親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校(登校拒否)や母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 2008年にブログを開設をし、発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけし、支援を受けた多くの子どもたちが学校へと戻っていきました。   子どもの問題行動予防のための家族療法(家庭教育支援法)についても随時情報公開中!一般社団法人 家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。

2014年01月

2014年01月26日

子は親を映す鏡

春の暖かさが待ち遠しい今日この頃ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか
ぶにん先生です。

今日は家庭教育のお話を


私は支援の中で「子は親を映す鏡です」とか「子どもは親の背中を見て育つものですよ」とよくお伝えしています。

例えば、子どもが初めての事に対して緊張したり、不安が先行したりする子どもがいたとします。
そのような事例のカウンセリングや家庭ノートチェックをしていくと、親もまた、心配性で緊張に弱いという一面が見えてきます。ちなみに小学生の不登校の事例を紐解くとこのような性格傾向に当てはまるお子さんが実に多いです。

また、子どもがルーズで宿題などの計画性がないというご相談を受けた際に、これまた分析を進めていくと、親もまた家事等で計画性が無かったり、ルールに対して「ま、今日はいいか」なんてルーズさ(柔軟さ?)を持ち合わせていることに気が付くことがあります。

子どもは親が思う以上に親の行動を見ていますし、知らず知らずのうちに一緒に暮らす中で親の影響を受け感化されています。子どものカウンセリングと親のカウンセリングとを別々に行いますが、中学生くらいだと、話し方やちょっとしたしぐさが似てるなぁと感じることもあるくらいです

だからこそ、子どもを変えたければ、どう子どもを変えるべきかと考える前に、親がどう変わるべきかを考えた方が効率が良いと考えられるのです。親が変われば、子どもはその親の背中を見ますし、感化もされるわけですから



最近、我が家で「ほんとに子は親を映す鏡だなぁ」と思ったエピソードをひとつご紹介します



私はドライヤーというものを昔から使いません

お風呂あがりは自然乾燥か、そのまま濡れたままで寝ます。
朝は寝癖を直すために頭から水をかけてタオルで拭いて櫛を通して直します。その後は自然乾燥です。
しかし、この冬の寒い時期に限っては、朝に濡れたままの髪の毛で家を出るとご想像の通りとても寒い
ですので真冬限定対応として、私はファンヒーターの前に土下座をして頭を乾かしてから家を出ています。

そうです。もちろん嫁さんからは不評です。
新婚当初からドライヤーを使えと言われています。
しかし私も頑固な男です。私の生きざまを通すために曲げません。


すると、ある日、幼稚園の娘が風呂あがりに、こんなことをしていました・・・



IMG_3574


まったく私と同じフォームです。完璧すぎるくらい同じ姿勢です

よく見てるんだなぁと感心すると同時に子は親を映す鏡だと再認識した次第です


皆さんのご家庭はいかがでしょうか?



ぶにん先生(水野達朗


ドライヤー派のあなたも、自然乾燥派のあなたも
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2014年01月21日

訪問カウンセリング現場でのPCM実践

ブログ読者の皆様こんにちは

2014年初登場のきりこまち先生です。
遅ればせながらですが寒中お見舞い申し上げます


2013年はまさに全国的に飛び回る年でした
その移動距離を合計すると日本列島を何周かしていたように思います

2014年も始まってまだ2週間ほどですがすでにいくつかのご家庭に訪問カウンセリング対応を行っております
今年も忙しい年になりそうですが一つでも多くのご家庭を救えるよう精進してまいります

さて、今回の記事では訪問カウンセリングの立場からPCM(ペアレンツ・カウンセリング・マインド)を実践していった際の変化についてお話させていただきます。

PCMはその名の通り親御さんのお子さんに対する心の持ちようをメソッド化したものですが、親子対話だけではなく対人間コミュニケーションにおいて効果的なのです。その証拠に私たち訪問カウンセラーが各ご家庭に支援で訪れ、子どもと会話する際にはPCMを意識しながらの対応をとることが多いのです。


