親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校(登校拒否)や母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 2008年にブログを開設をし、発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけし、支援を受けた多くの子どもたちが学校へと戻っていきました。   子どもの問題行動予防のための家族療法(家庭教育支援法)についても随時情報公開中!一般社団法人 家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。

2010年07月

2010年07月21日

夏休みの過ごし方で気をつけたいこと

不登校のあと継続登校を頑張っている子どもたちにとっては環境の変化の大きかった1学期を乗り越えて一段とたくましくなったのではないかと思われます。
現在も不登校状態の子たちにとっては、夏休みは「不登校の自分」を忘れられる期間でもあります。
その時期に「どう考え、どう具体的に行動に移すか」ということが秋以降の復学に向けて大切なことだと私は考えています。そのサポートを親御さんがする上で必要なことは「信頼関係」です。PCMの理論を学びながら「対話できる親子関係」をこの夏に築いていただければと思います。




私の方へも夏休みの過ごし方についてのご質問や不安な点などが親御さんから寄せられています。個々のケースによって判断はしていますが、これはどの家庭も同じというアドバイスもいくつかあるので、その中で特に大切なことを理屈も踏まえて、ご紹介したいと思います。



子どもが自分でできることは自分でさせる



これが夏休みの過ごし方で一番大切なことです。

夏休みに入ると、学校がある時に比べて子どもとの接する時間が大幅に増えていきます。また、子どもが家で過ごす時間も当然増えていきます。

そのような状況だと、ついつい親心で過干渉気味になってしまいます。

普段であれば、目につかないことも目につきます。


洗濯物が置きっぱなし。

ゲームの時間が延びる。

朝起きてこない。

リビングを散らかす。

夜更かしが続く。

宿題をしない。


などなどなどなど・・・



目につくと親はイライラします。

イライラするとそれを子どもにぶつけてしまいます。

普段であればアイメッセージで気持ちを伝えた上で「待つ」ことをするのに、今は待てなくなります。

先回り発言や、不用意なメシテイが増えます。

そうすると、子からの反発が出るか、母子依存が助長されます。

親が言うまで、何もしない子になります。親に言われてはじめて動く子になります。

自分の判断で考えることを求められる学校生活と家庭生活とのギャップが広がります。

1か月そのような状態で過ごすと、9月頭に学校への行き渋りが出てしまいます。



あくまで極論で書きましたが、長い夏休みですので日常化して上記のような流れになってしまうと、継続登校のステージのおられるご家庭ではとても心配です。時に過去のノートを読み返したりしながら冷静な対応に努めていただきたいと思います

 



また不登校中のご家庭では、夏休みに入ってお子さんの様子が変わったように感じられると思います。

1学期中は、朝になると気分が悪いのが続いていたのに、夏休みに入って急にその症状がなくなったなど・・・
今までは家からほとんど出られなかったのに、夏休みに入って憑きものがとれたかのように毎日元気にお友達と遊ぶようになったなどの変化が見られると思います。

親としては「あぁ。これで2学期は大丈夫かしら」と感じられるかもしれません。

しかし、家庭内の対応を変えずにそのまま過ごされては結局9月頭になるにつれて徐々に元気がなくなり、2学期頭には再び学校へ行けない状態になるケースが多々報告されています。
8月の最終週くらいから腹痛や頭痛を訴えてきて「夏休み中のあの元気なわが子はどこに!?」と感じられる親御さんも少なくありません。


この夏休みの間を利用して、自立を促す対応、親の立場を高める対応、学校を休んでいるいう問題意識を促す対応というところに重点を置いて親子のコミュニケーションを図っていただきたいと思います





長い夏休み。


このひと夏で子どもがいろいろな経験をして、秋には親も子も実りを感じられるような有意義な夏休みをお過ごしくださいね





ブログのコメントに関しては皆様のご意見や感想など、必ず私は目を通しています。お返事をこれまで通り一件一件させて頂きたい気持ちはあるのですが、情報発信だけで精いっぱいの状況ですのでその旨ご了承いただければと思います。必ず見ていますので今後も変わらずコメントを寄せていただければと思います。




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2010年07月16日

まもなくお届け

雨は降っていません。でも雷がゴロゴロと鳴っています。チカチカもします。空が暗いですが、なんか夏の始まりだなぁという風情のある景色です。雨の匂いが少ししてきました


さて、私が理事を務めさせていただいている家庭教育推進協会には多くの方にご賛同いただき、賛助会員として応援を頂いております

特に4月末と5月末に東京と大阪で行われた「協会立ち上げセミナー」では実際に私たちの話を聞いていただいた上で、有難いことに多数の親御さんに賛助会員になっていただきました。この2回のセミナーに関しては実際に不登校を乗り越えた方々が多く参加されていましたのでその意識の高さに驚くとともに理事としては嬉しくも感じました。

