親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校(登校拒否)や五月雨登校、母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 ブログ開設8年(2008年開設)で発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけしてきました。   子どもの問題行動予防のための家族療法(家庭教育支援法)についても随時情報公開中!一般社団法人 家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。

2015年01月

2015年01月28日

ペアレンツキャンプ家庭教育セミナーのお知らせ 【名古屋開催】

ブログ読者の皆様こんにちは

今回はエミリー先生こと訪問カウンセラーの私山口がブログ記事を書かせて頂きますね

年が明けてから早くも1ヵ月が経とうとしていますね

おっとその前に今年に入り、ブログで私が登場させて頂くのは初めてでしたね

改めまして皆様、明けましておめでとうございます(ものすごく遅くなりましたが。。。)

今年も昨年同様、全国を飛び回り精一杯数多くのお子さんのサポートをさせて頂こうと思っておりますのでよろしくお願い致します


年末には「今年も早かったな〜」と話していたばかりですが、年が明けてからも「今年も早いな」と感じる今日この頃です

皆さんは今年に入ってからどのようにお過ごしでしょうか

今はインフルエンザがとても流行っていますね
私の知り合いにもインフルエンザにかかってしまった人が数知れず・・・

この時期だと受験を控えているお子さん、受験を控えているお子さんを持つ親御さんは特に体調管理にシビアになっているのではないかと思います

手洗い・うがいなど基本的なところから徹底していかないといけませんね
私も気をつけていこうと思います



さて、今回は来月2月に開催されるセミナーについて告知をさせて頂こうかと思います

ペアレンツキャンプ主催の家庭教育セミナーに関しては関東や関西で年に数回行われていますが、今回の開催場所は名古屋で行われることになりました

名古屋でもセミナーをさせて頂いた事は過去にもありますが、関東や関西に比べて回数が少なく中々貴重かと思います

日時や場所は以下の通りで予定しております


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 【ペアレンツキャンプ家庭教育セミナー IN名古屋】


日時:2015年2月22日(日) 10:00〜11:30 (受付開始 9:30)

場所:新名古屋高架ビル第二会議室(JR 名古屋駅太閤通口 (新幹線北口)より徒歩6〜7分)

http://www.shinnagoyakouka.jp/access-map/index.html

参加費:おひとり様 ¥3,000

対象者:当センターで支援を受けられている方、または当センターの支援を卒業された方


 【セミナー内容】


 ◎個々の家庭の支援から地域の家庭の支援へ

      講師 水野 達朗 先生 


 ◎ハッピー子育て心理学 「子どもの社会性を伸ばす子育ての秘訣」
 
      講師 山下真理子 先生 



一般の方の参加申し込みに関しましては当センターウェブサイトのお問い合わせフォームよりお申し込み下さい。
今回は定員が15名程度とわずかですので満席の際は申し訳ございませんがご参加いただけないこともあります。ご了承下さい。

現在支援を受けていらっしゃる方で、名古屋のセミナーに初参加という方は、担当の先生に参加希望の旨をお伝え下さいね

また、支援を卒業され、今回セミナーに初参加という方は事務局の方にメールでご連絡いただければと思います          


山下先生のセミナーでは、ハッピー子育て心理学シリーズで明るく前向きになれるような楽しいセミナーになる予定だそうです

水野先生のセミナーでは、毎回のようにためになるお話をしていただけることでしょう


 ================================

   
今回上記の場所、日時で午前中はセミナーを行い、午後からはランチ会を予定しております
なおランチ会の場所もJR名古屋駅から徒歩1分のところにあるお店となっております

ランチ会につきましては、各親御さんでご昼食代をご負担いただく形となります。
ちなみに小龍包のお店のようですよ

セミナーでは家庭教育について学びを深める良い機会になるかと思いますし、ランチ会では現在支援を受けられている親御さんや支援を卒業された他の親御さんとお話出来る良い機会になるかと思います

同じ悩みを持つ親御さん同士で悩みを共有する中で得るものや学ぶもの、気付くことも多いのではないかと感じます

是非ご都合が合いましたらご参加いただければと思います


私も皆さんにお会い出来るのを楽しみにしています


      エミリー先生(山口恵美理)