そのPCMの中でも今回は「アクティブリスニング」に重点を置いてお話させていただきますね。


私たち訪問カウンセラーは復学支援の立場から、朝早くにご家庭を訪問してお子さんの登校準備を精神的、物理的にお手伝いすることがあります。

そんな時、お子さんの様子はさまざまですが共通している様子が一つあります。
それは「普段と比べて朝は格段にイライラしやすい」ということです

普段物静かな子でも朝は声を荒げてしまう、前日まで登校意識を高く持ち「頑張るよ!」と宣言していた子が起きてこないetc、、、
これは朝特有の眠けや体調の揺れ動きがあるからだと考えられます。

ですので、家庭内対応の面では親御さんはこの朝の時間帯の対応を特に注意して行っていく事になります。
そして、それは私たち訪問カウンセラーも同じです。

「疲れた、、、」「眠い、、、」「お腹、頭が痛い
朝はこういった言葉が子どもからでることが多いです。

多くの親御さんはこういった発言に対して「朝から疲れたなんて何言ってるの!」「みんな眠いなか頑張ってるんだから!」「少しくらい痛くても大丈夫よ。ほら学校行きなさい」という風に正論や説教を行い、叱るかたが多いようです。

しかし、子も人間です。

実際イライラしていたり心が不安定な時には弱音や愚痴がでることもあります

そんな時に出る「疲れた」という一人言に上記のような言葉を浴びせてしまうと「そんなことわかってるよ!」と反発されてしまうことが多いようです

また、独り言ではなく親御さんに向かって上記の言葉を投げかけるという事もあると思います。
そんな時にもやはりまず伝えるべきは正論、説教ではないように思います。

こういった時には使えるのがPCMのひとつである「アクティブリスニング」です。

子どもの言葉を繰り返す、タイミングに応じて要約する、総じて子の言葉を共感的に受け止めるというのが「アクティブリスニング」の手法です。

これは当センターの支援を受けられた方にはなじみの深い言葉かと思います。
しかし、わかってはいてもなかなか実践できないというのは支援を差し上げるなかで良く聞く言葉です

実践できない理由の一つに、子どもの「裏言葉」を親御さんが敏感に感じ取ってしまっているということがあるように思います。

「疲れた(から学校行きたくない)」「眠い(から学校に行きたくない)」「お腹、頭が痛い(から学校に行きたくない)」

もちろん、子自身そういった意図で話すことはあると思います。
または長年の経験から親御さんにしかわからない裏言葉がとどくこともあるかもしれません。

しかし、そういったある意味「決めつけた心」で接してしまうとどうしても正論や説教をしがちになってしまうものです


そしてそういった裏言葉を読み取って子に正論をぶつけてしまう時、ほとんどの親御さんは御自身もイライラしていることが多いように感じます。

子のイライラした不安定な心に親のイライラした心をぶつけてしまう
結果、子どもは単なる独り言や愚痴のレベルだったのに本当に学校に行く気をなくしてしまう
これは親、子ともに不本意な結果なのではないでしょうか

もちろん、本当に体調が悪いときや、真剣な悩みがある時もあるかと思います。
その時にはしっかりと状況を把握し、適切な対処をとることが賢明だと思います。この時にはきっと正論が力になることもあるでしょう

しかし、上記でお話したとおり子の発信するレベルが「独り言、愚痴、軽口」のレベルだと判断されるときにはしっかりと共感してやることが必要なように感じます。


具体的には・・・・・・

「疲れたんだ」「眠いんだね」「お腹、頭痛いのか」といった共感的会話(アクティブリスニング)やそもそも独り言なのであれば反応しない。」

という対応方法があります。

私が現場で対応をしている時、こういった発信をする子どもにアクティブリスニングをしてみると多くはそれ以上何も言わず、普段の会話に戻っていきます

少数の子はそのまま「(学校に)行きたくないなぁ〜」「今日はいいんじゃないかなぁ、、、」と続ける子もいます。
そういった子どもも本気でそう考えているというよりは「先生がいいって言ってくれたら休めるなぁ、、、」というある種の打算で話しているようなことが多いように感じます

