親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校(登校拒否)や五月雨登校、母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 ブログ開設8年(2008年開設)で発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけしてきました。   子どもの問題行動予防のための家族療法(家庭教育支援法)についても随時情報公開中!一般社団法人 家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。

2012年08月

2012年08月29日

この夏の子どもの伸び幅を見てますか?

家庭教育支援や復学支援の中で私は親御さんたちに

子どもの伸び幅を見てあげてください

とよく言います

なぜかというと、多くの親御さんが周りの子たちと比べて、または昨日の子ども自身と比べて一喜一憂しているように感じるからです。(そして傷ついちゃう。親も子も


周りの子と比べるタイプの親御さんの多くは「周りの子たちの良い部分を寄せ集めた幻」と比べています。

実際に多くの子どもたちをカウンセリングしていますと凸凹があるのが普通。大人でもそうですよね。
なかにはパーフェクトな子もいるのでしょうが、そのパーフェクト超人と我が子を比べるのは無理があるし、子どもも可哀そうです。ですので、比べるのは周りの子たちの良い部分を集めた幻ではなく、1年前と半年前の子ども自身と比べてほしいということです。

昨日の彼、彼女たちと比べるというスタイルの親御さんも時に子育てに迷われます。というのも、子どもにも日々のバイオリズムがありますし、行動や意志に波があります。ですので近視的な比較ではなく、1年前と半年前の我が子と比べることが大切です。そうしないとPCMの不足不満を言わないという項目の内容にひっかかってしまうのも問題ではあります。

そのような物差しで子どもを捉えたとき、子どもたちの伸び幅が見えるはずです。その伸び幅を喜ぶのが家庭教育の楽しみともいえます。その楽しみ方を知らない親御さんはもったいなぁと感じてしまうのです


今日も10時間ほど全国の親御さんたちの電話カウンセリングを受けました
その中でお子さんの伸び幅はどんなところがありましたか?というように何名かの親御さんにお尋ねしました。



あいさつを全くしない子でしたが、朝の挨拶だけはしてくるようになりました。

宿題は親が干渉してもしなかった子が今年は自分のペースで親が言わずとも完成させました!

去年は不登校中で父親と絶縁状態でしたが今年は笑顔で海にいけました!

体重を気にする割にダイエットをしなかった我が子が18Kg痩せました。行動が変わりました!

勉強机がとても汚かったけれど、勉強の意志を持ってからは本棚部分まできれいに片づけました!

一度へそを曲げると手が付けられなかったのに、今年の夏は15分ほどで自分の力だけで感情をコントロールして行動が出来ました!

去年の夏休みは不登校中で学校に関することを親が口に出そうものなら大暴れしてましたが、今年はすでに友達と一緒に夏休みの宿題を愚痴りながらしてます。

去年は知らない場所にはひとりでいけなかったけれど、今年は知らない人がいる知らない塾にひとりで通い続けられた。


これらは実際にお聞きした内容です。
1年前や半年前にはできなかったことばかりです。でもこの夏はできました。まさに親御さんが家庭力を身につけ、対応を中長期的に実践し続けたからこそ子どもが成長したのだと思います
親が変われば子どもが変わるとは、使い古された言葉ではありますが真実だと私は思います。

挨拶をしろ!ダイエットをしろ!父親と仲良くしろ!宿題をしなさい!勉強机くらいなんで片付けられないの!このバカ息子!

みたいな対応をしてしまうとよほどうまくやらない限りは反発が出るだけで子どもは変わりません。でも多くの親御さんはそのような対応を選択しがちではあります。そんな親も子もいがみ合わずとも、根本の問題を解消してやるだけで上記のように子どもたちは課題を乗り越えて「心地よい位置」に落ち着いてきます。では根本の問題とは何か。

親子の信頼関係の構築が出来ていない  と 年相応の自立を育む対応が出来ていない


ということ。
もちろん個々の家庭、子どもの性格傾向はそれぞれですので個別の内容をプロファイリングして家庭内対応のアドバイスを組み立てますが、大元が上記の2点に集約されるケースは少なくないです。

親がどのように変わるか、具体的にどうすればいいのかということで迷われる方は少なくないと思います。当センターの復学支援や家庭教育支援を受けられて学ばれている親御さんは、皆さん漏れなく子どもを愛する素晴らしい親御さんばかりです。そんな愛情あふれる親御さんが自分の家庭専用の家庭内対応を具体的に学び実践すればこのように子どもは伸びてきます 愛情プラス家庭教育理論が子どもを伸ばすコツです。


