親の学校!ぶにん先生のカウンセリングルーム

不登校(登校拒否)や母子登校などの解決を目指して! ここは「親が変われば子も変わる」をスローガンに掲げる親の学校です。 カウンセラーが綴るカウンセリング理論や最新の子育て論など情報満載。 2008年にブログを開設をし、発信し続けた情報は子育てで悩む多くの親御さんたちに元気をおすそわけし、支援を受けた多くの子どもたちが学校へと戻っていきました。   子どもの問題行動予防のための家族療法(家庭教育支援法)についても随時情報公開中!一般社団法人 家庭教育支援センター ペアレンツキャンプの家庭教育カウンセラーが行雲流水にお伝えします。

2009年03月

2009年03月27日

衆義・家庭教育セクションからのご報告 (終幕)

春の嵐か、ようやく桜の花がちらほらと顔を出し始めた矢先のこの寒波
今週いっぱいはこの寒さが続くようです。
これからこの寒さが恋しくなる季節になっていくわけなので、この最後の寒さを体に刻みこんで夏に備えましょう(笑)



さて、私が代表カウンセラーをつとめる「中間法人 衆義」が5年間の活動を終え、各セクションの活動に終止符を打ちました。
今日は、その報告をこの場を利用してさせていただきたいと思います。

衆義には私が代表をつとめる家庭教育セクションの他にもセクションがあります。衆義は中間法人なので会社組織の中に「営利部門」と「非営利部門」が混在する日本でも数少ない形態の教育機関でした。

営利部門では

「ものづくりセクション」       (研磨用ダイヤモンド工具の再研磨)   
「研磨工具関連販売セクション」 (工具関連の販売、営業)



非営利部門では

「人間教育セクション」
「地域交流セクション」
「多文化共生セクション」
「家庭教育セクション」

がありました。
衆義の特徴は、ビジネス部門であげた利益を、教育部門に還元することで、教育活動の料金形態を低く設定することができる点です。
理事の「教育の名のもとに利潤を得ず。こどもの成長が真の利潤」という信念のもとこのようなシステムが考案されました。



人間教育セクションは学習教室を持ち、そこで小中学生に対して勉強を教えていました。
受験のための勉強というよりかは、勉強をする習慣をつけるために、自主性を重んじ、学校の勉強をサポートする形で活動をしてました。
5年間で合計30名ほどの小中学生を支援してきました。私も暇があれば教室に入り、勉強を教えたりいろいろなお話をしたりしていました。(なんと月謝は驚きの半年間¥3,000です!)
勉強サポーターには私も含め、学校で教師経験がある先生や大学生がいました。なかなかの専門家集団だったと思います。
私にとっても良い出会いがあり、不登校カウンセリングで接する対応とは異なる対応を学ぶことができ意義のある経験ができました。

地域交流セクションでは、理事による講話や、教室を開放しての囲碁サロンなどをして地域の方々と交流を深めました。
私も囲碁サロン創設時にはお手伝いをして、囲碁のルールを覚えて何局かお手合わせしたこともあります。ヒカルの碁みたいにうまくはいきませんでしたが・・・神の一手はいずこに

多文化共生セクションは、旧ぶにん先生のカウンセリングルームでも情報発信していた多文化共生教育に関する問題や情報を提示して、学びを深めるセクションです。人間教育セクションの子どもたちと一緒に少数民族のくらしについて想像したり、援助活動のよりよい形についてお話をしたりしました。実は、私は多文化共生セクションの主任も兼任していました。

(資料を整理していたらデータを消した旧ぶにん先生のカウンセリングルームで情報公開していた多文化共生教育の記事をプリントアウトしたものが出てきました!これには驚き&うれしい また機会を見てこの新ぶにん先生のカウンセリングルームでも新たにパソコンに打ち込んで発信していこうかと思ってます)



最後は、家庭教育セクションです。

私が4年間にわたり代表カウンセラーをつとめたセクションです。

資料をひも解いてみると、4年間で受けた家庭教育支援の総数は70件ほどでした。不登校でお悩みの家庭、母子登校でお悩みの家庭、子育てに対する不安など相談内容は多岐にわたりました。