こういった時にはただただ共感してやるだけではなく、子の考えを少しリードしてやることも必要になってくると思います。

「学校行きたくないのかぁ。でも先生は体調不良でもなく学校を休むのはよくないと思うな」


という考えを伝えてみたり・・・

「今日学校に行かない決断をすると明日はもっと行くのが辛くならないかな」


という問いかけをしてみることが有効なように感じます。

そこではっきりとした考えを伝えてあげることで子どもは自ら迷いを断ち切り「そうだよね。よしっ、行くか!」と気持ちを切り替えることができているように感じます

上の文は「先生」の部分を「親」に変えても同じ内容になるかと思います

もちろん私たちカウンセラーと親御さんでは立場や関係性は異なるため、一通りの対応ですべての状況に対応できるとは限りません。

しかし、上記のような基本を私たちカウンセラーも意識しながら子どもとの対応に生かしているということを知っていただければ、ご家庭内でも基本に立ち返ることの大切さに気付いていただけるかと思いこの記事を書かせていただきました。

冬休みも終わり、これから新年度に向けて親御さんも子どもも気持ちを新たにがんばっていただければと思います

2014年も私、きりこまち先生をよろしくお願いいたします



  きりこまち先生(辻 貴紀)


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2014年01月16日

「ちょっと休めば大丈夫」のはずが、、、

あけましておめでとうございます


ご無沙汰しています。どんきー先生こと佐藤博です。

毎日、寒い日が続いていますね
寒い時はなにかと体調を崩しやすいですからお互いに気を付けていきましょう


最近の私はいうと冬休みの間に自分の部屋の大掃除をしました
使っていない棚などを整理していたら、学生の頃の写真やら年賀状やらが出てきて、懐かしいなぁ。と見入ってしまい、掃除を終えたのが真夜中になってしまいました(これ大掃除あるあるですよね?)
みなさんは、大掃除されましたか?
子どもたちと一緒にやられたという家庭も多いのではないかと思います。
掃除をすると気分がスッキリしますよね


私は、そんな冬休みを過ごしましたが、とうとう子どもたちも冬休みが明け先週から新学期が始まっていますね。
私が支援をさせて頂いて、去年またはそれより前に復学を果たした子どもたちは、みんなこの新学期のスタートをうまく切ることができました。
この冬休みのような長期休暇明けというのは実は登校が不安定になりやすいので、この結果は嬉しい限りでしたみなさんおめでとうございます




さて、今回は去年の終わりに支援を無事にご卒業された復学事例をご紹介させて頂こうと思います。



【中学1年生  男子】 
中学1年生の2学期のはじまりから完
全不登校に


「本当は学校に行かないといけないと思っています。でも、中学生になって友達や担任の先生とうまくやれなかった。」

「夏休みの宿題も全部終わらせることができなかった。だから、学校に行きづらくて、玄関を出ようと思っても出れなかった。」

「最初はちょっと休めば行けると思っていたけど、無理でした。」

と私が初めて訪問カウンセリングで対応をした時に彼は泣きながら私に言っていました。


そこに至るまで彼は自分が登校できていないことを自分で責めていました。
時には親御さんに「なんで僕は学校に行けないんだろう?」と問いかけてみたり、
自分でゲームを禁止して、外出も禁止して、完全に親以外との交流を絶っている状況でした。
その状況になってしまってから彼はどんどん口数が減ってしまい、親御さんとしても見ていて辛く苦しい思いだったと思われます。