ウチの子はこんなこともできない・・・という減点方式ではなく、1年前と半年前と我が子と比べて今の子どもはどうなのかという視点を持ち、子どもの伸び幅をしっかりと感じていきましょう。

きっとより良い親子関係づくりのヒントになるとは思いますし、家庭教育をより楽しめると思いますよ。




ぶにん先生(水野達朗)




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2012年08月28日

ペアレンツキャンプ親の会のお知らせ

高校野球も終わり、空が高くなって、雲が流れる中、赤とんぼが飛び交う・・・という景色にはなってませんが夏休みが間もなく終わります。早いところでは今週の頭から学校が始まっているところもありますね。
私の住む地域ではこの月曜日から始業式だったようで、久しぶりに登校班の声が聞こえてきました


長期休み明けは親も子もスイッチの切り替えに苦労します
特に子どもたちにとっては楽しい夏休みから通常モードに切り替えるのに苦労するタイプの子が年々増えているように感じます。そういう時は親側が先にスイッチを切り替えて行動で示すようにしていきましょうね。



さて、今日はペアレンツキャンプの親の会のお知らせです。


  第8回 関東ペアレンツキャンプ親の会

日時:2012年9月29日(土) 13:30〜16:30     ※受付開始 13:15より
場所:都立産業貿易センター台東館(東京都台東区) ※最寄駅は浅草駅or銀座駅
参加費:¥2,000
人数上限:30人まで


関東方面のクライエントさん、支援の卒業生の皆さんと楽しくお茶を飲みながらお話ができればと思っています。
関東ペアレンツキャンプ親の会は春と秋の年に2回開催ですので、ぜひこの機会にご参加いただければと思います。
不登校の復学支援のこと、家庭教育のことなど同じ支援を受けている親御さん同士が交流を深め、情報交換をして頂ければと思います。当日は私以外のカウンセラーもスケジュールが取れれば何名かは参加する予定ではあります。当日に皆さんの笑顔にお会いできることを楽しみにしております

なお、過去に親の会にご参加いただいた皆様には親の会のスタッフより個別にメールを差し上げていると思われますので9月15日までに出欠確認のメールをご返送くださいね。
家庭教育支援コースの皆さんには担当のアドバイザーに直接、ご参加のご希望をお伝えくださいね。電話カウンセリングの際でも家庭ノートの中ででも結構です


関西の親の会は年1回の春開催のみですが、皆さんのお声が高まれば秋開催もしてみても良いかなぁと思っています。





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2012年08月22日

夏休みの親御さんの対応もラストスパート

皆さんこんにちは。水野です

夏休みも残りわずか。徐々に雲が薄れて空が高くなっているように感じられます。暑い日が続くとは思いますが確実に季節は移ろい、夏が閉じられていく感覚を覚えます。


夏休みに入ってからは登校の問題はなくなるので、家庭内対応の御相談が多くなります


夏休みのうちにいかに子どもたちの自立を育み、家庭のシステムバランスを再構築できるかが、現在不登校の状態のご家庭にとっても、継続登校を頑張っておられるご家庭にとっても、予防的な家庭教育を学ばれている方にとっても重要なことではあります。皆さんのご家庭はこの夏でプラスを積み重ねる対応ができましたか?


プラスを積み重ねる対応の内容自体は、個々のケースによって違います

子どもが抱えている問題は同じ不登校でもそれぞれ違います。親子関係も家庭によって様々です。ご自身の家庭教育や不登校の対応にお悩みの方は個々のケースごとに分析して具体的なアドバイスを頂ける専門家を頼られるとご安心かと思います。勿論、私たちの家庭教育支援コースをご検討いただければ全力でスタッフが対応をさせていただきます。

テクニックの面は私の書籍やこのブログをお読みいただければご理解されると思われます
たまには読み返してくださいね。

家庭ノートをチェックしていると、親が一生懸命勉強して、対応を学び実践した結果、子どもが伸びたり、不登校を乗り越えたりしたにもかかわらず、親が元の対応に残念ながら戻ってしまうようなケースは少なくありません。そして親が元に戻ると、残念ながら子どももまた元の状態に戻ることも少なくないのです。これには要注意です

支援している立場としてもこのようなケースが一番つらいのです
子どもに再び学校へ行けなくなる苦しみを味わせたくないのは私以上に親御さんがそう思われているとは思います。だからこそ、喉元過ぎれば熱さ忘れるではなく、しっかりと「我が子のために家庭教育」を胸に刻んでいただければと思います。
刻み込まれたものは忘れたくても忘れられないはず。私の支援を受けた多くの方は、支援を卒業して何年たっても、お子さんへの対応をする際に耳元で私の声が聞こえるそうです。オカルトですが・・・(笑)
それだけ支援中に電話カウンセリングを真剣にし、家庭ノートを一生懸命されたのでしょう


不登校を家族で乗り越えたい!

