私は先日プールへ行きかき氷を食べました
やりたい事を実現するまで私の夏は終わりません!
花火とお祭りと海にも行く気満々ですので皆様のご家庭には真っ黒になった私が訪問カウンセラーとしてお伺いさせていただく事になると思われます

子ども達にも「黒い!」とツッコミを入れられる事でしょう


それでは早速本題に入りましょう。

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皆様はお子さんに愛情表現が出来ていますか?

返報性の法則という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
または猜嵎鸚の原理瓩箸盡世い泙后
「何それ!?」と気になる方もいらっしゃると思います。
今から私がしっかりとご説明いたします

この法則は人間の持つ心理のひとつです。
ブログ読者の皆様にもお子さんにも私にもあるものです。
何かに一生懸命に頑張っている人にはそれに答えてあげたいと思ったことはないでしょうか。

例えば街中を歩いている時、暑いときでも寒いときでもお店の宣伝でティッシュ配りを頑張っている人をよく見かけます。
大きな声で「〇〇屋でーす!お願いしまーす!」と言われてティッシュを差し出されたらついつい受け取ってしまうのではないでしょうか。

例えば電化製品の下見へ行っただけのつもりが店員さんの熱心なアドバイスや丁寧なアドバイスを聞くとついつい購入してしまったという経験はないでしょうか。

まさにこれが返報性の法則なのです
好意には好意で報いる」「何らかの恩返しをしたい」と人はお返しをせずにはいられないのですね。
もちろん全ての人がこの法則に当てはまる訳ではありません


私は訪問カウンセリングの現場においてよくこの法則を用いています。
子どもと初めましての時、子どもからしたら私は何者かも分からないし怪しい人が来るわけです。
出会って数日は子どもは心を開いてくれず心の壁を作られている事も少なくはないです

そこで返報性の法則の登場です
子どもに「君と仲良くなりたいと思っている!友達になりたいと思っている!」という事をしっかりと態度で示します。

例えば私達はたくさんの種類のゲームやカードを用いて子どもと遊びます。
その中で子どもがボソッと独り言を言った事に対しても返事をします。
これを何度も繰り返すと最初は私の呼びかけにも一切反応しなかった子どもでも「この人はしっかりと自分の話を聞いてくれている。
この人になら自分の思っている事を話そう。
そしてこの人の話もしっかりと聞こう」という風に繋がるわけです

他には「君の復学のサポートをするよ。一緒に頑張ろうね。」と私がこれからしっかりとサポートしていくという事を認識させます。
一緒に準備を進めていく中で「ここまで自分のために準備してもらっているのだから頑張らないとな。」と恩を仇で返す事が出来なくなります。

家庭内ではどうするべきか。
PCMを活用しつつ(過干渉・過保護にならないように)愛情表現をしてあげてください。
いつしか子どもは「親はここまで自分の事を思ってくれているんだ。迷惑ばかりかけちゃいけないな。親に喜んでもらえる事(親孝行)をしよう」と自ら気づく時が来ると思います


どうでしたか?以上が返報性の法則でした。
是非これから活用していただければ幸いです

それでは、また次回ブログ記事にてお会いしましょう

カケル先生(眦剃童燹

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2017年08月08日

復学支援の現場から 後編

ブログ読者の皆様こんにちは。
8月8日8時8分にブログをアップしております。どんきー先生です。

前回ブログの続きです

家族での話し合いでは・・・
・基本的には子に任せること
・勉強面も彼のやり方に任せる
・朝起きれないときにだけ声をかけてもらう

そして、一番大事なこととして・・・
・子を信じて見守っていくということ
を話し合いの場で親御さんから子どもに話をしてもらいました。
子どもは信じてもらえたことがうれしかったのか涙ながらにこの親からの提案を受け入れていました。


この翌日彼は登校しました。
そして、その後一週間何とか休まず登校を果たしました。
しかし、一週間行った後、「やっぱり学校はしんどい」というようなことをお母さんに言ってきていました。
前回のブログでも書きましたが、復学後継続して登校し続けることが何よりも難しいことです。
彼の性格上、弱音を吐くことははあるだろうという想定はしていました。

ただ、ここで何も対応をせずにしてしまうとまた継続登校に支障が出てしまうことが懸念されました。
この時点で親御さんと相談し家庭で(特にお父さんに)彼を労ってあげるという対応を組みました。
というのも、このケースでは彼自身が家族に対して(特にお父さんに)コンプレックスを感じている節があるように見受けられていたからです。

そのお父さんから労いの言葉をかけてあげることで、お父さんに対するコンプレックスを解消する狙いと、「承認してもらえた」という感覚を与えられるのではないかという狙いを持って対応していただきました。

ただ、思春期の中学生ですから、親からのそういった言葉に照れが出たり、不貞腐れたりする態度をとってしまうことも想定されたので、
「一週間よく頑張った!お父さんはお前を信じてよかった!来週からも頑張れよ!」
という一言だけを伝えて頂くように親御さんにはお伝えしました。