このような状況にあった彼には話し相手になり親以外にコミュニケーションをとれるような人間が必要だという判断をしました。

そこで、訪問カウンセラーを導入していき、まずは自分で禁止していたゲームを一緒にやることでコミュニケーションを図り、リレーションを構築していきました。

そうすることで、訪問カウンセラーが来た時には、彼の好きな物の話や学校に行っていた時の話などなど、彼の方からたくさんの話をしてくるようになりました。
親御さんとも訪問カウンセラーの話題で彼と盛り上がることができ、親御さんとの会話も増えました。


このようにして訪問カウンセラーとのリレーションを構築していき、しっかり形成できたことを確認して、私が初めて他訪問カウンセリングで子どもと対面するに至りました。

そこで彼は上記のように休んでいた間に抱えていた悩みを私に打ち明けてくれました。

その悩みを受けて、すでにリレーションを構築している訪問カウンセラーと学校に戻るためにはその悩みの部分をどういう準備をしていく必要があるのかを話し合っていきました。

そして、復学の準備がある程度必要と彼との話し合いの中で決めていき、約3週間後に復学予定日を設定していきました。

そこまで決めたところで、彼は人に頼ることがあまり上手ではないところがあったので私からは

「長くお休みしてしまっていた後に登校することは最初は怖いだろうし、不安だと思う。それでも君には親も含めてこれだけの味方がいる。キミが困った時には味方を頼りにしていいんだよ」

ということを伝えていきました。


親御さんには、ここからの家庭内での対応が重要になる事。子どもは登校までの間、いくら登校する気持ちがあっても不安な気持ちが拭い去れるものではないこと。親の一言によって子がイライラしたり、気持ちが落ち込んでしまう事があることを伝え、さらに具体的な家庭内対応を伝えていくようにしていきました。

実はこの間が学校に行くとは決めているけど、まだお休みはしている状況というデリケートな部分になるため、親御さんに対しての家族療法的な指導はこの時が一番細かい指導になっていたのではないかと思います。
ここの細かい部分をより深く理解して頂いているご家庭が継続登校に入っても上手に対応されているご家庭が多いのでどうしても細かくなってしまいます。

そして、彼は私が伝えたことをしっかり聞いてくれていたようで、訪問カウンセラーや親御さん、学校の先生に分からないことは自分でしっかり聞いて、きちんと頼っていく事ができました。

そうして、3週間の間しっかり準備をしていき、復学予定日を迎えました。


登校日の朝、彼はさすがに緊張した様子でした。

深いため息をついたり、トイレに何度も行ったりしていました。

それでも、以前の彼とは違い、玄関で立ち止まることはありませんでした。
そして、親御さんに久しぶりに「いってきます!」とはっきり伝え家を出ることができました。


自転車で学校に向かう道中も緊張や不安からかため息をつきつつではありましたが、校門にたどり着き、出迎えて頂いた学校の先生と共に教室に向かっていきました。


それから、彼は「学校しんどいなぁ」などの愚痴を多少こぼすことはありつつも、その都度、親御さんが共感の姿勢で聴いてあげることで、「でもあと2日も行けば休みだ。がんばろっ」といった具合に切り替えることができていました。

そうして、親御さんがしっかりと支えになってやることで私たちの支援を受けて頂いている間は1日も休むことなく登校することができました。

支援を卒業されるときには、将来の受験を見据えて塾に通うことができるほどになっていました



そして、先月支援のご卒業と共に最後の訪問カウンセリングにて彼と会う機会がありました。

その時、彼は・・・

「学校は今はすごく楽しいです。たまに友達とも喧嘩しますが、すぐに仲直りできます。先生ともうまくやれています。塾にも行ってるんですよ!英語と数学がやばいんで(苦笑)」

