親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校(登校拒否)や五月雨登校、母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 ブログ開設8年(2008年開設)で発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけしてきました。   子どもの問題行動予防のための家族療法(家庭教育支援法)についても随時情報公開中!一般社団法人 家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。

2009年12月

2009年12月24日

穏やかな聖夜を

長い2学期も終わり、多くの学校で今日から冬休みです



私が担当しているご家庭の方々には、冬休みの過ごし方についてのポイントをお伝えしました。

基本的には過去記事の夏休みの過ごし方の考え方と同じではありますが、冬休みにはクリスマスとお正月(お年玉)という子どもたちにとっては大きなイベントが待っています。


そのイベントをいかに効果的に使うか(残念なことに本来家族みんながニコニコできるイベントにも関わらず、依存を強めてしまう対応や、親子が嫌な思いをする対応を取られているご家庭が多いです)ということのアドバイスを今週は多くの電話カウンセリングでお伝えしてきました。

クリスマスとお年玉に関しては、個々のケースによってアドバイス内容が異なるため、このブログ上では上手に伝えることはできませんが、ぜひ、親も子もニコニコできるような対応になっているかということを考えて対応してみてくださいね。


さてと・・・

私の方はというと、見事にロンリークリスマスです・・・



嫁は私との生活に耐えかねて

もう実家に帰らせていただきますッフガフガッ

と言って実家に帰ってしまっています。













あ。冗談です。

1か月ほど実家には帰っていますが、幸せな理由で帰っていますのでご心配なく




スタッフも各々、クリスマスイブは予定があるようで・・・
クリスマスイブですもん。
仕方ないですよね。
うん。仕方ないな。
そりゃ・・・ね。



私のデスクの上にたまった皆様の努力の結晶である「家庭ノート」の山を1冊1冊チェックさせていただくクリスマスイブになりそうです。ラジオでクリスマスソングでも聴きながら、頑張ります





ということで、2009年も残りわずか。




どうか皆さんのご家庭に穏やかな時間が流れますように。星空に祈っております。










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2009年12月18日

冬将軍様のおな〜り〜

さぶっ寒しおでん食べたいっ



大阪でも昨日の朝から急に冷え込みました


皆さんのお住まいの地域はいかがでしょうか。



お仕事柄、日本各地の皆さんとお電話でお話を聞くのですが、やはり日本海側と、関東以北の方のお話を聞いていると、大阪よりも冷え込みが厳しいようです



先日、東北のクライアントさんとお話していると、朝方は氷点下まで気温が下がるというお話をお伺いしました。この方は先月復学を果たされたのですが、1か月復学が遅れていれば私は早朝にお宅の近くで氷漬けになっていたかもしれませんねなんて冗談交じりにお話ししていました



この冷え込みで各地で初雪がみられているようです


大阪は毎年積もるような土地ではありませんので雪が積もるとワケもなくテンションが上がります。なぜでしょうね
シロップをかけて「わぁ〜かき氷食べ放題だぁ」という年齢ではないはずなのですが。むしろ知覚過敏のほうが気になってしまう




一時期に比べるとインフルエンザによる学級閉鎖の数も全国的に少なくなっているように感じられます。
しかし、この寒さは思いのほかこたえると思いますので、皆さんも体調管理には気をつけましょうね





私の方は、年内の復学支援のスケジュールは終了しました。

問題解決支援コースのクライアントさんは冬休み明けから登校刺激並びに教育コーチングにお伺いすることになると思います。継続登校支援中の方は冬休みの対応面など引き続き相談していきましょう


家族療法のお勉強や、電話カウンセリングとメール相談は、年内は30日まで受け付けておりますので引き続き、一緒に悩み、一緒に乗り越えていきましょうね



いや〜。ほんと寒いなぁ今日は







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2009年12月09日

親父に認められるのが男として一番うれしいもんな

夏休み前に支援を担当した中学1年生の男の子のお話を今日はさせていただこうかと思います


支援を受けたときの状態は、いわゆる五月雨登校の状態でした。



状態を分析していくと、「中1ギャップ」のケースに当てはまる行き渋りでした。
(小学校から中学校へ進学するにあたり、環境の変化やシステム面の不適応などによる不登校)



当初は、「学校いきたくないなぁ〜」と漏らしながら登校をしていましたが、ゴールデンウィークを過ぎたころになると、朝からお母さんと「行く・行かない」の問答が続きました。



子どもは泣きながらお母さんに詰め寄ります。




子「お母さんどうしたらいい?