なんと、料金も初年度は月額¥5000の顧問料のみでした。(携帯代より安かったなんて・・・今思うとビックリ)
最終的には3か月¥55000になりましたが、不登校の復学を含めた支援としては他の機関と比べても破格で、逆に安価設定すぎて信頼を得るのに苦労した記憶があります。電話カウンセリングや、家庭ノートによる支援、質問表による性格傾向の分析などを、この料金でいけたのも中間法人ならではの還元システムがあったからこそだと思っています

家庭教育セクションではその特徴的な支援プランを活かして、他の復学支援機関で料金面で支援を受けるのが難しかったケースの皆さんを中心に支援をしていました。
私個人の経験としても、カウンセリング以外の経験として様々な経験を積むことができた4年間でした。この家庭教育セクションでの経験が今ペアレンツキャンプで掲げている「予防的な家庭教育」の理想の根っこになりました。


本日、最後の残務整理を行うために京都の衆義の事務所にやってきてパソコンを打っています
このパソコンを触るのも最後かと思うと、私自身もこの春は特別な門出の季節になったなぁと感慨深い思いになります
出会いがあって。人がかかわって。別れていく。そしてまたどこかで出会おうとして関われれば素敵だなぁと思います。まさに一期幾会の気持ちで。



なお、各セクションは他の企業に分割されて吸収されることになりました。

家庭教育セクションに関しては、クライアントさんの支援卒業を待ったうえで、データなどをペアレンツキャンプに引き継ぎ、衆義で支援を受けられていた方のアフターフォローもできるように機能を委譲しました。

私個人が不登校や、予防的な家庭教育の活動から身を引くことはありませんので、そのむねはここでお伝えしておきます。むしろペアレンツキャンプではより広い範囲で多くの人たちとかかわりを持ちながら日本の教育に一石を投じることができればと思っています
今後とも変わらぬ応援よろしくお願いいたします




ここに純粋教育をひたすらに求めたひとつの教育機関の歴史に幕が下ります。

(このブログにたびたび出てくる理事は他の会社も経営されているので今後も精力的に活動されていくことでしょう


これまで衆義の教育に携わった皆さん、スタッフとしてかかわった皆さん、ありがとうがとうございました



parentscamp at 10:00|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック つれづれなるままに | ぶにん先生の記事

2009年03月26日

オートクライン 〜アクティブリスニングの副産物〜

WBCのジャパンの優勝シーンを何度も見るために、昨日は夜遅くまでニュース番組のはしごをしていたぶにんです。決勝ラウンドは興奮しっぱなしの試合展開でとても楽しませてもらいました。今、打席にいるイチローの緊張感はどんなだろうなとか、最終回のマウンドに立つダルビッシュはどんなこと考えているのだろうとか、足震えないかなぁとか想像をめぐらせながら見てました。それだけでこっちまで緊張しちゃいました

皆さんお元気にお過ごしでしょうか

今日は、『ころばぬ先の家庭教育』でご紹介しきれなかった手法の補足を説明したいと思います。

PCMの柱の一つ、アクティブリスニングについては以前の記事(※1月14日記事参照)でもご紹介しましたね。
今日は、そのアクティブリスニングに関しての補足説明をしていきたいと思います。



親が、アクティブリスニングのテクニックを心掛けて話すことで、子どもは会話の楽しさや親子の信頼感を感じていきます。
子どもが自分の気持ちを聞いてもらえるんだという認識を得ることで、何か悩みがあった時に親に相談できる環境づくりが大切です。

そのような時に親は決して自分の意見を言うのではなくて、まずは子どもの言う言葉を受けとめることから始めます。多くのケースでは子どもは親に意見や教訓めいたことを求めているのではありません。

ただ、聴いてほしいのです。

今日ご説明したいのは、共感的理解をすることで親子関係が良くなること以外にも次のような効果も期待できるというお話です。



それは、親がアクティブリスニングで接することで子どもは自分が喋っている言葉を自分で聞くことができるという効果があるのです。
自分で話すことで何らかの気づきが得られるという作用のことをオートクラインと言います。

私たち大人もお友達とおしゃべりして、友達から質問などをされながら自分の考えを口に出していく過程を経て、「あぁ。結局わたしってこう思ってたんだ。」とか「私の感じてた気持はこういうものだったんだわ」と気づいた経験をされたことがあるのではないでしょうか。