と時折涙ぐみながら笑顔で話してくれました

そして、最後には「ありがとうございました!」という言葉を私に言ってくれました。


この彼の言葉を受けて私はあれだけ苦しんでいた子がここまでの成長を見せてくれたことに喜びを感じ、それと同時に彼のこの先の輝かしい未来が見えた気がしました


ご卒業の折、親御さんからもこんな言葉をいただきました。以下抜粋です。

「〇〇の復学の為に支援をしていただき本当にありがとうございました。家庭教育を教えて頂いたおかげで、順調に子ども達が成長していることを実感できます。私は子育てに自信を失くし、毎日が不安でしたが先生のご指導で自信を取り戻すことができて、毎日が幸せです。これから、また問題が生じても主人と一緒に親としてブレない対応をしていきたいと思います。」


本当に彼が不登校になっている間は、親御さんも不安に押しつぶされそうになってらしゃった事と思います。
そんな中で親御さんが私たちを信じて家庭内対応を頑張ってこられたからこそ、1日も休まず継続登校という結果があったのではないかと私は思います。これからも山あり谷ありだと思います。
しかし、このご家庭であれば乗り越えていけるでしょう

あの時、あのタイミングで支援を決断いただいて本当に良かったと思います。
復学後の子どもの笑顔に出会えて、私もまたこれからの支援に奔走するエネルギーを貰えました。



復学&支援のご卒業おめでとうございます






※細かい対応面や、状況の変化などは実際にはもっとあります。この場では省略しておりますのでその点はご了承の上、お読みください




どんきー先生(佐藤博)



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2014年01月13日

登校と宿題の関係性

ブログ読者の皆さまこんにちは
そしてあけましておめでとうございます

今回は当ブログには2回目の登場のエミリー先生が書かせていただきます

年が明けてついに2014年になりましたね
年末年始は皆さんはどのように過ごされたのでしょうか(・・?
私は特にお出かけする事もなく(初詣もいかず…)のんびりと家でゴロゴロと過ごしておりました。

怠け続けていた生活を終え、仕事が始まってからは家でのゆったりした生活が夢だったかのように忙しく全国を飛び回りました

冬休み中という事で、始業式が始まるまでの間子どもたちの宿題対応で様々なご家庭のところに訪問カウンセリングに行っていたからです

今回はその時の私の訪問カウンセリング先での冬休みの宿題対応について書かせていただこうと思います。

私が訪問カウンセリングに回った子ども達の宿題の進め方は様々で、色んなタイプの子がいました。
年が明けるまでにすべて完全に終わらせている子、スケジュール立てをきっちりと行い計画表を作りそれにそって全教科計画的に進めている子、好きな教科は全て終わらせているけれども嫌いな教科に関しは全く手を付けていない子などがいました。

また、全くどの教科も「絶対にやらない」と断言している子や出来ていないのにも関わらず「全部出来ているので大丈夫です」と言い張る子も中にはいました。
(意外と多かったですね…)


子どもたちの性格傾向や登校状況や宿題の進み具合などによってそれぞれ対応を変えていましたが、登校状態が安定していない子に対して、特に私の対応で重点をおいていた事は、まず学校へ行きやすくする状況に持っていく事でした


一つ実際のケースを例にしてお話したいと思います。


私が対応した一人のお子さんのケースでは、訪問に入った時最初の2、3ページだけしか終わらせていない状況でした。
ページ数自体は7ページほどで、そこまで多くはなかったのですが、その子は最初「始業式まで時間がない。もう間に合わない、提出出来ないと友達の目もあるし先生に何か言われるし始業式も行かない。」と話していました。

登校状態が不安定のため、学校の授業が分からない状態でしたので宿題もさっぱり分からなくて、最初やってはみたもののほとんど分からず進める事が出来ないといった状況でした


その子自身完璧主義な部分もあり、後半全く白紙の状態で提出するなどといった発想自体全く考えられないようなタイプの子でした

私のほうから「せっかく最初のほうは頑張ってやったんだし、残りの部分は分からなかった事としてだすのもあり、答えがあるから覚えながら写して出すのもありだね。」という話をすると、少し肩の荷がおりて安心した表情で、「もう一度分かりそうなところだけやってみるそれでも無理なところは写す」と言って頑張って宿題に取り組んでいました。