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2015年01月26日

幼稚園の行き渋り、小学生には母子登校、別室登校を経て不登校になってしまったケースの復学事例 2

前回の続きです



彼女の支えとなる訪問カウンセラーを導入していったことで彼女は学校に再び行くためにはどうしたらいいのかをしっかりと考えることが出来ました。

女性の訪問カウンセラーという事もあり、彼女にとっては頼もしいお姉さんができたという感覚があったのでしょう。彼女は訪問カウンセラーに登校するにあたってかかえている不安や悩みを素直に話してくれたそうです。
その不安や悩みを解決するためにはどうすればいいのかを訪問カウンセラーが一つ一つ丁寧にアドバイスしていき、復学に向けてのプランを組み立てていってもらいました。その時にも彼女はただ、お姉さんたちの話を聞いているだけではなく自分が学校に戻った時のことまで考えて相談することができたということでした。


このようにしっかり話を聞き、相談していくことでまだまだ不安がありながらだったと思いますが、約3週間の準備期間をとり、再び登校する日を決めることができました。



そして、彼女は学校をお休みしている間に「癇癪をおこした時に親にそのイライラをぶつけてしまう」という行動が見られていたため、私の方からその事について彼女自身がどういう思いでいたのかを聞いていきました。

そうすると、彼女は
「学校をお休みしてしまったことでイライラがつのり、どうしていいかわからずにママにぶつけてしまった。ごめんなさい」
と話をしてくれました。

やはり彼女自身も学校をお休みしてしまったことを悔い、どうしていいのかわからずに苦しんでいたのだと思います。
彼女は登校することを決めましたが、このまま家族が向き合わずにこの事を放置してしまっては家庭内にずっとしこりが残り続けてしまうと私は判断しご両親と彼女に向き合ってもらって本音で話をした方がいいという判断をしました。



彼女と両親は向き合いました。
そして、私が話をするよりも早く彼女はご両親に向かって涙ながらに
「ママを叩いたり蹴ったり困らせてごめんなさい!」
と自分の言葉でこれまでの行動に対する反省を述べることができました。

この時の彼女の言葉は本心からきたものだと思います。
実際、この後彼女はイライラすることもほとんどなくなりイライラしても自分で切り替えができるようになっています

ご両親からは彼女をこれからも信じていく事、家族みんなで前を向いて彼女の登校をサポートしていくと誓っていただきました。




この日から彼女は見違えるように明るくなり復学準備も前向きに取り組んでいきました。

また、学校の先生方も冬休みを挟んでの準備となってしまったため、冬休み中に家庭訪問を2回もしていただくなど、かなり無理なお願いとなりましたが、「〇〇ちゃんが学校に来れるなら」と快く引き受けて頂きました。



訪問カウンセラーとの関係も良好で、カウンセラーがお家に入る時はいつも玄関まで笑顔で出迎えてくれ毎日「いつ来てくれるかな?」と楽しみに待っていてくれたようです。
その良好な関係もあり準備も素直に取り組んでくれ、なんと「冬休みの宿題」は登校までに終わらせることができました。
その時も頑張りすぎるわけでもなく、彼女の出来る範囲で取り組み自分でペースを考えて取り組めたようです。
その他の準備についてもカウンセラーと二人三脚で進めていくことができました。



このような訪問カウンセラーの支援法を前回の私の記事でもお話ししましたが私は「伴走型支援」呼んでいます。
カウンセラーも一緒に走ってあげる。
そうすることで、信頼関係が築ける。その信頼関係の元、時には励まし、時には支え、時にはペースを見てやりながら。

このような伴走型支援で一緒に復学の準備をしていくことによって彼女自身「ここまで準備をがんばれたんだと自信につながっていったようでした。



そして、いよいよ復学の日を迎えました。

前日の夜には訪問カウンセラーにお家に宿泊してもらいました。
私たちの支援では登校の前日にお家に宿泊をし登校に向けての緊張や不安を取り除いてあげるところまでサポートしています。

復学日当日の朝、私は彼女の顔を約3週間ぶりに見ることができましたが、その表情は最初に彼女と会った日とは全く違っていました。
最初に会った時には「私だって頑張っているんだ」と言葉にしてアピールしていた彼女は、この日はそのようなアピールも一切してきませんでした。