子どもと良い関係を築きたい!

自分に合った子どもを伸ばす親の対応法を学びたい!


私は多くの方からそのような切実な願いを聞いてきました。

大丈夫。

これまで愛情深くされてきたことは何も間違っていません。

でももっとうまく子どもを伸ばせる方法があったかもしれません。不登校の問題に関してももっと子どもの意志を引き出しながら導いてあげるやり方があるかもしれません。
できれば夏休みのうちに問題解決のヒントを探していただければと思います。子どもの可能性は無限大。だけど時に暴走するのも子どもですのでそれを毅然と制限できる親の姿勢というものも大切です。夏休みは親子が触れ合う時間も多いですのでそのあたりの親子関係も再構築するタイミングとしては非常に効果が出やすい時期でもあります。


9月まで悔いの残らないように、親として「やりきった」夏休みにしたいですね


ペアレンツキャンプの訪問カウンセラーの先生も、家庭教育アドバイザーも今がまさにラストスパート中
訪問カウンセラーは継続登校中の支援のために毎日全国を飛び回ってくれています。
家庭教育アドバイザーも家庭ノートを読み解きながら、この夏にしておきたい具体的な対応のアドバイスを中心にせっせとペンを走らせています。


そんな頑張る小中学生の親御さんたちを私たちは応援してます




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2012年08月15日

親の心の持ちよう (長期休暇の宿題編)

こんにちは


家庭教育支援センターペアレンツキャンプの森田です以前よりルル先生というハンドルネームでブログの記事を書かせていただいていますということで、本日は私がお送りしていきますね


毎日暑い日が続きますが皆さんいかがお過ごしでしょうか?関西は昨日の明け方頃、激しい雷雨に見舞われました。ピカピカドンドンゴロゴロと凄まじい音と光で起こされたのですが、雷で起きたこと自体初めてで本当に驚きました大気の状態が不安定な今、みなさんも急な天気の変化に十分お気を付けください


さて、子どもたちは夏休み真っただ中ですねみなさんのお子さんはどういう時間を過ごしていますか?大人になると1か月間の休みを頂ける方は、ほとんどいらっしゃらないですからねめいっぱい楽しんでほしいと思います
しかし、夏休みといえば皆さんご存知 『夏休みの宿題』 がありますね〜私も訪問カウンセラーとして子どもたちのもとへ行くと皆、「宿題嫌だぁ〜。やりたくない〜。」と嘆いていますよ


私以上に親御さんはお子さんの毎日の様子を目の当たりにしていますから、気になるかと思います
宿題をきちんとこなしている子ならば安心ですが、なかには、


終業式以降カバンを一度も開けた形跡がない…。

机の上に教科書は出しているけど開いたところ見てないなぁ…。

と感じてしまう親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか?


宿題とはそもそも誰がするものなのでしょうか?


多くの親御さんは「宿題は子どもがするもの。」と答えられると思います。私たちペアレンツキャンプは、子どもの問題と親の問題を分けて考えていただくよう、支援を受けられている方には日々アドバイスをさせていただいておりますなぜなら、子どもに関する事柄を全て親の問題と受け止め対応していくと、子ども自身で考え行動する機会を奪ってしまうことになるからです。簡単に説明しましたが、過去のブログの記事にも『親の問題と子の問題を分けて考える』ことについて書いてありますので、ご覧になってみてください


宿題の取り組みかたについて私は、3タイプの子どもに大きく分けられると考えています。


【前半やりきり型】

【スケジュール分け型】

【後半追い込み型】


の3つですね

【前半やりきり型】は夏休み前半に宿題を全て終わらせるタイプ。
【スケジュール分け型】は予定を立て宿題に取り組むタイプ。
【後半追い込み型】は夏休みを満喫したあと、後半一気に宿題を済ませるタイプです。


親御さんご自身はどのタイプでしたでしょうか?私自身は【後半追い込み型】で、夏休み最終週は頭を抱えながら必死に宿題をしていたものです


親御さんはなぜ、お子さんの宿題への取り組みかたにイライラしてしまうのでしょうか?