母「今日は金曜日だから頑張ろう

子「金曜日が来たってまた月曜日が来るんだから




子「今日は体育でリレーがある・・・

母「そうなの・・・どうするの?

子「リレーをしても抜かれるから嫌。負ける勝負なんてはじめからしたくない




子「友達が笑っていたら自分も笑わなければならない。誘われて断ったりしたら嫌われる。でも誘いに乗りたくない時もある。どうしたらいいのお母さん

母「・・・




支援開始当初は上記のような会話が毎朝ありました




お子さんの性格傾向としては神経質で、心配症。
そしてプライドが高いが努力せずに我慢することも少ないということが見えてきました。
中学生になると友達同士のコミュニケーションのレベルも大人に近づいてきます。その変化に不適応を起こしているようにも見受けられました。


家庭ノートチェックによる親御さんの対応の変化により、朝の出口のない問答などの行き渋りは少なくなってきましたが、「嫌なことから逃げること」が深く根付いているため、徐々にその影響が学校生活にも出始めました。


美術の時間に自分だけ教室から動かない。
体育の時間に自分だけ着替えずに教室に居続ける。



などが見受けられ始めました。
クラブに関しても行き渋りの要因として挙げられました。


学校には週に1日、2日は休むことはありましたが、完全に不登校の状態にはならずに、なんとか子どもも頑張っているという印象でした。

ただ、登校するにしても途中で帰ってきたり、泣きながら玄関を出たりで安定して登校出来ている状態ではなく、五月雨登校ではありましたが、家族療法だけではこのまま時間が経つにつれて不登校状態になってしまうことも懸念される状況でした。イライラしてモノに当たったりというような状況も見受けられました。




その辺りの頃に私が教育コーチングに伺い、子どもと直接話をしました。


彼からはいろいろな悩みが出ましたが、ひとつずつひも解いていき、最終的には「今の状態では行けないし、今抱えている悩みは自分が学校へ行き続けることでしか解決できない」と自分で答えを導きました。

不登校のケースでは復学予定日まで準備期間を持った上で支援を進めていくのですが、このケースでは五月雨登校ということもあり複合的な要因を外部の人間が解決してフォローしていく必要性が薄かったため、本人の「意思」さえ明確にできれば問題は解決です。
(その「意思」を明確にするというのが一番難しい問題ではあるのですが)


結果的には翌日から学校へ戻り、その後、体調不良以外では1日も休むことなく、今日を迎えます。
学校生活だけではなく、家庭生活でも積極的にお母さんのお手伝いをしたり、相手の気持ちをくんで自分の行動を変えるということも見え始めました。
夏休みの宿題対応では親御さんも苦労されましたが、結果的には親子が話し合う機会になり、親も子も経験しながら前へ進むという時期が続きました。


そして、今。

今後の家庭内対応の問題点もなく、親御さんのスキルも十分ついてきたとの判断ができましたので、まもなく支援をご卒業されます




そして先日、支援最後の教育コーチング(蓋閉め)に行き、直接子どもと話をしました。



私「学校はどうだ

子「はい。問題なく毎日行けてます。楽しいです

私「本当に?嫌なこともあるんじゃないの?

子「剣道の授業は嫌でしたが、逃げることなく乗り越えようと頑張りました

私「そうか。たくましくなったな




以前会った時は、おどおどしていましたが、今回は晴れ晴れとした表情で私に学校のことを話してくれました

私の顔を見ながら、話してくる子どもを見て、本当に成長したなぁと感じました。

私と子ども2人だけの話が終わると、別室にいたお父さんとお母さんにも同席していただき家族全体で話をしました。




私「君が学校を休んでいるとき両親はどういう思いだったか今ならわかるか?

子「悲しかったと思います

私「そうだな。その通りだと思うよ

子「今後は何事も逃げずに頑ろうと思います。もうあんな思いをするのは自分も嫌ですから

私「うん。しかしな〇〇(子の名前)。今回は君の怠慢もあったし逃げようとする気持ちに負けてしまったことはあったが、中学生にもなると自分の力だけではどうしても乗り越えられない問題も出てくると思う。その時にはお父さんお母さんにしっかり相談しなさいよ

子「はい

私「君のことで涙を流してくれるお母さん、君のことで真剣に怒ってくれるお父さん。本当にいいご両親だと思うよ

子「はい・・・

私「お母さん。今のお子さんを見てどう思う?

母「たくましいと感じます

私「そうですね。本当にたくましくなりましたね。お父さんはどう思います?

