親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校(登校拒否)や五月雨登校、母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 ブログ開設8年(2008年開設)で発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけしてきました。   子どもの問題行動予防のための家族療法(家庭教育支援法)についても随時情報公開中!一般社団法人 家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。

2011年07月

2011年07月26日

転んでも、回り道しても

昨日、大阪は天神祭で大賑わいでした
私たちの事務所は大阪天満宮から徒歩1分程度ですので、メール便の集荷配達も制限されている状態でした。
一夜明け、商店街は祭りの後。熱がスッと引いたような静かさです。自動販売機の上にたくさん置かれた空き缶を見て祭りの名残を感じます



さて、今日はブログのご紹介です



ピピコさんの御嬢さんは中学2年生の秋に不登校、五月雨登校、保健室登校を経て別室登校の状態になりました。ピピコさんとしても不登校になってからの御嬢さんの言動や行動の変化を見て、親としてできることはないかと動かれました。

他の復学支援機関で支援を受けましたが、思うような効果が得られず、親の子どももさらに困惑してしまいました。そのような中で縁があって私たちペアレンツキャンプの支援を受ける決意をされました。

私たちの専門分野に中学生の「別室登校」という分野はなく、親御さんのニーズを聞き取りながら私たちの力で支援が可能かどうかが悩ましいところでした。
また一度他の支援機関にかかっているケースでは、今後組み立てていくダイレクトアプローチ等の導入が難しいことも考えられたため、ここも難題として残りました。

過去にも中学生の別室登校からの支援はありました。結果としては全員復学を果たせたのですが、そのすべてのケースが「登校を親が無理に促さなくなったら別室にもいかなくなった」という状態になり、ペアレンツキャンプで組み立てている不登校支援の形に当てはめて復学を目指す形になりました。

しかし、ピピコさんの御嬢さんのケースではそのまま別室登校をつづけながらシステムズアプローチをしつつ、ダイレクトアプローチを組み立てました。このようなケースでは徐々に教室復帰を目指す「段階的な手法」を組み立てるのがベターではあるのですが、御嬢さんの学年を考えると、先の保証がなく待ち続けるのは親御さんとしてもお子さんとしても辛いはず。その気持ちをくみながらのダイレクトアプローチになりました。

結果的に支援開始から3ヶ月で彼女は教室へと戻り、現在、3か月半の継続登校中です。


ピピコさんのブログは不登校初期から、支援開始、そして復学、継続登校と時系列に書かれているので皆さんにとっても意義深い情報となるのではないでしょうか。


芯の強い真面目なピピコさんのキャラクターが垣間見えるブログです。皆さんもピピコさんの御嬢さんの継続登校を応援してくだされば幸甚の極みです


転んでも、回り道しても  







よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを  
    ↓

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ



parentscamp at 12:25|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 不登校カウンセリング | ぶにん先生の記事

2011年07月21日

夏休みの過ごし方で気をつけたいこと

今週は、1学期最後の復学を目指す小学6年生の女の子の支援に奔走していました。

教育コーチングと訪問カウンセリング後、20日ほどの準備期間を経て、無事に復学を果たしました

復学準備も進み、子どもも不安を抱えながらも「さぁ行くぞ!」となっていることが見受けられていました。しかし・・・その日は例の大型台風が近づいていたこともあり、なんとか警報が出て休校という展開だけは避けたいところでした

朝、5時に起きて天気予報を確認。
西の方では警報が出ていましたが、ここは出ておらず、台風の進路状況の図を見てもおそらくは午前中には警報は出ないだろう。台風の足が遅いのが幸いしました。まずは一安心。

次に心配なのは雨。
せっかくの復学の朝は気持ちのよい天気の中を歩んでほしいもの。6時過ぎから7時半くらいまで私は家の外で待機をしていたのですが、風が強いので雨が横殴りで降ってきました 顔までビチョビチョになりました。

でも、あら不思議。

子どもが家を出て登校をする間の30分ほどは見事に天気は回復し、傘もささずに訪問のカウンセラーと一緒に3カ月ぶりに教室へと戻って行きました。なんか持ってますねぇ(ちなみに子どもの登校を見届けた帰り道は雨が降り出しました・・・)

2日目もカウンセラーが朝対応をして問題なく登校し、今日が復学3日目。

親御さんだけの対応となりましたが家を出る15分ほど前に飛び起きて、急いで家を出ていったそうです。今まではどんなに起こそうが11時をすぎないと起きなかった子が、登校の意志を明確にしたことで、親が無理やり起こさなくても自分で起きるようになるという嬉しい変化が見えました。
明日が終業式。最後の日も登校して、清々しい気持ちで夏休みを迎えてほしいものです。
復学おめでとうございました