そして、実際、対応をしていただきました。
子どもの反応としてはその場では「うん」とだけ言い、お父さんのいないところでお母さんに「偉そうに・・」と悪態をついていたそうですが、表情はまんざらでもないという表情をしていたそうです。もしかしたら、照れていたのかもしれません。

その日から彼は一日も休まず一学期を終えることができました。

1日も休まず行けた理由として、彼の口から「この日があったから」ということを聞いたわけではありません。
しかし、この「労う」という当たり前のようだけどもなかなか親子関係ではしないようなことが彼にとっては親に「信じられている」「認めてもらえた」というような承認を与えることができ、彼の中にあった承認欲求を満たしてあげることができたのではないかと思います。


私たちの支援では私たちがお家に入り子どものサポートをして復学、継続登校を目指すことはもちろんですが、何よりも大事なことは「親がいてはじめて子どもがいる」ということ。
対子ども、対親というよりも、「家庭」に対して私たちは支援をしているということです。

私たちの支援では子どもへの直接的なサポートだけではなく、家庭内においての親御さんの子どもへの関わり方についてもサポートしています。

その大きな理由としてはいずれ私たちが支援を離れることになるからという理由が大きいです。
今回の事例のように、親の関わり方一つでガラッと状況が変わることがあるということもあります。

私たちは復学支援と銘打っているようにあくまでサポートしかできません。
「親御さん自らが子どものために何とかしてあげねばという気持ちや覚悟が根底にあるからこそ支援が成り立っているんだ」と改めてこのケースでは感じられました。

引き続き、復学支援においては「親が変われば子も変わる」という信念は忘れずに1件1件向き合っていきたいと思います。

それでは、また次回ブログ記事にてお会いしましょう。

※細かい対応面や、状況の変化などは実際にはもっとあります。この場では省略しておりますのでその点はご理解いただいた上でお読みください。


 どんきー先生

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2017年08月05日

復学支援の現場から 前編

ブログ読者の皆様こんにちは

お久しぶりです
どんきー先生です

夏休みも前半が終わりましたね
みなさんのお子さんたちも夏休みを満喫していますでしょうか?

私はというとこの一ヶ月は夏休みまでに復学を目指す子のために教育コーチングや親御さんとの面談カウンセリングのためにあちこち動いておりました
またそれが終わると2学期に復学を目指す子のための教育コーチングを夏休み中に行う予定の子もいますので、夏休み中も私は忙しくなりそうです

そんな復学支援現場で大切なことを最近感じることがありました。


それは親御さんの子どもを信じる力、承認することの大切さです。

あるお子さんの復学支援での出来事です。

その子は学校に復学を果たすことはできたものの、継続登校中にお休みしてしまいました。
実は、継続登校に入ってから学校をお休みしてしまうこと自体は珍しくありません。
むしろ復学を果たすことよりも継続して登校し続けることの方がはるかに難しいものなのです。
ですので、私たちの支援ではそういった状況になったとしても、しっかりサポートできるような体制づくりをして支援を行っています。

そのお子さんの親御さんに学校を休んでしまった状況を聞き、話し合いをした結果、「私たちがお家に入って対応してみよう」という決断をしました。

お家に入ってみるとその子は部屋を真っ暗にして布団を頭からかぶってしまっていました。
かなりふさぎ込んでしまっているようでしたが、私が入って事情を聴くと話し始めてくれました。

ふさぎ込んでいる理由としては・・・
・やっぱり学校が怖い
・勉強についていけないことが不安
・友だちにバカにされている気がする(具体的なことは言わず)


ということでした。

この状況から、本人の気持ちが弱ってしまって「学校は怖いところ」という認識をしてしまっていたことが分かりました。
これまで学校を休んでいたわけですから、勉強についていけないのは仕方がないとも言えます。
また、友達に馬鹿にされている気がするというのも、話を聴くと本人の思い込みの部分がかなり強いことがわかりました。

この点から私からは「気持ちを強く持つこと君にとってはとても大事なことなんだよ」ということを話しました。
勉強の不安については、具体的に訪問カウンセラーが教えてあげられることを話していきました。

しかし、彼は訪問カウンセラーのサポートを受けず「一人でやっていきたい」ということを言ってきました。

「確かにお兄さんやお姉さんには助けてもらって感謝しているけど、今、自分が抱えている不安は僕自身の問題だから一人でやっていきたい」

というような内容を主張してきてくれました。

私たちから見れば、それをここまで彼一人ではどうしようもなくて登校できなくなってしまっているわけですから、本当にサポートがなくて大丈夫なのか?という心配をせざるを得ませんでした。

その心配を本人にも話をしましたが、彼は「一人でやるんだ」という主張を曲げませんでした。
ここまで話をしても、彼自身の主張が変わらないことと彼の主張している内容自体は彼自身が強い気持ちさえ持つことができれば達成できないことではないと判断し子どもに任せていくことにしました。

子どもに任せるとはいえ、一人でやれる限界は必ずあります。

ですので、家庭のサポートを組んでいく必要があると判断し、親子の話し合いの場を設けることにしました。

続きはまた次回



※細かい対応面や、状況の変化などは実際にはもっとあります。この場では省略しておりますのでその点はご理解いただいた上でお読みください。




それでは、また次回!



 どんきー先生

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