自分ですべて埋めなければという固定観念にとらわれてしまってそれが実現できなかった時、登校への意欲が失せてしまっていたのだと思います

ですがこういった「完成させた、提出出来る状態にもあるし出さなければ頑張った分がもったいない!」等といった状況で登校の意識が再び湧いたのか、この日訪問カウンセリングに入ってすぐの2時間前とはうって変わって「忘れないようにしなきゃ!」と話しながら、まだ日にちが先なのに始業式に持っていくカバンへ宿題を入れていました

その後始業式は元気に登校したそうです


宿題対応というと、「宿題を空白なくすべて埋めて完成させるようにしてあげる事が重要ではないの?」「間違えてしまったところを訂正してあげて理解させて、学力を上げるのが目的ではないの」(・・? と考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

勿論上記の内容はこれから先学校生活を送るにあたってとても大切な事です
ですが、登校が安定していない状態のお子さんに対して完璧に宿題を一人ですべて答えを見ずにこなすということを求めてしまうとストレスに感じてしまいます。

こういったお子さんにとっては「宿題の正確さや完成度」ではなく「提出出来るか出来ないか」がポイントになってくるケースが多いように感じます


今回は一人のお子さんを例に書かせていただきましたが、上記のような対応で始業式登校して行った子どもは他にも何名かいました

クラスのみんなが何か提出している中、自分だけ提出できない状況というのは友達や先生の目も合って凄くストレスに感じるのではないでしょうか

「やってみてる→分からなくて出来ない→提出出来ない→提出できないから学校へ行きずらい」といったマイナスの方向に考えが向いていってしまうのだと思われます

「夏休みの宿題や冬休みの宿題」などは年に数回子どもたちにとっては嫌でも付きまとう問題だと思いますが、それぞれのステージで、自分のペースに合った進め方で乗り越えていってくれればと思います。
それと同時に自分で最後までやり切ったという達成感も味わえる経験を積んでいってくれればと思います

今年は年明けから全国を飛び回る生活からスタートしましたが、また気持ち新たに様々なご家庭の親御さんやお子さんのサポートをさせていきますので宜しくお願いいたします



  エミリー先生


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2014年01月08日

ある日のペアレンツキャンプ

2014年に突入致しました

あけましておめでとうございます。まいどん先生です。

新年あけてから事務所に出社すると、多くの年賀状が届いていました。
個々にお返事は出せませんが、元気な子どもたちの写真や親御さんの想いを読ませて頂き、今年も頑張ろうという気持ちになりました。私宛に頂いたものもあり、感謝の一言です
カウンセラーみんなで「おぉ〜。この子、大きくなったなぁ」とか「支援したのは小学校の時だったけど、今年、この子は成人式なんだって」とか盛り上がりました
この場を借りてお礼を言わせて頂きます皆様ありがとうございました
今年も、様々なご家庭・親御さん・お子さんと関わり精一杯サポートをさせて頂こうと思っております




3学期突入に向けて、当センターの訪問カウンセラーの先生方は冬休みも全国各地に向かい訪問カウンセリングをされています
私も、冬休み中の対応をしに訪問カウンセラーとして活動させて頂いておりました


さて、今回は3学期スタートで皆さん肩に力が入っていたりするのではないかと思いますので、日頃の事務所の様子を簡単にではありますが、書かせて頂こうと思います
今日の記事は「まったり系」ですので家庭教育の事は関係ありませんので、肩の力を抜いてご覧いただければ幸いです


毎週水曜日は、当センターのカウンセラーの先生方(関西で活動されている先生方ですね)が事務所に来られ、全体ミーティングをするところから1日が始まります。

訪問カウンセリングが続くと、中には1週間ぶりにお会いするカウンセラーの先生もいらっしゃいますので、朝はしっかり情報共有をしていきます
(よくここで「久しぶりですね〜」なんて会話をします…他の会社ではあんまりない会話のように感じます