その言葉の代わりに彼女の表情は自信のある良い表情になり、私が話している間も私の目をしっかり見据え、登校に対する強い意思を伝えてきてくれていたように思います。



実際、復学日当日に彼女は私にこう話をしてきてくれました。


「不安もあるけれど、お友達と会えるのが楽しみ!」


学校をお休みしていた子なのですから、準備をしっかりしてきたといえ不安がすべて拭えるかというとそうではありません。
しかしながら、その中でも学校に行くにあたっての楽しみも自分の中で見つけられていた様子でした。

私からは
「これだけ学校に戻るための準備をお姉さんたちとしてきたんだし、あとは頑張って行くだけだね。不安もあるだろうけどそうやって楽しみを自分で作っていくようにしよう。これから学校に行く中で嫌な事もあるだろう。でも、その嫌な事ばかりに目を向けるのではなく楽しい事を見ていくようにね。そして、いつか『がんばって』学校に行くのではなく『がんばらなくても』学校に行けるようになっていこう」
と、これまでの彼女の頑張りは認め、さらにこれからの登校に向けての励ましもしていきました。

彼女は笑顔で「はい!」と返事をくれました。
私の対応の後はこれまで頑張って準備をしてきたことへの想いから涙を拭うような場面もあったようでした。

そして、彼女はカウンセラーと共に学校へ向かい、学校の校門をくぐっていきました



彼女が復学したこの日に私は親御さんとゆっくりお話をしました。
その時に、復学を果たした彼女を見て親御さんはこうおっしゃいました。


「先生方に支えて頂いて、助けて頂いて本当に心強かったです。ありがとうございました。」


文章にすると短い言葉ではありますが、親御さんは何度も言葉を詰まらせ、涙をこらえて必死に感謝の気持ちを私たちに伝えようとしていたのが印象的でした。


訪問カウンセラーが伴走型の支援をしてきたとはいえカウンセラーが介入したのは4、5回です。
それ以外の時間に関しては親御さんが彼女と接してきたわけですから、親御さんが協力し合い彼女を支えてきたからこその結果であると思います。
本当に登校できるのか?と不安に感じることもあったでしょう。
しかし、親御さんが彼女のことを信じて支えてきたから彼女も頑張れたのだと確信しています。



彼女はその日学校から帰ってきて、親御さんやカウンセラーに「学校楽しかったと笑顔で話をしていたようです。



これからこのご家庭は継続登校のステージに入っていきます。
継続登校は山あり谷ありです。また学校をお休みしてしまう日もあるかも知れません。
ですが、彼女であればこのご家庭であれば乗り越えられるであろうと私は信じています。
一緒に頑張りましょう





復学おめでとうございます








※細かい対応面や、状況の変化などは実際にはもっとあります。この場では省略しておりますのでその点はご了承の上、お読みください







どんきー先生(佐藤博)







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2015年01月23日

幼稚園の行き渋り、小学生には母子登校、別室登校を経て不登校になってしまったケースの復学事例 1

こんにちは

ご無沙汰しております

どんきー先生こと家庭教育カウンセラーの佐藤博です


もう2015年になりましたね。遅ればせながら

あけましておめでとうございます




昨年1年間で私の支援では新しく12件のご家族が復学を果たすことができました
1年で12件というと少なく感じる方もいらっしゃると思いますが、私たちの支援では復学を果たすことがゴールではなく、その先の継続登校を果たしていき私の支援がなくてもうまく家庭が機能していけるようになることが支援のゴールだと考えています。
ですので一件一軒丁寧に支援させて頂いているためこの件数ぐらいが上限となってきます。
この12件のうちすでに卒業されている方が2件ありますが、現在もみなさん支援の中で継続登校奮闘中です
今年も一緒にがんばっていきましょう

さて、今年に入り、早速、復学を果たされた方がいらっしゃいます。
今回はその方のケースについてお話させて頂こうと思います。



『小学3年生 女子』
幼稚園から行き渋りがあり、小学1年生から母子登校、その後母子登校、母子別室登校、五月雨登校を経て不登校に


まず、初期の分析から見る子どもの性格傾向の問題点と問題行動としては

・思い通りにいかないと癇癪を起こす(不登校になってから酷くなってしまった問題)