協会立ち上げ当初は賛助会員の皆様に対してお返しできるものはほとんどありませんと事務局長も言っていました。

しかし、そんな中で今回は確実に「お返し」できるものが出来上がりました。


それは、会報(創刊号)です。


年2回の発刊予定ですが、今回に限り創刊号、秋号、春号の年3部になるかと思われます。
今回は記念すべき創刊号ということで、広報部の方も気合が入っていました。私も寄稿させていただきました。
フライング気味ですが、私の書いたテーマは「家庭教育におけるブログや掲示板の存在意義とこれから」というものです。
どうですか?そそりませんか?(笑)

ちなみに賛助会員組織名称の募集もしておりましたが、その発表も会報の中で記されています!


この会報が読めるのは家庭教育推進協会の賛助会員様だけです



もし

「あ〜。会員になってやろうとしてたけど、手続きするの忘れてたわー」


なんて方がいらっしゃいましたら、この機会にどうぞ



※賛助会員のご登録には年会費¥4,000が必要です。詳細は家庭教育推進協会(FEPA)のホームページをご覧ください。





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2010年07月06日

お母さん行かないで

サッカーのW杯。
残念ながら日本は負けてしまいました。普段サッカーをご覧にならない方も周囲の熱気に影響を受けて応援されたのではないでしょうか
私は、当初より応援していたスペインとオランダがベスト4に残り、優勝の可能性を残しているのでまだまだW杯は終わっていないです。創造性あふれるパスワークで相手を翻弄するスペインのサッカー。トータルフットボール発祥のオランダのどこからでも攻撃が仕掛けられる魅力的なサッカー。まだまだ楽しみは尽きません





さて、今日は母子依存のお話しです。

私たちのところには不登校だけではなく母子登校の支援依頼も少なくありません。小学生の母子登校の原因を見ていくと、その多くは母子依存に起因する問題です。

母子依存が強くなると通常登校ができないだけではなく、家庭内でもお母さんが苦労される出来事が起こります。

その代表的なものが お母さん一人で出かけられないこと です。


お母さんが出かけようとすると泣きながら
「お母さん行かないで〜!」

と言います。
それを振り切って出て行こうものならば裸足のままで泣きながら外まで追いかけてきます。なんとかなだめて出れたとしてもその後はケータイに子どもから30分おき位に電話が入ります。耳元でわが子の叫びを聞いているともはや外出どころではありません。買い物もそこそこにして家に帰宅します。
家に帰宅したらしたで今度は子どもから責められます。


「お母さんは僕のことが嫌いだから外に出て行くんでしょ。僕なんて要らないんでしょ?」


などと親として大きなショックを受けるような言葉を浴びせられます。子どもの性格傾向次第ではもっと攻撃的な言葉も出てきます。

このように家からも出れない状態になると、母子依存はさらに加速します。

お風呂に一人では入れない。
トイレに一人で行けなくなる。
2階に一人で上がれない。
何でもかんでも「お母さん〜していい?」と聞いてくる。

などというような状況になります。



このような状況ではなかなかひとりで考えて行動をすることを求められる学校社会に適応できません。

一時的に過去の親の愛情不足を補うための愛情獲得行動であれば問題がないという意見もありますが、私たちの機関にご依頼をいただく親御さんの多くは決して愛情不足なのではなく、むしろ親もまた子どものためを思ってよかれと思って過干渉傾向の家庭教育をされていた方が多く見受けられます

家族のプロファイリングとしては、晩婚出産の一人っ子や、年の離れた兄弟の末っ子などによく見受けられるケースでもあります。私たちが受けるケースでは、おもに小学1年生から5年生くらいが多い傾向にあります。



ですので、母子登校のケースでは、一時的にそのようなわかりやすい形での愛情伝達行為(抱きしめる・一緒に行動するなど)をしてもその状況が変わらず、むしろその対応の結果として、より幼くなって母子依存が加速するのであれば段階的に母子密着を切り離していく対応が望まれると私は考えています。
いきなり子どもの能力面を考慮せずに母子分離を促してしまうのはあまりにも酷です。専門家と相談の上で、子どもの能力を把握し、子どもだけでできることはさせる。過干渉対応をなくし、子どもにどんどん失敗させる。という経験を積み重ねさせていくことが大切だと私は考えています。

3歳くらいの子であれば「よしよし」してあげればいいのですが、上記のような行動が小学校3年生を過ぎても日常的になされていて、母子登校からなかなか抜け出せないのであれば、自立を促す家庭教育のメソッドを学んでみるのも選択肢の一つではないかと思います。

過去に書いた母子登校に関する記事も併せてご紹介しておきます。まだご覧になってない方は参考記事の母子登校についてをクリックしてご覧くださいね。



【参考記事】

母子登校について 1
母子登校について 2





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