10時からは電話カウンセリング開始の時間になりますので、先生方はそれぞれ親御さんと電話カウンセリングをされたり、社会的支援の為に活動をされたりします
特に家庭教育支援コースでは週に1回の電話カウンセリングの日ですので、朝一番の電話カウンセリングは特にイス取りゲームのようになっている気がしています(笑)
ですので、朝から事務所は各先生方の話し声でにぎやかです

12時になると、一旦業務を終え、昼食をとりながら再び全体ミーティングに入ります
なかなかゆっくり先生方とお話する事がありませんので、ここでしっかり訪問カウンセリングや家庭教育支援についての話し合い・アドバイスをし合ったりしています。

その上で、時間が余れば少しだけお昼休みとしてみなさん自由に休憩されています
私はエミリー先生と一緒に過ごす事が多いのですが、ここで最近何をして過ごしていたのかを聞いたりしながら女子らしさを学んでいます(エミリー先生は女の子の訪問をされる事が多いですので、色んな事を話をして共有してお互いの学びにしています

また、ここでは皆さんで雑談をする事もあります。

特にきりこまち先生は、オンオフの切り替えがお上手でお昼休憩のときは関西人顔負けなボケをかます事もあります
そこで時々、他の先生方もそのボケに乗りかぶせにかぶせ、収拾がつかなくなる前にどんきー先生がするどいツッコミをされる…なんて事もあります
入社してすぐの頃は、この時間をそんなに何も思わずに過ごしていたのですが、実はこの時間にも意味があると感じ大切にしている今日この頃です
というのも、訪問カウンセラーとして・家庭教育アドバイザーとして最近のお子さんの流行りの遊び(ゲームソフト)を知る機会であったり、子どもが喜ぶような話の仕方や言い回しの勉強が出来る最高の場面だからです

皆さん話のプロですので、よくよく分析してみると様々なテクニックを使われております
(たまにお互い『いま○○のテクニック使ったね』なんて言い合う事もあるのでドキっとしたりする事もありますが…
短い時間ではありますが、会話を楽しみ日頃の緊張状態をほぐし合う、お忙しい先生方の唯一の休憩ポイントがこの時間です


13時30分からは、再びお昼の業務スタートとなります。

業務を再開するとすぐに、電話の音が事務所に鳴り響きます
お昼の全体ミーティングの内容をふまえ、1件1件丁寧に状況を分析しつつ様々な親御さんにアドバイスを差し上げていきます
毎週水曜日の電話カウンセリングは18時までですが、お昼から18時まで本当にあっという間だと感じます

18時までの電話カウンセリングが終われば、最後の全体ミーティングを行います
各先生方がそれぞれの業務を行いますので、その日にどのようなお仕事をされたのかを情報共有したり、木曜日からの訪問カウンセリングのスケジュール確認や対応の確認と相談を行う貴重な時間です。
真剣な話し合いが続くと、気が付けば1時間30分も話をしていたなんて事もありますが、皆さん1人でも多くの親御さん、お子さんに笑顔になって貰いたいという気持ちからいつも全力で話し合いをしています

このように、当センター毎週水曜日の事務所はあっという間に1日が過ぎていきます

また、年末最後の事務所運営日では当センターのチーフカウンセラーである中野先生も大阪の事務所に来られ1年の支援内容をカウンセラーの先生全員で振り返っていきました
その後は皆さんで忘年会をしましたが、結局最後までプライベートの話は出てこず、ひたすらお仕事の話を皆さんで熱く語りました(笑)
本当にどの先生も、多くの親御さんの為にと一所懸命にお仕事をされているのだなと改めて感じ、私もその一員であることを誇りに思ったりしました



このように、今年も当センターは皆さんの笑顔の為に全力で頑張っていきますのでよろしくお願いいたします



   まいどん先生(山下 真理子)


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