・その癇癪を起した時に親に対して暴力をふるう。また「死にたい!」と叫ぶ。

・失敗することを極端に嫌がる

・極端に怖がる(自分が叱られているわけではなく他人が叱られているのを見て先生が怖いなど)

・いやなことから逃げがち

・母親への依存心が強い(すぐに「どうしたらいい?」と自分で考える前に母親に聞きに来る)

・雷が怖い


家庭内対応の問題点としては

・子と同レベルな言い合いが多く母親の立場を作れていない

・親が子の事で心配性過ぎて先回り発言が多く子の経験を奪いがちになっている

・命令、指示、提案が多く子ども自身に考えさせる経験をさせていない

・父親の立場が明確になっていない

といった問題点が見られました。



以上の事から、まずは家庭内での親御さんの対応面を変えていく事から支援をスタートしていきました。

私たちの支援では週三回の電話カウンセリングと家庭ノートのやり取りを中心に支援を展開していきます。
その中で私からのアドバイスとしては

・子が感情的になって話をしてきたときに親が同じように感情的になっていたところをやめて悲しそうな態度を見せて離れるようにする

・子に失敗する経験をさせていくために先回り発言をやめる。そして、なぜ失敗したかを子に考えさせる

・子どもが常識的にしてはいけないこと(親を叩く、蹴るなどの暴力が出た時など)をした時に父親がしっかり叱っていきその行動を止めていく事

というアドバイスをしていきました。



このアドバイス通りに家庭内で対応をしてもらっていく事で支援開始時にあった子の問題行動については支援開始から約2ヶ月ほどでおさまっていきました。

しかし、ここまで家庭内対応を積み重ねていってもなかなか復学するというところまではいきませんでした。
というのも、学校を休んでいる期間が長くなってしまった分、学校を休んでいるからこそ起きた問題が出てきてしまっていました。

例えば、

・学校の勉強がわからくなっている

・クラスメイトにどう思われているかが気になる

・登校路が遠いため歩いていけるかが不安

などの学校をお休みしてしまっているからこそ起きた問題が出ていることがわかりました。



この問題を解決していくにはなかなか家庭内では難しいという事と親御さんの求めもあり、これは直接カウンセラーが家庭に入り直接サポートしてやった方がいいだろうと判断しダイレクトアプローチの予定を組んでいきました。支援を始めてから約3ヶ月が経った頃でした。



彼女のケースではイライラ(癇癪)した時に暴力をしてしまう傾向にあったため、私たちがお家にうかがった際にパニックになり逃げたり、暴れたりという行動にでてしまうかもしれないという懸念がありました。

しかし、彼女はいい意味で期待を裏切ってくれ暴れたりはすることはなく私の話を最初は落ち着いて聞いてくれました。

まず、学校をお休みしている理由としては

・学校にいる間に雷がなったりするととても怖い

・お友達にどう思われているかが気になる

・先生が怖い

と事前に親御さんから聞いていた内容とだいたい一致していました。



そこまで話をしていった時に彼女からは
「私、がんばってるもん!」という話がでてきました。

確かに通信教育のチャレンジを頑張ったり、家のルールをしっかり守ったりと家庭内で出来ることは彼女なりにしていました。しかし、現実は登校できていなかった。彼女はそこで満足してしまっているように見えました。

ですので、私からは

「頑張っているのはわかったよ。でも、それをずっとがんばってきていても学校をお休みしてしまっているよね。このままずっとお休みしていていいの?」

と聞いていきました。正直この質問は彼女にとって厳しい質問だったと思います。ですが、あえて質問していきました。

そうすると彼女は

「学校には行きたい!」

とはっきりした声で返答が返ってきました。

それを受けて私からは

「君のがんばりはわかったし、学校にも行きたいんだね。それは分かった。でも、今学校に行けていないという事は君のやり方がもしかしたら良くなくて学校に行けていないのかもしれない。それであれば、学校に行くためにお手伝いをしてくれるお姉さんたちがいるからそのお姉さんたちのやり方を聞いてみるかい?」