例えば、親御さんが【後半追い込み型】だった場合、お子さんが【前半やりきり型】だと


「なんでうちの子はカリカリと宿題を前半にするのかしら?神経質な子だわ…」


と思われる方がいらっしゃいます。
逆の場合、親御さんが【前半やりきり型】でお子さんが【後半追い込み型】だと


「後半になって焦るくらいなら前半に済ませれば良いのに…


と思われる方がいらっしゃいます。


つまり、親御さんご自身のタイプと子どもが違うタイプだからイライラしてしまうのです。


イライラしてしまう原因は、親と子の価値観の違いにあり、親側が口に出して


「いつも夏休みの終わりに焦って宿題するんだから、前半に終わらせなさいよ


と言ってしまうのは、価値観を押し付けて子どもをコントロールしてしまうことになります。
価値観というのは、子ども自身が経験したことによって形成されるものだと私は思います。
人生の先輩として親御さんは成功体験ばかりでなく、失敗体験もさせてあげましょう


では、普段の会話で、


「あなた、宿題やったの?もう8月に入ったのに大丈夫?」

「計画立ててやらないと、いつまで経っても終わらないわよ


と声をかけていると子自身が何タイプか分からないうえに、先にも書きましたように子の考える機会を失わせていると考えられます。親が黙って見守ることが子どもにとって良い経験や気づきを得られることに繋がるかもしれませんよ

具体的には、夏休みの宿題をしない子に対して親が子の問題と割り切って何も言わないでおくと、


「あれ?お母さん最近全然宿題のことについて言わないなぁ、そろそろ夏休みも終わるしやらないとまずい


と気づいて焦って取り組み始める子もいれば、


「お母さんに何も言われないから楽だなぁ〜


と感じるか、または何も感じぬまま宿題をせず新学期に登校して、先生に指摘されて


「ほとんどの皆、宿題してきていたな…私もちゃんとしていけば良かった…


と気づき、次の長期休みから頑張る子もいます

もちろん、すべての子どもが上記のような反応を示すわけではありませんが、親が言い聞かせて終わらせる宿題ですと、自力で成し遂げたとはあまり言えませんよね
一度失敗経験を体験することが子どもにどう役立つのか?

例えば、過去に似たような状況での失敗体験をしていれば、過去を振り返り思いだして対応しやすくなると思うのです夏休みの宿題を出さなかったことで先生に怒られたことが嫌だったので、冬休みの宿題はきちんと終わらせた。というようなことですね。
これは、親御さんに言い聞かされている段階では考えられないことだと私は思います


今回のブログでは、夏休みの宿題の取り組み方について子どものタイプを紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか

「あぁ〜うちの子も当てはまったわ
「当てはまらないなぁ、うちの子は△△タイプだわ

といった具合でしょうか
子どもに任せると子どもとタイプの違う親御さんとしてはハラハラしてしまうことも多いかとは思いますが、


うちの子なりのやり方があるのかもしれないし、失敗する経験も必要


と信じて見守ってあげることも愛情だと私は思います







ルル






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2012年08月10日

夏の読書にいかがでしょうか

夏休みも中盤に差し掛かりました。ずいぶんと日が短くなってきたように感じますがまだまだ酷暑は続きます。皆さんも体調だけはしっかりと管理されてくださいね

私は胃腸がやられまして
点滴、造影剤を飲んでのCT、入院を勧められるも拒否しちゃって悶絶する1週間がありましたが、今日あたりから少し声に張りが戻ってきました。胃腸をやられるとしんどいけれどダイエットにはなりますね。4kgほど落ちましたよ。胃腸が復活したらすぐにリバウンドするんだろうけれど