さて、今日は夏休みの過ごし方で気をつけたいことを書いていきたいと思います

子どもの自立サポートを親御さんがする上で必要なことは「信頼関係」です。PCMの理論を学びながら「対話できる親子関係」をこの夏に築いていただければと思います。

まず毎年言うことですが、一番大切なのは・・・

子どもが自分でできることは自分でさせる

ということです。


夏休みに入ると、学校がある時に比べて子どもとの接する時間が大幅に増えていきます。また、子どもが家で過ごす時間も当然増えていきます。

そのような状況だと、ついつい親心で過干渉気味になってしまいます。

普段であれば、目につかないことも目につきます。


洗濯物が置きっぱなし。

ゲームの時間が延びる。

朝起きてこない。

リビングを散らかす。

夜更かしが続く。

宿題をしない。


などなどなどなど・・・



目につくと親はイライラします。

イライラするとそれを子どもにぶつけてしまいます。

普段であればアイメッセージで気持ちを伝えた上で「待つ」ことをするのに、今は待てなくなります。

先回り発言や、不用意なメシテイが増えます。

そうすると、子からの反発が出るか、母子依存が助長されます。

親が言うまで、何もしない子になります。親に言われてはじめて動く子になります。

自分の判断で考えることを求められる学校生活と家庭生活とのギャップが広がります。

1か月そのような状態で過ごすと、9月頭に学校への行き渋りが出やすくなってしまいます。



あくまで極論で書きましたが、長い夏休みですので日常化して上記のような流れになってしまうと、継続登校初期のステージのおられるご家庭ではとても心配です。時に過去のノートを読み返したりしながら冷静な対応に努めていただきたいと思います

 



また不登校中のご家庭では、夏休みに入ってお子さんの様子が変わったように感じられると思います。

1学期中は、朝になると気分が悪いのが続いていたのに、夏休みに入って急にその症状がなくなったなど・・・
今までは家からほとんど出られなかったのに、夏休みに入って憑きものがとれたかのように毎日元気にお友達と遊ぶようになったなどの変化が見られると思います。

親としては「あぁ。これで2学期は大丈夫かしら」と感じられるかもしれません。

しかし、家庭内の対応を変えずにそのまま過ごされては結局9月頭になるにつれて徐々に元気がなくなり、2学期頭には再び学校へ行けない状態になるケースが多々報告されています。
8月の最終週くらいから腹痛や頭痛を訴えてきて「夏休み中のあの元気なわが子はどこに!?」と感じられる親御さんも少なくありません。

この夏休みの間を利用して、自立を促す対応、親の立場を高める対応、学校を休んでいるいう問題意識を促す対応というところに重点を置いて親子のコミュニケーションを図っていただきたいと思います



ペアレンツキャンプで支援中の方につきましては・・・

家庭教育支援コースの皆様は上記内容を理解して引き続き、「より良い親子関係の構築」と「年相応の自立心を育む」ということを柱に担当の先生と相談しながら進めていきましょう。

問題解決支援コースの方につきましては、継続登校挑戦中の皆様は9月頭から豪快にコケないように夏休み中も父性の立場と母性の立場を明確に分けて毅然とした対応をしつつ、子どもが失敗をしたり甘い読みをする経験を愛してあげてくださいね。あとは私が個々のケースについてアドバイスを差し上げている内容を踏まえて、支援前の状態からの「伸び幅」を冷静に見てあげながら、素晴らしい夏をお過ごしください。
復学前の皆様につきましては「ダイレクトアプローチの下地を家族療法でしっかりと作る」ということを一番に考えて、個別のケースでアドバイスを差し上げていることを実践して行きましょう。「ついつい」過干渉になってしまう親御さんはこの夏に「ついつい期」を卒業できるように一緒に頑張りましょう





長い夏休み。


このひと夏で子どもがいろいろな経験をして、秋には親も子も実りを感じられるような有意義な夏休みをお過ごしくださいね





※夏休み中の支援につきましては8月17日のみ、お盆休暇とさせていただきます。その他の日は通常通りです。




よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを  
    ↓

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ





parentscamp at 22:53|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 家庭教育のススメ | ぶにん先生の記事

2011年07月11日

あなたの「担当」は?