と彼女のがんばりを認めた上でやり方を教えてくれる訪問カウンセラーにつなげていくように話をしていきました。

すると、彼女もやはりそのがんばりが報われないことに苦しんでいたようで

「聞いてみる!」

という返答がありました。




そこからは、女性の訪問カウンセラーにつないでいき、彼女と復学に向けてのスケジュールを組んでいって貰いました




続きはまた次回





どんきー(佐藤 博)







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2015年01月20日

家庭教育支援コースを学ばれた結果事例 その

ブログ読者の皆様こんにちは
前回に引き続きまいどん先生こと山下がブログ記事を書かせて頂きますのでよろしくお願いいたします


【前回の続き】

分析を進めていった結果、息子さんの性格傾向は下記の通りでした。

・母子依存傾向→すぐにお母さんに頼る
・心配性→失敗に弱い(失敗の経験が少ない)
・完璧主義→0か100か、白か黒かという考え方
・年相応の我慢力が身についていない→わがまま傾向


上記のような性格傾向の場合、子どもが自分1人の判断で行動をする事が難しく、すぐお母さんに頼る傾向にあります。
そうなるとお母さんも子どもにつきっきりになりがちです。
まさに負のスパイラルだと言ってもよいのかもしれません。

まずは、親御さんが変わるというところからスタートしていきました。
このご家庭の場合は、上記のように息子さんが自分で考える前にお母さんに頼ってしまうところがありましたので、自分で出来ることは出来る限り自分でさせるように意識をして頂きました。

もちろん、いきなり息子さんからの全ての要望に「NO」を突きつけるのではなく、息子さんの反応を見て親御さんと細かく対応を組み立てていきました。

これまでの家庭内対応を変える訳ですが、子どもがいきなり変わるという訳ではありません。
親御さんに家庭内対応を学んで頂くと、息子さんはこれまで言われなければ出来なかった「自分で体を洗う」「自分から進んで歯磨きをする」「宿題をする」等が出来るようになり、息子さんの能力が伸びていきました。
息子さんが伸びていくと、親御さんとしても息子さんとしても自信がついていった様子でした。

そして、息子さんが朝に「行きたくない」と泣きじゃくる回数も自然と減っていきました。
それでも1ヵ月ほどは母子登校が続いていきましたが、ある日「今日は1人で行くから」と息子さんからお母さんに申し出てきたのです。


この日から母子登校は解消され、今も1人での登校が出来ています。


これは、子が変わった証拠だと言えます。


親御さんは「子どもの様子を見ていると励みになるし、今まで手探り状態で対応をしていたので『これでいいのか』という迷いがありました。それがなくなりまいどん先生と家庭内対応を組み立てていくことで自信につながってきました。」と仰っていました。
息子さんも、「お母さんは見てて!自分でやりたい!」と言うような場面も多く出てきました。


このような母子依存のケースでの家庭内対応を変える際のポイントは『必要な干渉と過干渉のライン引きをすること』と、『親が先回りをせずじっと堪えて子どもに任せてみる』ということです。

多くのケースでは、1度は親御さんが何も言わずに様子を見るということは出来るのですが継続出来ないことが多く見受けられます。
そうなると、親御さんのマインドとしても「ああ、うちの子にはやっぱり無理だったんだ」という風になることが多く感じられます。


確かに、任せてみたものの上手くいかない…なんてこともあるでしょう。
しかし、今まで親の手伝いがあったから出来ていたことをいきなり1人でこなせるのであればそもそも子どもは親を頼らないですよね。
そこをご理解頂ければ、「初めはこんなものかな」という目で子どもを見ることが出来ます。

そして、「今」変わるというよりも、何度も1人でこなしていくことにより「いつかは」変わってくれるだろうという中長期的な目線で子どもを見守ることが出来ます。


私は親家庭教育アドバイザーをしていて、親御さんが上記のように焦らず子の変化を待てるマインドになれば、子どもの変化はおのずとついてくると感じています。


親が変われば子も変わります。


まさに、このケースでは親御さんが変わる事で息子さんも変われたケースでした

今回は、家庭教育支援コースを学ばれた結果事例のブログ記事を発信させて頂きました。

ブログ読者の皆様にとって少しでも参考になる内容であれば幸いです

※このブログ内容は親御さんの許可を得て発信しています。
※家庭内対応は個々のケースにより大きく違いが出ます。あくまでもあるご家庭の結果事例であることをご理解いただければ幸いです。