他者に対して、口に出して話をするということで、何が問題の核心なのかがつかめることがあります。そして、自分の課題が自己認識されて整理できます。時には、その解決策までもが浮かんでくることもあります。

子どもたちは大人よりも社会経験が不足していますので、大人が「なんでそんなことで悩んでるの?」ということでも、真剣に悩み、時には傷つきます。

大人が大人の言葉(正論)で諭しても、なかなか心には響きません。

そのような時に効果的なのが、子どもの内的な声を子ども自身で聞くことなのです。それがアクティブリスニングの副産物として期待できます。
オートクラインの効果をより引き出すためには、相手のために聞き続けること。そうすることで子どもはもやもやした気持ちを整理して、前に歩むきっかけを獲得するのではないかと考えられています。


これは親子対話だけではなく、コミュニケーションの場で効果的な手法ですので実践されればより人間関係が素晴らしいものへと変わる・・・かもしれませんよ




parentscamp at 02:30|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 家族療法の手法解説 | ぶにん先生の記事

2009年03月19日

卒業式の嬉しい報告

先週と今週は全国の小中学校で卒業式が行われています

低学年のころに支援をしていた親御さんから卒業の報告があったり、今年度に支援していた小学校6年生、中学校3年生の親御さんから嬉しい報告があったりしました

また中学3年生に関しては公立高校の合格発表も始まり、合格しました!という桜咲くお知らせをいただいたりしました

ありがたいことに私が支援をしているお子さんは皆、順調に卒業式や終業式を迎えることが出来ました。嬉しい気持ちも大きいですが、同時にホッとしているのも事実です

もし家庭教育の重要性に気がつかず、不登校の状態をただ待っているだけで過ごしていたら、この門出を家で過ごしていたかもしれません・・・

という声も聞こえます。


学校へ戻ることだけがすべてではありませんが、そのような親御さんの声をパワーに変えて今後も頑張っていこうと思います


みなさん、本当におめでとうございます!





※ ペアレンツキャンプのホームページに
不登校の解決法をアップしました。

 

 

 

 



parentscamp at 21:01|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック つれづれなるままに | ぶにん先生の記事

2009年03月15日

関東ペアレンツキャンプ親の会

3月も半ばを過ぎたというのにまだまだ寒い日が続きますが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか

先日、関東方面に出張した際にペアレンツキャンプで勉強されている親御さんや、私が支援して関わった親御さんと上野駅の周辺でささやかなお茶会を開催しました。

会社勤めの方にとっては、年度末のあわただしい時期、そして学校関連の行事も多いというバッドチョイスな日取りでしたが(しかも平日の13:00から開催)お集まりくださった皆様、ありがとうございました。
ご都合が合わなかった方はまた次回にお会いできるのを楽しみにしていますよ


【第一部 ぶにん独演会】 13:00〜14:00

まずは、お集まりいただいた方への挨拶を少々。ペアレンツキャンプの方も衆義・家庭教育セクションの方もいる状況でしたので近況報告も踏まえてお話をしました。

そして、今までは不登校などの子どもの問題行動に関することを家族療法とダイレクトアプローチを用いて1件1件支援をしていたが、これからはそれだけではなく予防的な家庭教育の普及活動親のネットワーク作りを柱に挙げて活動していきたい旨をお話ししました。

これまで私はいろいろなケースを支援してきましたが、総じて感じることは親が孤立して奮闘されているということ。カウンセリングというもの自体が援助者と被援助者だけの繋がりで深くかかわっていくので、他の親御さんのケースなどはなかなか知る機会はありません。

ペアレンツキャンプで学んだ親御さんはこれまでは知識を蓄えるインプットの活動(勉強)だけをされている状況でしたが、不登校や子どもの問題行動を解決して乗り越えた後は出来る限りの範囲で情報を発信するアウトプットの役割も担えるようなシステムがこれからは必要ではないかと感じます。

今はまだまだ小さな火を各々が持っている状態ですが、その火を集めて束ねて大きくしていくことで、今現在、暗闇の中で悩んでいる子どもたちと親御さんを照らしてあげることができるのではないかと思うのです。