こんにちは

今回はどんきーが書いております。

いやぁ、暑い日がつづきますねぇ。汗っかきの私には厳しい季節がやってまいりました。
訪問カウンセリング時にはうちわとタオルが欠かせません

私は基本的には男の子の担当のカウンセラーなのですが、状況次第では中学生の女の子の復学支援に行っています。

その女の子が好きなものはジャニーズAKB48です。

そのカウンセリング中にジャニーズの話題が出た時のこと

私 「ジャニーズやったらやっぱり嵐好き?」
子 「嵐とかもうおっさんやし」
私 「(心の中で)ガーン

これにはびっくりして「嵐がおっさんやったら私なんかどうなるんだ?」と思いながら聞いていました。

他にも

私 「でもやっぱキムタクのドラマとか観てまえへん?」
子 「あの人演技下手やからみぃーひん」
私 「(心の中で)ガーン

ドラマと言えば「キムタク」できている私としては「キムタクのカリスマ性も落ちたなぁ」とショックを受けました

最近は「嵐」ではなく「HEY!SEY!JUMP!」がきてるみたいです。あとはこの夏デビューする「KISS MY Ft2」というグループもきているみたいですね。私は「HEY!SEY!JUMP!」はかろうじてわかるものの「KISS MY Ft2」はさすがにわかりませんでした

「HEY!SEY!JUMP!」のファンはそのなかでもこの子が好きという場合は「担当」と呼んで応援しているみたいです。例えば、一番人気のある山田くんが好きなファンは「山田担」となるようです。AKBでいう「推しメン」のことですね。
ライブなんかに行くとその「担当」つながりで友達ができるようです。
ジャニーズはジュニアのなかでもグループがありデビューを控えているグループがたくさんあるようですね。

AKBにジャニーズに若い子の中から次々に次代のスターが出てきますね。
私もあと15年若ければわかりませんでしたけどね(笑)

私が支援している家庭教育支援コースのお母さんに「どんきー担当」と言ってもらえるようにがんばります(笑)


それでは、また次回




※ホームページの親御さんからの手紙を追加しました
私も訪問カウンセラーとして支援させていただいたご家庭です。支援を受けて復学を果たし、親御さんのおっしゃるように本当に彼は成長をしました






よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを  
    ↓

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ



parentscamp at 17:19|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック どんきー先生の記事 | つれづれなるままに

2011年07月05日

ほめない子育てで子どもは伸びる

今日は本のご紹介です



岸 英光 『ほめない子育てで子どもは伸びる』 小学館 2010.11




ほめない子育てと聞けば、褒めることを否定した捉え方のように聞こえてしまいますが、この本の内容はそこまで尖ったものではありません。

要するに、「子どもを伸ばす褒め方」というものがあるんだということを論じられています。


子どもを「スゴイね」「えらいね」だけのプラスマイナスの評価だけを与えてしまうと、プラスを貰えなかったときに自己否定に繋がりやすい。周囲の評価を過剰に気にする子にしてしまう可能性もあります。
また不自然なまでに親が子の行動にプラスを与えようとすると、社会ズレしてしまうことも懸念されます(社会はそんなに簡単に褒めてはくれない)。

ですので「褒める」という形を「認める」という形に置き換えて子育てに活かしてみましょう!というものです。
子どもを認めた対応を繰り返していくと、子どもの中でバイタリティサイクルがぐるぐると回りだします。それが自尊感情を生み、生きる力として身についてくるという考え方も書かれています。


アイメッセージの説明などもしっかりとされていて大変読みやすい本です。2時間もあれば読み切れてしまうのではないかと思います。考え方としては私の「ころばぬ先の家庭教育」に近いですが、説明の切り口が違うので皆さんの参考になるのではないかと思います。



少し前、「ほめる子育て」というものが多くの家庭教育の場で認知され、取り入れられてきました。
しかし、家庭教育の現場を見ている私としては「褒める子育てを過剰にした結果、子どもが学校に不適応を起こし、親子関係に歪ができた」というケースをたくさん見てきました

もちろん、褒めるのは大切なこと。でももっと大切なことは結果、その言葉がけが子どもの糧となっているかどうかということ。

この本の中では否定的ですが、小学校低学年では私はストレートな表現での褒め対応は効果的だと思います。子どもの性格傾向や年齢次第で、徐々に「認める」対応に切り替えていくことは大変重要なことだと感じています。
その認め方の会話テクニックを筆者の岸さんは軽快な文章で語られています。



認める対応・・・みなさんできているでしょうか??







よろしければこちらもポチッと応援お願いします。(1日1回クリックを  
    ↓

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ



parentscamp at 00:30|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 読書のススメ | ぶにん先生の記事