まいどん先生(山下 真理子)

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parentscamp at 11:45|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 家庭教育のススメ | まいどん先生の記事

2015年01月15日

家庭教育支援コースを学ばれた結果事例 その

ブログ読者の皆様こんにちは 
今回はまいどん先生こと山下がブログ記事を書かせて頂きますのでよろしくお願いいたします

私は普段、不登校復学訪問カウンセラーと家庭教育アドバイザーをしております。
最近は家庭教育アドバイザーとして様々な親御さんのサポートをしていくことが主になってまいりました
また、家庭教育セミナーにて講師としてお話をさせて頂くことが多くなってきました

家庭教育セミナーでは、ご参加いただいた親御さんたちが笑顔になって「よし!今日からまた頑張ろう!」と感じていただけるよう明るく楽しく参加しやすい内容を意識しております

ありがたいことに、セミナーを聴いてくださった親御さんからもご好評いただくことが多く、これからも家庭教育について様々な情報を発信していきたいと感じています

家庭教育は是非とも世の中にもっと浸透させて貰えればと感じています
もしまたセミナーをさせて頂くことがあれば、お近くにお住いの方は是非ご参加頂ければ嬉しいです

また、何故か私とお会い頂いた親御さんには「想像と違いました」と言われることが多いです
ですので、親御さんには是非ご自由に「山下像」を作って頂き、それにぴったりなのかそうでないのかを検証していただくのも楽しいかも知れないとも感じています


さて、今回は家庭教育支援コースにて支援を受けられ家庭教育を学ばれたご家庭がどのように変化したのかどうかを事例として挙げさせて頂こうかとおもいます





【小学1年生 男の子 母子依存が強く母子登校していたケース】


この子の場合は典型的な小1プロブレムのケースでした。

母子依存からの母子分離不安が大きく、「学校が怖い」「登校班は嫌だ」と毎朝泣いてしまい、見かねたお母さんが「じゃあ、お母さんと一緒に行こう」と言った日から母子登校が始まりました。

お母さんとしては、「この対応は今日だけ。きっと息子もわかってくれるはず。親として学校へ行かせることが一番だし…。」と思っていたそうです。
ですが結果的にはこの日1日だけでは納まらず、毎朝お母さんが学校の下駄箱のあるところまでついていくようになってしまいました。

はじめはお母さんと嫌々ながらも下駄箱のところで別れられていたのに、日に日にお子さんの様子は悪い方向へ。


ある日は学校の門の前で立ち止まり、固まってしまいお母さんが何を言っても返事をしない。お母さんが抱っこをして教室近くまで連れていく。

ある日は下駄箱のところで大泣きをしてしまい、担任の先生に来て頂き先生に無理やりひっぺはがしてもらい離れお母さんが急いで帰る。

ある日は通学路の途中でうずくまり動かずそのまま引き返したこともありました。


お母さんは、特にお子さんが泣きわめき先生に引き渡し急いで離れ帰る際が一番つらかったと仰っていました。

「息子がこんなに泣いてわめいて情けない思いと、先生にご迷惑をおかけして申し訳ない思いと、何よりこんな息子に育ててしまった自分自身はダメな親だ」と思い涙が止まらなかったと仰っていました。



他の子は元気に登校班で学校に行っているのに。
他の子は学校に着いても大泣きしないのに。
他の子は通学路でうずくまるようなことはないのに。
自分の対応の何がいけなかったのか。
息子は病気なのだろうか。
なんで息子はこんな風に育ってしまったのか…



と、親御さんは「なんで、なんで」とご自身を責めどんどん精神的にも追いやられてしまったようです。


しかしながら、「このままではいけない。このままでは息子は不登校になってしまうかも知れない」と思いインターネットなどで色々調べて結果的に当センターのことを知ったのだそうです。


そこで当センターにご連絡を頂き、お話を伺った上で支援を差し上げることになりました。


続きは次回…



まいどん先生(山下 真理子)

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