予防的な家庭教育って言っても、実際問題が起こらない限りはそんな勉強なんてしないですよ・・・

というのは簡単です。

実際、その通りかもしれません。


かといってその理由だけで活動をしないというのは結局のところ良い援助活動ではないと思います。予防的な家庭教育の普及(啓蒙)活動はいばらの道かもしれませんが、まずはアクションを起こさないことには何も判断はできません。


その活動の最初の一歩としてこのような会を設けることになりました。
この活動の名称を「関東ペアレンツキャンプ親の会」としまして、年に何度かは集まって活動していければと思っています。

具体的には、予防的な家庭教育の普及のため、親のネットワーク作りに準ずる活動として・・・

・学校やPTAなどに働きかけて講演会や勉強会をする。
・ママさんサークル等での予防的家庭教育の宣伝活動。
・ころばぬ先の家庭教育の販売活動
・悩んでいる親友達がいれば自分の経験を話してあげる。(情報発信)

が挙げられます。

また、名称を関東ペアレンツキャンプ親の会としましたが、
特にペアレンツキャンプで支援を受けた方のみが参加資格があるわけではありません。
今現在不登校でお悩みの親御さんなどが同じ経験をされた親の話を聞きたいと思うこともあると思います。そのような方が会に参加するのもありでしょう。また、予防的な家庭教育の普及活動に賛同してご助力いただける方も大いに歓迎したいところです。

今は、吹けば消えてしまいそうな小さな火ですが、予防的な家庭教育の考えはこれからの学校教育・家庭教育の場では必ず必要なものです。
一緒に頑張っていきましょう。よろしくお願いいたします。


    要約すればこんなお話をしました。



【第二部 自由座談会】  14:00〜15:00

親御さんが楽しみにしていたのが、この自由座談会。

皆さんは自分のご家庭に対するアドバイスしか知りえない立場ですので、他のご家庭がどのような形で復学までたどり着いたのか、また、復学後の対応で苦労しているところ、悩んでいるところなどをざっくばらんにお話しになっていました。

私もお会いするのが久しぶりなお母さんがいらっしゃったので、お子さんの成長を聞くことが出来てとてもうれしかったです。

時には「ぶにん先生まだまだ若いですね〜!」とオバチャンパワーに圧倒されることもありながら、皆さんとの再会を楽しみました。

支援をしている最中はそれこそ毎日でも連絡を取り合えたけれど、問題がなくなればカウンセラーも離れていかなければならないのでこのような機会があると私もうれしく思います。

また、初めて会うお母さん同士でいろいろなお話をされていて活動の柱の一つに挙げた親のネットワーク作りという面でも貴重な時間となりました。ケースは違えど同じ苦労や悩みを乗り越えた親同士、すぐに打ち解けあっているように見受けられました。


皆さんでケーキセットを頼んで、楽しい茶話会になりました



【第三部 個別相談会】  15:00〜16:00

支援当時は小学校低学年だった子が今は中学生になっています。

私の考えとして、「家庭教育の対応にマニュアルはない!」というのがあります。なので、当然、子どもの状態や年齢が変わってくると昔にお伝えした対応をかたくなに続けてしまうとどこかでひずみが出てくる可能性も否定はできません。

今現在の様子から見て、親としてどのような対応をするべきかということを個別に相談を受けました。




わずか3時間の会合でしたが、今後もこのような「親の活動」が広がっていけばと思っています。「ぶにん先生とのつながりが最高のお守りです」というありがたいお言葉も頂戴できました。


しかし、特殊な技能や能力がある人でもひとりでは世界を変えることができません。

しかし、ひとりひとりの思いを束ねそれがひとつのアクションになると、社会に少なからず影響を与えていく活動になると信じています。


またこのような会を開催できるよう私自身精進しなければなぁと感じた1日でした








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parentscamp at 17:43|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 対談・講演会の記録 | ぶにん先生の記事