父「学校に行くことだけではなくて、毎日の生活ぶりをみていてもよくやっていると思います。息子は成長したと本当に思います

私「○○。お父さんの話を聞いてどう感じる?

子「(嗚咽しながら)嬉しいです・・・

私「親父に認められるのが男として一番うれしいもんな。その気持ちよくわかるよ




その後、お母さんも泣きながら子どもの話を聞き、お父さんと子どもも感極まりながら、声を詰まらせて涙を流しながら話し合い・・・

私は教育コーチングの立場上、泣いたりするわけにはいかないのですが、感情が込み上がり、こっそり後ろを向いて涙をぬぐいという場面でした。


中学生ですので勉強面や、友達関係でまた悩みを抱えることもあると思います。しかし、このご家庭は家族一丸となってお互いを支えあい乗り越えていけるのではと感じました。
上記の会話は教育コーチングの流れでした会話の一部ですべてではありません。そしてこのような会話ができるまでには親御さんの努力の積み重ねがありましたことはここに記しておきます


男は親父に認められるのが嬉しいという私の言葉は、用意していたものではなく、そのような状況から自然と出た言葉ではありますが、子どもの胸に響いたようです。




半年間の継続登校おめでとうございます





※不登校や五月雨登校のケースは個々のケースにより対応法は様々です。今回のケースがすべてではありません。あくまで一例としてご紹介させていただきました
















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2009年12月04日

悲しい時は悲しい顔で、嬉しい時は嬉しい顔で 2

今日は、以前お伝えした「悲しい時は悲しい顔で、嬉しい時は嬉しい顔で」の続きを発信したいと思います

前回記事をご覧になっていない方はコチラをご参照ください



前回は、内的変化の重要性についてご説明しました。


行動心理学などの考え方では、外的要因(繰り返しや、外的刺激、条件づけなど)発動の内的変化も考えられますが、ここではその考え方をいったん、隅に追いやって考えてみましょう。
(結局は同じことではあるのですが、ここでは説明をわかりやすくするために、あえて親の感情表現による変化というものを上記の考え方から切り離して考えてみることにします)



基本的に子どもたちは、親が嬉しいと嬉しいし、親が悲しいと悲しいです。この考え方が大原則にあります。



自分の感情のコントロールが上手ではない子は、親が悲しい顔をするとイライラします。それで親よりも上位に立とうとして反発をする傾向はありますが、少なくともそのような行動をとる背景には「親が悲しむ」という対応に反応して起こっているので、お子さんの中で「なぜお母さんは悲しんでいるのだろう?」という疑問が出ます。

多くの子は一時的に反発はしますが、その後、考えるという作業を繰り返すことで親の気持ちを汲み取り、自分の感情を整理します。

その結果として、「親が悲しい状況は自分にとっても不快(悲しい)」という流れが出来上がります。

この流れが根付くと内的変化が起こります。実際の行動が変化してくるのもこのあたりからです。


「お母さんは夕飯を残すと悲しむのか・・・ならもう少し食べてみようか」

「お母さんはリビングをきれいにしていると喜ぶのか。自分のものだけでも片づけてみよう」



などの変化がみられてくると思います。

そのためには、日々の家庭内対応の中で、「悲しい時は悲しい顔で、嬉しい時は嬉しい顔で」という親の感情表現がキーポイントになります。



家庭ノートをチェックしていますと・・・


・「まぁ、リビングのカードを片づけてくれたの!(ニコニコ)でも、毎日しなくては意味がないわよ(怒り)」


・「せっかく作ったおかずを食べないのは悲しいな(悲しい)」
その直後に
 「キャハハ。このテレビおもしろいわねぇ〜」



などの会話が良く見受けられます。

1つめの会話は、嬉しいのか怒りたいのかがわかりません。このようなケースではニコニコまでの会話でOKです。続けて説教をするのは逆効果です。
2つめの会話では悲しい顔で対応したにもかかわらずに、子どもの内的変化が起こる間を与えずに次の話題(正反対の感情を含む)に移っています。これでは、子どもに親の感情を読み取る能力が培われません。


親と子のコミュニケーションだけではなく、この能力は人間関係全般のコミュニケーションにも効果が出ると考えられています。

人の気持ちを察すること、そしてその経験により内的変化が起こり、自己判断で「」に向かって行動を変化させるということはきっと、お子さんの学校生活でも重要なファクターになるのではないかと思われます。




喜怒哀楽





案外、お子さん相手にはうまくできていない親御さんがおられます。一度、ご自身の親子会話を見つめなおして、感情豊かに、そして適切な感情表現を実践してみるのも意義のあることだと思います









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