さて、毎年恒例の「お盆の帰省のお供にお勧めの本」を今日はご紹介しようと思います


クライエントさんとの電話カウンセリングや、ツイッターなどで、「今年もお勧めの本を紹介してください」というお声を頂きました。ありがとうございます。


読書は個人的な趣向によって当たりハズレがあるものですので、私も個人的にいいなぁと感じるものをご紹介させていただきますね。




★爽やか小説系

・石田衣良 『4TEEN』 新潮文庫
・石田衣良 『6TEEN』 新潮文庫

直木賞作家の作品です。思春期の少年たちの日常が瑞々しく描かれています。個人的には『6TEEN』の方が好きですが、続き物ですので『4TEEN』を読まれた方がより楽しめるかもしれません。
自分が14歳、16歳の頃の記憶とだぶらせたり、今の思春期の子どもの想いを紐解いていったりしながら楽しく読めました。小難しくもなく、読みやすい文章ですので読後の爽快感が気持ちよかったです。

・宮本輝 『優駿』 新潮文庫

ちょいと昔の小説ですが、名作です。私は大学時代に読みましたが今でもそのストーリー、人間模様はよく覚えています。今時間があれば読み返したい一冊です。競馬の世界が舞台の小説ですが、競馬を知らなくても興味がなくとも楽しめる作品です。宮本輝の小説はサラッと読める割に妙に考えさせるものが多いですね。『青が散る』『錦繍』『道頓堀川』などもいいですよ。


★小難しいけどじっくり読みたい系

・マイケルサンデル 『ハーバード白熱教室講義録 上・下』 ハヤカワ文庫

NHK教育テレビでも放映されていた白熱教室が文庫本に。対話方式で講義の雰囲気がよく伝わってきます。日本の大学もこんな講義が増えたら面白いだろうなと思いました。
哲学を扱う本は基本的に小難しいのですが、サンデル教授は日常的な例えに置き換えて読者を悩ましてくれるので新しい自分の発見に繋がるのではないかと思います。正義とは道徳とは・・・日常の中から考えられる場面を想定して自分の知らない側面を気づかせてくれるかもしれませんよ。


★家庭教育系

・若島孔文 『家族療法プロフェッショナルセミナー』 金子書房

私はカウンセラーやアドバイザーとして家族療法を用いてたくさんのご家庭の支援をしてきました。結構私の手法や考え方は異端だとは思うので、クライエントさんは家族療法の先生がみんなこのような理論をしているとは思わない方がいいです。私のは「現実主義」「具体論」「個々のケースによって組み立てるオーダメイド型」という要素が強すぎると思うんです。この書籍は家族療法の考え方(カウンセラー側)の考えをよくまとめられています。ちょっと難しい語句も出てきますが対話形式の本ですのでこの手の本としては読みやすい本かと思います。

・水野達朗 『ころばぬ先の家庭教育 今日からできる家庭力アップ 小学生編』 文芸社
・水野達朗 『ころばぬ先の家庭教育 長期不登校になる前に学んでおきたい親の対応法 中学生編』 牧歌舎


たまには読み返してみてくださいね(笑)新たな気付きがあるかもしれませんよ。

★漫画系

・黒子のバスケ
・宇宙兄弟

共に最近アニメ化されました。黒子のバスケはスラムダンクのノリで進めていく限り、きっとどこかでつまんなくなるだろうなぁと思いながら連載当初からなんやかんやで読んでいますが、見事にキャプテン翼やテニスの王子様路線の「必殺技が飛び交うスポーツ漫画」に進化しました。オススメです。
宇宙兄弟もなんというかピュアに努力し続けることを思い出させてくれる漫画です。オススメ!


★お料理系

・足立区教育委員会おいしい給食担当 『東京・足立区の給食室』 EARTHSTAR

最近、大阪のとある市の中学校給食導入についていろいろと議論する機会があり、その専門家の方ともお話をさせていただく機会がありました。給食導入のシステムはなかなか利権や各団体の思惑があり、なかなか「子どものために」という一番大事な柱が忘れ去られてしまうことも少なくありません。そんななか日本一の給食ってなんだろう?という疑問を持ち、本を探していた際に出会った一冊です。ぜひ皆さんのご家庭の食卓の参考にされてください。旨そうですよ!


ということでこの夏のおすすめ本を紹介させていただきました
人とも本ともよい出会いがあると夏の記憶として残りやすくなります。来年になって「昨年の夏はあの本と出会えた夏だったよなぁ」と思い出せるように、日々を刻んでいきましょう。
ほんと時間が過ぎるのが早い。たまには夏のきれいな夕暮れを何も考えずに眺めながら、土手で本でも読みたいものです

今日は9月から復学を目指す子どもの支援のために、学校説明に行ってまいります〜。西へ東へ大忙し。汗をかいて誰かの涙をぬぐいにいきます。




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