2009年03月13日

今年度、最後の不登校からの復学

きのう、7ヶ月間不登校だった小学校4年生の男の子が復学しました


私が担当しているクライエントさんとしては今年度最後の復学となり、きのうは対応していただいている訪問カウンセラーの先生と、親御さんとで喜びを分かち合いました。

登校2日目の今日も問題なく、「いってきまーす」とお母さんに声をかけて玄関を駈け出して行ったそうです。

母子密着型子ども上位家庭という2つの問題が支援当初の大きな問題でした。

支援を受け始めたときの会話としては・・・

「ママ遊ぼう!」
「ママ何をして遊んだらいいか考えて」
「たいくつだ〜。ママ考えて」
「今日は焼き肉作ってね。僕が食べたいもの以外作っちゃダメだよ」

などなど。自分でできることも、本来自分で考えるべきこともすべてお母さんを頼ります。お母さんが受容しない対応をすると、

「僕がこうなったのはそもそもママのせいなんだからね」
「あ〜、イライラする。イライラするとマンガが欲しくなる。買ってきて。ママのせいなんだから」

すべてママのせいにします。長い間家の中で親の立場が低く、子どもが王様のようになっているので親が受容しないスタイルをとると上記のような反応を示し、お母さんを殴ってきたり、髪の毛を引っ張ってきたりします。
かといって彼の言い分をすべて受容してしまうスタイルをとると、自分本位な性格を助長させて、なお子ども上位の状態が強くなってしまうという状況です。

夜はもっと大変です。

夜は24時間アニメをやっているチャンネルを見ています。昼夜逆転です。
自分ひとりで見ている分にはいいのですが、お母さんも巻き込もうとします。
お母さんが自分の部屋で寝に行こうとすると・・・

「どこいくの!?一緒に見ようよ。」 (夜中3時4時の話です)
「僕を見捨てるの!いつもママはひどい」

お母さんも毎日寝不足で大変な状態です。子どもにつきあう形でリビングでアニメを見てやりますが、時には疲労でそのまま目が開けられなくなる時もあります。そんな時に子は。

「寝るな!」といって殴ってくるような状況です。

何かルールを決めて守らせるようにしても1日2日ですぐに破ってしまうような子でした。自分より下に見ている親の作ったルールなんて守らなくてもいいと考えているのでしょう。


そのような状況から支援を開始しました。

家庭の問題としては、「子上位」「母子密着」
子どもの問題としては「不安が強い」「自立心が低い」「問題所有がゼロ」
ということが挙げられます。まずは親が子よりも下にいる状況をこれ以上下げないように対応しました。
子どもには訪問カウンセラー対応で遊びを通じて関係作りをして、性格傾向の分析をしました。同時に、訪問カウンセラーが来ている最中はお母さんの方に子どもが行くことはないのでその間に休んでもらうこともありました。

家族療法的な親の対応はここで書ききれないほど大小様々な対応を入れました。お母さんが頑張れるところは全力で頑張ってもらいました。しかし、子はすでに親を召使や奴隷のように思っているので、素直に聞き入れることは少なく苦労しましたが、あきらめずに日々の対応に努めました。暴力はすぐになくなりましたが、「ママのせい」と言うところに最終的になってしまう点は続きました。
目に見える形で変わってきたことは、夜のアニメに親を強引に付き合わそうとしなくなったこと、そしてその後は自分の部屋で12時までには入って寝るようになったことなどが挙げられます。(あとで聞いたのですが、自分の部屋でひとりで寝たのは人生で初めてだったようです)

その後はコーチングを入れ、お父さん対応を入れ、訪問のカウンセリングを続け、学校側との連携を強化し・・・という形で支援を進めていきました。



先日の登校予定日。

大きな問題はなく、7か月ぶりにランドセルを背負ってお友達と一緒に登校しました。私も見守りましたが、ときおり笑い声も聞こえてて、「学校へ行くぞ」という意識がしっかりと感じとれました。
学校でも問題はなく、初日から6時間授業で大変だったとは思われますが、しっかりやってきたようです。帰ってくるとすぐに自転車に乗って友達の家に遊びに行きました。これも7か月ぶりのことだそうです。


今年度、最後の登校を見届けることができ、私としてもホッとしています。これからも家庭内対応では不安点が多いですし、子どもの頑張りもどこまで続くか見通しはつきません。

それでも、彼自身の「本当はみんなと同じように学校へ行きたい!」という気持ちがある限り、親や専門家が足並みをそろえて努力していけば子どもをサポートしていけるのではないかと思っています。


登校おめでとうございます!


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parentscamp at 08:46|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック 実際の復学事例 | ぶにん先生の記事